SSDへの換装やリカバリーの時間を合わせても余裕で2時間を切ります。, まぁ、わざわざリカバリーまでする必要は無いと思いますけどね。

3つのビスのうち左右の2箇所には封印シールが貼られていました。コレを剥がすと保証の対象外ですね。

Windows7の場合、最初に上記画像のようなユーザーアカウント制御の案内画面が表示されるので「はい」をクリックします。, 次に「セットアップに使用する言語の選択」画面が表示されるので、日本語になっていることを確認して「OK」をクリックします。, EaseUS Todo Backupには優れた機能を有する有料版もありますが、無料版でも十分にクローン作成することができます。今回は無料版を使うため、そのまま「次へ」を選択します。, インストール先を指定する画面です。通常は表示内容のままで問題ないので「次へ」をクリックします。, 追加タスクの選択画面です。今回は両方ともチェックを外しておきました。「次へ」をクリックします。, バックアップ作業時のデータ保存先の選択画面です。今回のクローン作業では特に関係ありませんが、データのバックアップ機能を利用する際の保存先を選択できます。通常はそのままで問題ないので「次へ」をクリックします。, インストールが開始されます。インストール完了後に上記画面が表示されますので「完了」をクリックします。, 先ほどインストールしたEaseUS Todo Backup Freeを起動させる前に、あらかじめクローンに使うSSDを接続しておきましょう。, デスクトップパソコンで内蔵SSDとしてパソコン内に設置して接続する場合は、パソコンの電源を入れる前に接続してください。下のほうで紹介しているUSB接続のハードディスクケース等を使ってUSB接続する場合はWindowsを起動した後で接続しても大丈夫です。, 最近ではSSDが以前と比べてとても安くなっていて、240GBのSSDが4000円台、データがたくさん保存できる500GBのSSDでも7000円台から購入できるようになっています。, SSDをひとつしか内蔵できないノートパソコンでも大容量なSSDの導入を手軽に選択できるようになってきたのはとてもありがたいです。, EaseUS Todo Backup Freeが起動すると上記ライセンス認証画面が表示されますが、無料版を利用しますので「後で」をクリックしてスキップします。, バージョン10以降の場合は、メイン画面で「クローン」の横に「システムクローン」という項目がありますが、自身のWindows10とWindows7の2台のパソコンでそれぞれ試してみたところ、私の場合ではシステムクローンを使うとどちらのパソコンもSSD交換後にOSがうまく起動できず失敗してしまいました。, 恐らく以下でも紹介するMBR(マスターブートレコード)がうまくクローンできなくて失敗しているのだと思いますが、同じSSDを使用して「クローン」を選択して作業した際には2台のパソコンとも成功しましたので、バージョン10以降を利用する場合も以下の「クローン」を使う手順での作業をお勧めします。, パソコンに接続されているHDDやSSDの一覧が表示されます。通常はCドライブにWindowsのシステムデータがあります。, 今回はCドライブが格納されているHDD(ハードディスク0)をSSD(ハードディスク2)にクローンします。まず、ソース(クローン元)となるハードディスク0にチェックを入れて「次へ」をクリックします。, その際、Cドライブの所にある丸いチェックボックスのほうを選択すると、MBRという重要なデータがコピーできずWindowsが起動できないクローンになってしまうので、必ずハードディスク0の横にあるチェックボックスにチェックを入れてハードディスク全体をクローンするようにします。, このMBR(マスターブートレコード)とは、Windowsを起動する際に最初に読み込まれる重要なもので、これが正常にクローンされないとWindowsが起動できなくなり、クローン作成失敗となってしまいます。, ターゲット(クローン先)にするハードディスク(今回はハードディスク2)の横にあるチェックボックスチェックを入れます。, ターゲット(クローン先)のハードディスク名のカッコ内に(○○GB、基本、MBR)とソース(クローン元)ディスクと同じくMBRの表記があることを確認してください。この部分がGPTになっている場合はGPT形式でフォーマットされていることを表しており、この場合は高確率でクローンに失敗してしまいます。, GPT(GUIDパーティションテーブル)とは、簡単に言うとMBRに替わる新しい規格といえる形式なのですが、このGPTでフォーマットされたハードディスクをWindowsが入るディスクとして使う場合はUEFIシステムが必要となるなど一定の条件が必要となってきます。, 今回の記事のように既存のパソコンのHDDをSSDに換装する場合には、多くの場合従来のBIOSで起動する方式のパソコンでの作業となると思いますので、上記のカッコ内にMBR表記のあるSSD(HDD)を使ってください。, もし、クローン用に使用したいものがGPTフォーマットになっている場合は、下記で紹介しているUSB接続用HDD/SSDケースを使えば、Windows上で「コンピューターの管理」から「ディスクの管理」を使ってMBR形式にフォーマットし直すことができます。