子犬も大人になると、子犬特有の好奇心もおさまってくるので、落ち着きが出てきたと感じる飼い主さんが多いです。, 犬の成長とその時期の特徴についてはあとで詳しく解説しますが、実は落ち着きがないやんちゃな子犬が増えています。, 本当は、子犬の時に正しくしつけをしないといけないんですが、やんちゃすぎてしつけどころじゃなくて困っている飼い主さんが本当に多いんですね。, それではこの2つが子犬の落ち着き時期を早めることとの関連を詳しく見ていきたいのですが、その前に…, 子犬の時にしつけをしないといけないのはわかっているけど、やんちゃすぎて手におえない場合はしつけ教室に通ったり、出張訓練をお願いする方法もあります。, これも良い方法だと思うんですが、1つだけ注意してほしい恐ろしい落とし穴があるんです…, 時間やお金に余裕があれば、しつけ教室に通ったりプロの訓練士に出張で来てもらってしつけをすることも考えるのではないでしょうか?, ただ、この場合しつけを教えてくれる訓練士さんのしつけに対する考え方や技量・相性を見極めないと、大金をどぶに捨てることになるだけじゃなく、子犬との関係を壊されてしまう危険があるんです!, 訓練士の中には、犬に痛い思いをさせて「いうことを聞かないと痛い思いをするんだよ!だからこうゆうことをしてはダメ!」という体罰を使った教え方をする人がいます。, 確かに、限られた時間内で目に見える成果を出さないといけないですし、痛い思いをするのは嫌ですからあっという間に言うことを聞くようになったと見えるかもしれません。, 特にやんちゃな子犬に対して行うしつけということもあり、そういう訓練士さんは「犬になめられてはいけない」と言って、子犬に対して厳しく接するように教えていく人も多いです。, そんな育て方をしたら、子犬に過剰なストレスをかけてしまい、人間と暮らすことが楽しいどころか苦しいものになってしまいますし、そんな状態で理想的な主従関係を築くことはできません!, そしてその過剰なストレスが、成犬になってからもっと困った問題行動につなげてしまうんですね。, しつけ教室でも出張訓練でも、訓練士さんの考え方や技量には注意をしないと、今後子犬との関係が悪化してしまう可能性があるということは覚えておいてください。, 関連記事 ウソみたいに子犬がお利口さんになる特別な秘訣を大公開です! ホント!?今からでもやんちゃな子犬にならないしつけ方があるの?, 特に、子犬の場合は睡眠時間が不足している子犬が非常に多くて、興奮しやすく落ち着きのない犬に育ててしまっている可能性があります!, あと、しつけには「しないといけない意味」がありますが、それを知らずにしつけを怠ると、いつまでたっても落ち着く時期がやってこない犬になってしまいます。, 犬の落ち着く時期を早めるか遅くするかにかかる問題なので、犬の落ち着く時期を早める2つの方法をそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。, こう書くとずーっと寝ているように思ってしまうかもしれませんが、実はちょこちょこと起きては寝てを繰り返しているんですね。, これも個体差があるので平均になりますが、およそ3時間くらい眠ったら一度起きておしっこをして食事をしたり遊んだりする時間が15分から30分くらいあって、また寝るというサイクルです。, この3時間くらいというのは、子犬がおしっこをがまんできる時間ということになるのでもっと短い子もいればもっと長い子もいます。, この寝ている間の数時間は、子犬が安心して良質の睡眠をとれるような環境を作ってあげないといけないんですが、どうでしょうか?, また、おしっこをしたあとに食事の時間または遊ぶ時間がありますが、この時に長い間起こしてしまってはいないでしょうか?, この熟睡できている時間が短くて、起きている時間が長い子犬が増えているので、そもそも落ち着きがなくて興奮しやすくなってしまっている可能性があります。, 人間でも、睡眠時間が不足してくるとイライラしやすくなったり、やる気が出なくなったり、集中力がなくなったり、ストレスがたまりやすくなったり、情緒が安定しなくなったりします。, これって犬も同じで、子犬にとって必要な睡眠時間が不足した状態が続くと、イライラしやすくて興奮しやすく、情緒が安定しない性格に育ってしまいます。, このタイプは柵なので、人の動きがダイレクトに伝わってしまい、寝ようにも寝れない落ち着かない状態になっています。, 見えるものがなんでも気になるのに、柵越しに見えるものがあっても近くに行って確認することができないのも子犬がウズウズする気持ちを倍増し、落ち着くことができません。, クレートなら、犬が好きな穴倉みたいな環境で、外からの刺激を受けることなくぐっすり眠ることができます。, このケージを買われたときに、もしかしたら「このケージだと教えなくてもトイレができるようになる」という説明をされたかもしれませんが、トイレはトレーニングで教えないと覚えるのは難しいです。