→もっと詳しく見る. 2:会社人として適正があるという証明 ・身元保証人が、本人の仕事場所や内容を把握していたか? そのことを争った裁判で、内定者が身元保証書を提出しないことで会社に従業員の適格性に重大な疑惑を抱かせると判断し、会社の採用の拒否が有効とされた判例があります。 ・企業側の監督責任 むしろそのようなことを求める会社は、しっかりとした会社だと言えます。, 身元保証人は親や親戚に依頼するのが一般的です。 「こんなことを会社が要求するのは普通なのだろうか?」 会社に実印を渡さない限り、会社が印鑑証明を悪用して何かをすることはまず不可能です。, 身元保証人の期限は、期間の定めがないときは3年、最長でも5年までと定められています。, また、会社は以下のことが起きて身元保証人に責任が生じる可能性があるときは身元保証人にその旨を通知しなければなりません。

「身元保証書に身元保証人の実印を押印して印鑑証明を提出するよう言われた」 市役所時代の知識を生かし、みなさまに印鑑証明や印鑑のことをわかりやすく解説したいと思っています。 雇用契約を結ぶときに提出してもらう身元保証書は、 1:採用者の身元がはっきりしていることの証明 2:会社人として適正があるという証明 3:損害が発生したときに、連帯して損害賠償をしてもらう存在の証明 として使われます。現状は1の意味合いで扱われてることがほとんどですが、賠償が発生したときは、身元保証人が連帯して賠償する責任を負います。 ただし身元保証書は法的な書類ではありません。提出を求めない … 押印する印鑑は認印でよい場合もありますが、より厳格に身元保証人の本人確認をするために実印を押印し、印鑑証明を提出するように言われることもあります。, 身元保証書に実印を押印し、印鑑証明を提出するよう求めるのは、身元保証人が架空の人物ではないことを確認するだけのためです。 ・身元を保証された人(被保証人)の勤務内容・勤務地に変更があるとき, 身元保証人は、上記の通知を受け取った場合に身元保証人の解除を申し出ることもできます。, 過去に、内定者が身元保証書を提出しないことを理由に会社が採用を拒否したことがありました。 身元保証書や身元保証人の印鑑証明の提出で、会社に雇用されるあなたや身元保証人が大変な目にあうということはまずありません! その理由を説明していきます。 目次. (シティズ事件 東京地裁判決 平成11年12月16日), 印鑑証明の提出にどうしても抵抗がある場合は、会社に印鑑証明の用途を聞いてみましょう。 身元保証書は身元保証人のサインと印鑑が必要になります。身元保証書は大切な書類ですので、必ず身元保証人となる本人にサインと押印をお願いしましょう。これを自身でおこなってしまうと、トラブルの原因になりかねません。必ず保証人となる本人が印鑑を押すようにしましょう。 ②賠償額の上限額設定をするかどうか、検討する B, ‚Q•ª‚Å“Ç‚ß‚é˜J–±ƒƒ“ƒ|ƒCƒ“ƒg@ƒ@‘¼‚̃y[ƒW‚àŒ©‚Ä‚Ý‚é@„. もし入社時に雇用契約書と同じタイミングで締結をすすめられるこの身元保証契約を拒否すればどのようになるのかですが、 内定の取り消しを受ける; 会社によっては身元保証契約なしでも入社させてくれる . Copyright© 身元保証書とセットで印鑑証明書を提出させている会社もありますが、身元保証人本人が署名・押印したものであれば、認印や三文判でも効力は同じです。 つまり、認印や三文判で押印した身元保証書であっても、社員が会社に損害を与えたときは、会社はその身元保証人に損害賠償を請求で�

理由を聞かれたら、身元保証人となる人の要望であると伝えれば角が立つことはないでしょう。, また、会社に提出する前に身元保証書と印鑑証明書(記載・押印済)のコピーを取って保管しておくとより安心でしょう。, 元市役所職員です。 hbspt.cta.load(5005125, '5d9f5d79-3a45-4d76-9a55-3e46569aff15', {}); 2020年4月、民法の改正によって、「身元保証書」の取り扱いが大きく変わります。身元保証書は、民法によって定められた、「企業と身元保証人との契約」。今は単なる緊急連絡先のように扱われていますが、実は法的効力をもつ、れっきとした契約です。, これまでは、賠償額を決めずに身元保証契約ができました。しかし2020年4月からは、賠償額の上限を決める必要がでてきます。まだあまり知られていない法改正ですが、採用にかかわる人事労務担当者は知っておくべき情報です。, この記事内に出てくる書式が、こちらからフリーダウンロードできます(Wordファイル), ①②はセットでお使いください。③は、身元保証書を取らない場合、緊急時の連絡先を知っておくために使用します。入社する本人の記載でも構いませんが、確実に連絡が取れる必要があるため、緊急連絡先の相手に書いてもらう・企業で確認を取るなどをおすすめします。, 1:採用者の身元がはっきりしていることの証明 身元保証人は、社員が会社に与えるかもしれない損害を負担することを約束し、実際に社員が会社に損害を与えた場合には、その損害を負担する責任を負います。, この説明だけを見ると、身元を保証された人(=その会社で働く人)がノルマの未達成やミスなどで損失を出した場合、身元保証人がその肩代わりをする必要があるのかと身構えてしまうかもしれませんが、そうではありません。, 会社のお金の持ち逃げ・横領・情報漏えいなどの悪質な犯罪行為をした場合に責任を負ってもらうかもしれないという規定です。, 身元保証人は、社員による悪質な犯罪行為を防ぐための会社の自衛策であり、形式だけのものと言っても差し支えないでしょう。 その理由を説明していきます。, 法律で義務付けられたものではありませんが、一部の会社では内定者に対し身元保証人を立てるよう求める場合があります。

という方は多いのではないでしょうか?, 私も昔、就職するときに身元保証書を提出するよう言われ、不安な気持ちになったことがあります。, でも安心してください! よほどの事情がない限り、印鑑証明は提出したほうがよいと言えます。, 身元保証のために印鑑証明を提出しても大丈夫だと言われても、やはり不安に感じる人もいるでしょう。 3:損害が発生したときに、連帯して損害賠償をしてもらう存在の証明, として使われます。現状は1の意味合いで扱われてることがほとんどですが、賠償が発生したときは、身元保証人が連帯して賠償する責任を負います。, しかし、身元保証書を提出してもらっている企業も、今一度、管理している書面を確認してください。恐らく以下のような文言があるはずです。, 「万一本人が貴社の就業規則および諸規則を遵守せず、もしくは規律を乱し、故意又は重大な過失により貴社に損害を与えた場合は、本人にその責任をとらせるとともに、身元保証人として本人と連帯して誠実に賠償の責任を負うことを誓約いたします」, この文言には、「賠償の連帯責任を負う」とまでは書かれていますが、その金額は記載されていません。つまり、本当にその従業員が賠償責任を負ったとしても、身元保証人に賠償額をいくら請求できるか、あやふやなままになっているのです。, 多くの会社では、「何かのときに…」「念のため…」ぐらいの感覚で身元保証契約を交わしており、制度が形骸化しているのが実態です。提出する本人も、その重要性や義務範囲を理解していないことが、ほとんどでしょう。, 2020年4月からは、身元保証人の賠償額の上限を決めないといけません。つまり、企業と身元保証人の間で、賠償額の合意が必要になるのです。, 身元保証書の取り扱いの変更は、2020年4月入社の従業員から対応が必要です。企業としての対応は、以下の2つのパターンのどれかになるでしょう。, ①にするのがスムーズではありますが、身元保証人の制度をやめるというのもひとつの選択です。制度をやめたときでも緊急時に連絡が取れるように、緊急連絡先(文頭ダウンロード資料③)の取得をおすすめします。, この法改正を「身元保証人は、本当に必要なのか?」「身元保証書を提出させる目的は?」など、根本的な部分を見直してみる機会にしてはいかがでしょうか。, 上限額は法律では決まっておらず、企業側で自由に設定できます。極論ですが「1億円」と身元保証書に記載することも可能なのです。しかし、あまりに高額だと、当然ながら入社時の身元保証人を探すのが難しくなります。, とはいえ10〜20万円程度の少額だと、「そもそも身元保証をしてもらう必要があるのか?」という疑問も出てきますね。100〜200万円、もしくは月給の◯月分など、支払いが可能で、かつ少額すぎない、現実味のある金額にする必要があるでしょう。, 高額・少額のどちらにしても、賠償額が明確に記載されるため、身元保証人に「どのようなときに請求されるのか」「どのようなときに契約解除できるのか」などを説明する必要がでてきます。, 現状は、企業が保証人にその説明をしているケースはほぼないと思われます。しかし、今後は双方のリスク回避のためにも、説明があった方がよいでしょう。対面で行うのは難しいでしょうから、「責任範囲と契約解除」についての書面を用意し、身元保証人に渡す運用に変更することをおすすめします。(文頭ダウンロード資料②), 企業としては、「損害を起こした本人が悪いのだから、限度額まできっちり支払ってもらう」といいたいケースもあるでしょうが、企業の定めた金額が必ず支払われるわけではありません。本人に支払い能力がなく、身元保証人が賠償するときの賠償額は、最終的には裁判所が以下をみて総合判断します。, ・身元保証人になった経緯