, 安いものは数百円から買うことができますし、これがあればノートパソコンでのSSD換装で取り出した2.5インチHDDをポータブルHDDとして再利用することもできますので、ひとつ持っておくとなにかと便利でオススメです。, クローン先のハードディスクにMBRの表記があることを確認したら、今回はSSDにクローンをするので画面左下にある「SSDに最適化」のところにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。, クローン元とクローン先の容量やデータサイズが表示されます。選択したHDDやSSDと相違がなければ「実行」をクリックします。, 「ターゲットディスクのデータが消去されますが、本当に続けますか?」と確認画面が表示されるので、OKをクリックしてクローン作成を実行します。, クローン作成中の経過時間や残り時間、作業内容が表示されますので完了までしばらく待ちます。今回の作業(クローン元HDDにあるデータサイズ約30GB)で約25分ほどかかりました。, クローンの際の注意点として、「MBRのクローンを開始します」「MBRのクローンが完了しました」という項目が表示されていることを確認してください。, ごく稀にですが、Cドライブが入っているHDD内にMBRがない場合(例えば、Windowsをインストールした際にHDDが2つ以上接続されている場合には、Windowsのインストール先と別のHDDにMBRが作成されることがある)もありますので、MBRのクローンが完了していることをしっかりと確認しておいてください。, クローン作業が完了すると「ディスククローンが完了しました」と表示され、右下のボタンがキャンセルから完了に変わりますので、完了をクリックして作業を終了します。, 以上でクローンSSDの作成作業は完了です。次はいよいよSSDの取付け作業に進みます。, クローンSSDの取付け作業をする前に、事故防止や静電気の帯電による故障等を防ぐためにパソコンから電源コードを抜いておきます。, デスクトップパソコンの場合、電源用コードとデータ用コードのSATAコードがHDDに接続されているので、これをはずしてHDDをSSDと入れ替えます。, SSDを元のHDDがあった場所などに設置しますが、デスクトップパソコンのHDDはほとんどの場合3.5インチサイズ(幅約10cm)なのに対し、SSDは2.5インチサイズ(幅約7cm)のため、固定する場合には上記画像のような取り付けブラケットが必要となります。, ただ、SSDはHDDと違い駆動部品がないため、パソコン本体をほとんど移動させない場合はSSDをパソコン内の安定した場所に置いておくだけでも特に問題はありません(ただし、パソコンを移動させる時などにはSSDが動いて他のパーツとぶつからないように配慮する必要があります)。, 最近のSSDにはブラケットがついていないことが多いようですが、万一の場合を考えるとブラケットを使って固定しておくほうがよいでしょう。, 無事に起動すれば作業は完了となりますが、WindowsがインストールされていたHDDを交換した場合、交換したクローンSSDに問題がなくてもうまくWindowsが起動しない場合があります。, この現象は、交換したSSDがWindowsを起動するためのブートデバイスとして認識されていない場合などに起きます。, このような場合、多くはパソコン起動時に黒い画面に英語で書かれた文字が表示されたまま動かない、もしくは黒い画面にカーソルだけが表示されたまま動かない状態となります。, BIOSの表示方法はメーカーや機種によって異なりますが、多くの場合は電源を入れてすぐに出るメーカーロゴ画面の表示時にF2キーやDeleteキーを押すことでBIOSを表示させることができます。, BIOSが起動したら、ブートデバイス設定項目を表示させます。BIOSの各項目内容は機種によって異なります。, 私のパソコンの場合は「Advanced Setup」の中にブートデバイス設定項目がありました。, 上記画像にあるように、ブートデバイス設定項目の「1st Boot Device」が(Hard Drive)となっています。これは、ブートデバイスとして認識するためのハードドライブが何も選択されていないことを意味しています。, キーボードの↓矢印を押して「1st Boot Device」項目を選択し、Enterを押します。, ハードディスクデバイス選択画面が表示されるので、1st Device項目のところで取り付けたSSDの名前を選択してEnterを押します。, 1st Device項目にSSDの名前が登録されたのを確認したら、ESCキーを一度だけ押して「Advanced Setup」画面に戻ります。, 上記画像のように「1st Boot Device」項目にSSDの名前が表示されていれば変更は完了です。最後にF10キーを押すことで、今回の変更を保存してBIOSが終了させることができます。, その際に「SAVE to CMOS and EXIT(Y/N)?(設定変更を保存してBIOSを終了しますか?)」のような確認画面が表示される場合がありますので、Yキーを押して実行します。