, ケージの中では寝床を汚したくなくてトイレでするんですが、ケージから出したらそこらじゅうで粗相をして、トイレトレーニングに時間がかかってしまっている人がどれだけ多いか。。。, 子犬は脚触りがふかふかしているところを好んでトイレをしたりもするので、もしかしたら寝床で排泄をして、トイレトレーの上で寝ているなんてことにはなっていませんか?, このケージは、トイレトレーニングのトイレケージとしても使えますし、ちょっとしたお留守番でも使えますから大丈夫です。, 子犬でもちゃんと正しい方法で教えれば、トイレトレーニングは最短で2週間で覚えられるんですよ♪, 体が小さくて真ん丸で見るからに子犬という状態でも、どんどん中身は成長していきます。, 早い子犬は(個体差はあります)、生後5か月になると性成熟期を迎えて性的な欲求が出てきて、メスだと妊娠も可能な体になります。ちなみに生後5か月は人間の歳にすると14歳くらいです。, まだまだ子犬だから~とか、落ち着く時期が来てから~とか、まだそんなに困ってないから~とか…, もちろん成犬でもしつけをすることは可能ですが、子犬の時に比べたら「失敗という経験」を学んでしまっていますから「しつけ直し」になり、どうしても時間がかかってしまうんですね(´・ω・`), 少しでも犬が落ち着く時期を早めるためには、子犬の時から必要な時期に必要なしつけをすることがとても重要です!, そしてさらに細かく分けると、幼少期には「社会化期」と「順位付け期」があり、青年期には「青春期」と「自立期」があります。, それぞれの時期の年齢と、人間にした場合の年齢、どんなしつけをするのか一覧にしますので参考にしてください。, 若年期 2~5歳 しつけが完了している時期 しつけができていない場合は問題行動が起きはじめる, 中年期 5~8歳 病気に注意する時期 問題行動を放置している場合はそのまま問題行動をする, これを見ていただくと、生後4~8か月の時期には多くのしつけが終わっていて、生後8か月の自立期に入るころには基本的なしつけが完了しているのが望ましくなっています。, ということは、正しいしつけ方で正しい時期にしつけをすることができれば、生後8か月には犬はすっかり落ち着く時期になっているということです!, こうなると、成犬になってからも問題行動を起こすようなこともありませんし、いつまでも粗相の掃除に追われることもなく、かわいい子犬の時期を心の余裕を持って愛でることができますよね。, 正しくしつけをすると、成犬になる1歳半を待たなくても、そのおよそ半分の8か月で犬は落ち着く時期にすることができます!, それを過ぎてしまったとすると、問題となっている行動のでかたにもよりますが、子犬として必要な訓練は成犬になってからも必要ですので行っていきながら、出ている問題行動に対処していくようになります。, これからご紹介するしつけ方法では成犬の問題行動を直す方法ももちろん充実しているので、時期が遅いと思っても実践していくことでどんどん犬が変わっていきます。, 犬の成長としつけの時期でご紹介した犬の成長に合わせたしつけですが、具体的に以下のものになります。, それぞれ簡単にですが、どんなしつけで何ができるようになるのかをご紹介しておきます。, ちなみに、これができるようになると飼い主さんが子犬と正しい主従関係が築けているので、子犬をコントロールすることができ、子犬が落ち着きなくやりたい放題のやんちゃをすることは無くなります。, 排泄するときはトイレでするということを教えてその習慣をつけて行きます。そして排泄のコマンドを教え、最終的には飼い主のコマンドで排泄ができるようにします。, トイレのしつけは子犬だからもう少し大きくなってからじゃないと覚えられないだろうとか、トイレ付きのケージに入れておけば勝手に覚えるだろうと思っている方もいるかもしれませんがそれは誤解です。, トイレのしつけは子犬を迎えたその日から始めるもので、正しい方法でしつけられれば2週間で覚えます。 ※すでに時間がたっていて失敗を繰り返している状態だとやり直しの訓練になるので、もう少し時間がかかってしまう可能性があります。, またトイレ付きのケージだと、ケージの中ではトイレのところで排泄ができるけど、ケージの外に出すとそこらじゅうでおしっこをしてしいうまうと結果に。, トイレのしつけができると、粗相の掃除の手間が一気になくなるので、飼い主さんが大変だと思うことが大幅に減り、気持ちの余裕ができます。, 社会化とは、犬が人間社会で生きていくうえで「怖いもの」と「怖くないもの」を自分で判断して、必要以上に恐怖を感じなくて良いようにしてあげることです。, 最近は、この社会化が不足している犬が多いため、すぐにビクビクして吠えたり威嚇したりする犬が増えています。, 人間、犬、猫や鳥などの他の動物、車や工事などの人工的な音、身の周りの環境などなど、色々なところに連れて行って、色々な人と会って、色々なものに慣らしていくと「生活の中にあって当然なもので怖いものではない」と学習することができます。, 犬の社会化をしないと、犬は恐怖の中で暮らしていくことになるので、すぐにストレスを感じやすくなり、問題行動を起こすもとになってしまいます。, 正しく社会化を教えることで、吠える、噛むなどの攻撃行動をする恐れが減り、グッと落ち着きのある犬に育てることができます。, 甘噛みは子犬であればだれでもすることです。でも放っておくと本気で噛むようになったり、噛み癖をつけてしまうことに繋がります。, 子犬との遊びというのはとても大切な時間で、実はこの遊び方が悪いと甘噛みをひどくしてしまったり、興奮しやすくしてしまったり、主従関係を壊すことにもなります。, ただ、接し方とか遊びというのは飼い主さんの子犬への理解を深めて、接したり遊んだりしないといけない部分なのでなかなか解説するのも難しいところなのです(´・ω・`), でもイヌバーシティには、犬との遊び方や訓練中の生活のさせ方、犬との基本的な接し方なども動画で実践ができるように解説されているので、(もちろん甘噛みを始め、しつけ全般の実践動画もあります)上手く子犬と触れ合えているか不安な方はイヌバーシティがおすすめです。, ホールドスチルは、アルファノールだとかボディコントロールだとかマズルコントロールなど、色々な呼ばれ方をされているしつけです。, ホールドとはある状態に保つとかしっかりとつかむという意味の英語ですが、犬のホールドスチルとは犬を抱いて噛んだり暴れたりしても思い通りにならないことを教えるものです。, だからと言って、強くおしつけたり痛い思いをさせるという訳ではありませんし、力づくでコントロールするわけでもありません。ちょっとコツが必要な練習になります。, このホールドスチルをすることは、犬に自分が無防備な体勢になっても安心して飼主に身を任せられることを教えていくため、主従関係を築く上でとても重要なしつけになります。, 犬は慣れていない体勢にされるので、最初はどうしても抵抗したり暴れたりすることが多いです。でも力づくでコントロールするのではないテクニックの部分で少しコツがいるんですね。, 犬を何匹も飼っていて、このトレーニングもしたことがある方はいいですが、初めて行う場合は暴れる子犬に対してどのようにしたらよいのかわからないと思います。, 子犬も全力で抵抗することがあるので、飼い主さんとしても焦ってしまって当然です。 ※こういう場合を教えるためにも、しほ先生は訓練されていない犬を使って実践動画を作られています。, 子犬に、力でおさえられて怖いから従うという気持ちを持たせるのではなく、この人には安心して身を任せての大丈夫だと教える訓練であることを意識しながら行ってください。, 正しく主従関係を築く上では飼い主がルールを作り、犬にそれを守らせるんですが、もしも守らなかった時には「それはいけないことだ」と教えなければなりません。, 多くの飼主さんが、しつけをするときに叱って教えようとしてしまいます。できなかったことに対して叱ってやめさせようとするんですね。, 例えば、トイレのしつけで失敗したあとを発見してから叱ってはいけないですし、甘噛みも叱って教えるものではありません。, ですから、私たちも叱ってよい時を知ったり、正しく効果のある叱り方を知っておかないと、犬を落ち着かせるどころかかえってストレスを溜めさせて、落ち着きのない行動をさせてしまうおそれがあります。, 本格的な待てを教えるのは基本的なしつけが終わった後になりますが、5か月の前に第一段階の待てを教えていきます。, 犬に我慢をさせるというとかわいそうだという人もいるかもしれませんが、犬は昔から人間に与えられた仕事をしているとき以外は、飼い主さんからの指示をずっと待っている状態でした。, 猟犬だったら、飼い主さんが猟に行くまで待ち、猟に行ったらGOサインが出るまで待ち、常に飼い主さんからの指示を待っていたので待つことはできる動物です。, それこそ訓練が進んで来たら、お座りさせて「待て」でしばらく待たせることも行いますが、第一段階の待てとして、ご飯やおやつで待てを教えておきます。, 特にご飯が大好きな子だと、ご飯の時は嬉しくて興奮してピョンピョン飛び跳ねたりします。, そうやって興奮しないで、ちゃんと座って待てるようにさせるのが第一段階の待てになります。, おやつやごはんを使うと、子犬もわかりやすいんですね。ご褒美が良い体験に結びつきやすいというメリットがあります。, 「来い」でも「おいで」でも言い方はどんな言葉でも良いですが、必ず統一させてください。, 飼い主さんに呼ばれたら、自分の欲求よりも飼い主に従うことを教えるのが「来い」のしつけです。, 先ほどの待ては我慢でしたが、今度の来いは自分のしたいことよりも指示を優先させるというしつけの中でも難易度は高いものになります。