, BIOSが閉じた後、すぐに通常通りにWindowsの起動がはじまります。ブートデバイス設定がうまくできていれば、SSDからWindowsが起動します。, もし再度画面が黒いままだった場合は、もう一度BIOSを起動させて1st Device項目のところにSSDの名前が表示されているか確認してみてください。, 無事にWindowsが起動したら、ブラウザやメールなどこれまでと変わらずパソコンが使えることを確認して、問題がなければSSD換装作業が完了となります。, HDDをSSDに換装したことで、パソコンの起動やシャットダウン、ブラウザやWord・Excelの起動など全ての動作が速くなりました。, 例えば、SSDに交換前はパソコンの起動に50秒~1分弱かかっていたのがSSD交換後には30秒弱と半分の時間ですむようになり、シャットダウンも交換前に25秒前後かかっていたものが10秒ちょっとでシャットダウンできるようになりました。, CrystalDiskMarkというHDDやSSDなどのデータ転送速度を計測するフリーソフトで確認したところ、読み込み・書き込み共にすべての面で速くなっている(数字が増加するほど動作が速い)ことがわかります。, ただし、今回使用したSSDはSATA3対応でシーケンシャルアクセスの読み込み速度が500MB/s以上の性能のモデルなのですが、パソコン側が上記画像のようにSATA2規格で最大300MB/s(3Gbps)までの対応なので、先に紹介したデータ転送速度の結果のように268MB/sと半分程の数値となりました。, それでもHDDのデータ転送速度と比べてSSDはシーケンシャルリードで約3倍、ランダムリードでは40倍前後速度が上がっており、十分な速度アップを体感することができました。, 今回のSSD換装にかかった費用は5000円弱なので、この金額でこの結果を得られたSSD換装はコストパフォーマンスがかなり良い作業だと言えるでしょう。, また、今回作業をしたパソコンは7年前の古いパソコンですが、それがたった5000円で最新パソコン並みに起動やシャットダウンにかかる時間を短縮して動作を快速にできたことは大きな成果です。, 第7世代core i5搭載のノートパソコン「DELL Inspiron 15」のSSD換装の作業手順とその効果を紹介した記事を掲載しました。最新CPUを搭載したSATA3接続ができるパソコンでのSSD換装の効果についてはこちらの記事をご参照ください。, Windows7のサポート期限が2020年1月で終了したことから、Windows7パソコンをWindows10にアップグレードして使用している方も多いと思います。, このSSD換装をすることで、パソコンを買い替えることなく比較的低予算で起動やシャットダウンにかかる時間を短縮させることができるため、古いパソコンを継続して使っている人にもおススメできる作業だと思います。, ただしこのSSD換装はCPUなどパソコンの基本性能をアップさせるものではなく、パソコン内のデータの読み書き速度をアップさせるものです。, そのため、パソコンの起動やシャットダウンなどの時間短縮には効果大ですが、例えばインターネットサイトを開くときにCPU稼働率が100%状態となる場合やYoutube動画がカクカクするなど、CPU性能が低い場合に起きる問題は改善しない場合が多いです。, このような場合には、OSをWindowsよりも動作が軽いAndroid OSに入れ替えてAndroidパソコンとして利用するという方法もあります。, スマホやタブレットと同じブラウザやメール、ゲームなどのAndroidアプリが自由に使えるので、動きが遅くなったWindowsを我慢して使い続けるよりも快適にパソコンを活用することができます。, Windowsパソコンに無料でAndroid OSを入れて再活用する方法については以下の記事で紹介しています。, オフィスソフトを常用するなどのビジネス利用がメインの場合は、やはりWindowsパソコンを利用するほうが仕事が捗る場合が多いと思います。, 最近は軽くてバッテリー駆動時間も長いノートパソコンが3万円台から買えるようになっているので、買い替えも視野に入れてみるのもよいかと思います。, 以上、クローンSSD換装を使って数年前のパソコンを快適に使えるようにする方法の紹介でした。, DELLの第7世代core i5搭載ノートパソコン「Inspiron 15 30 …, 前のページでは中国国内のネット規制を回避できる無料VPNサービス「VPN Gat …, 以前実施されていたWindows10への無償アップグレードの利用などで一度でもW …, WindowsでVPN接続をする方法には、前項で紹介した「SoftEther V …, 最近ではSSDの価格が数年前と比べてずいぶんと安くなっていることから、パソコン内 …, 2020年4月からいよいよTVアニメ「キングダム」第3シリーズが始まりました。 …, Windows7のサポートが2020年1月14日に終了してから2か月が経ちました …, これまで使用していたHDD(ハードディスク)やSSD(ソリッドステートドライブ) …, 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