, でも、やはり5か月前までの第一段階では、おやつを使って呼ばれる言葉である「来い」を教えて、行ったら良いことがあるというのを学習させていきます。, 子犬にとっては、呼ばれて行ったら褒められておやつをもらえるんですから楽しい訓練になると思います。, 成長後の第2段階では、呼ばれたら「必ず」行かなければいけないというところまでを教えます。, これができるようになると、より素晴らしい主従関係が築けることになりますので、このしつけをおろそかにしないで行ってもらいたいと思います。, リーダーウォークというのは、常にリードがゆるい状態で飼い主の方に注意を向けながら歩くことです。, リードがピンと張って犬に散歩をさせられているように見える状態では、犬にとって飼い主さんは自分が行きたいところに行けない邪魔なものとして認識します。, 実際、このように歩いている犬の頭の中も、飼い主さんのことどころじゃないですし、従うべきリーダーだと思えていません。, 犬は自分がリーダーだから行きたい方に行けるはずだと思っているのに、なんか邪魔な存在がそれを阻止するから行きたい方に行けずにイライラし続けて、お散歩がストレスになっていることもあります。, ストレスを感じていては心地よい刺激にはなりませんし、ストレスの原因の邪魔な存在である飼主に対して心も離れてしまいます。, 子犬は十分な睡眠をとり、正しくしつけをすると1歳にならないうちにコントロールができるようになるので落ち着く時期は早まります。, これは、成犬になっても同じで、犬との接し方が正しい状態じゃない場合、落ち着きがなくなり、犬はストレスを抱えて、やがて問題行動が起きるようになってしまいます。, あなたの愛犬が落ち着きが無いと感じたり、よくいたずらをするなど気になることが出ていたら、早めに見直していきましょう。, この欲求が十分に満たされていないと、部屋の中にいる時にソワソワしたりいたずらをしてしまうことになり、落ち着きがなくなってしまうんですね。, 犬種によっても体力が豊富な犬種がありますし、犬の性格によっても必要とする運動量には個体差があるので、あなたの愛犬にどれくらいの運動量が適切かを見極めることが重要です。, しつけの種類のリーダーウォークでもお話ししましたが、散歩中にずっとリードを引っ張った状態でお散歩をしている場合、それは運動をしているというよりもストレスを溜めている状態になっているかもしれません。, 街中でお散歩をさせている飼い主さんを見かけますが、リーダーウォークができている犬というのが非常に少ないと感じています。, 犬は飼い主さんと交流がしたいと思っています。一緒に遊んだり、声をかけてもらったりすると、とても嬉しいと思うんですね。, そして、女の人の高い声というのは犬にとってかまってもらっていると誤解しやすい音程です。, 例えば、飛びついてくる犬に「キャーイヤーやめて~」みたいに反応すると、犬は「楽しそう!かまってもらってるんだ♪」と勘違いしてしまいます。, 飼い主さんをリーダーだと認められれば、精神的に安心して落ち着いていることができますが、飼い主さんをリーダーだと認識できない場合、とても不安な気持ちになります。, よく、犬と人間の上下関係が逆転しているという言い方がされますが、犬はリーダーになりたいと思っているわけではありません。, でも、家庭という群れの中で生活をしている以上、リーダーがいないのであれば自分がリーダーにならざるを得ないと考えます。, 事実上、犬が人間社会でリーダーになることは無理なので、その無理な部分がすべて犬のストレスになってしまっています。, 子犬のしつけと聞くと、トイレのしつけとか甘噛みをさせないしつけとか、無駄吠えをさせないしつけといったことを想像しませんか?, もしかしたら、ネットで情報を探したり、「子犬の育て方」といった書籍を買って、どんなことをするのかもう学ばれているかもしれません。, ただ、ネットも本もそうですが、一般的なことしか書けないので、 自分のうちの子犬が教えたように動かない時はどうしたらいいのか? という点についての解説が弱いのがなかなか致命的だったりします。, ここを知っておかないと、言葉が通じないうえに、考え方もしぐさや行動も社会ルールも違う相手に、どのように伝えると効率よくしつけができるのかがわかりません。, 遊びに夢中になっている子犬に対して、飼い主さんに注目させることってコツを知らないと難しいですし、さらにしつけをするとなると…方法を知らなかったらうまくできなくて当然と言えます。, そして、子犬のしつけがうまくいかない大きな原因として、多くの飼主さんが子犬のしつけに関して誤解をしていらっしゃる点があります。, 上記の3つは「しつけ」という言葉のニュアンスによって生じたかもしれませんが、飼い主さんの誤解になります。, こういった考え方で子犬に接してしまうと、子犬に大きなストレスを与えてしまうので、もっと落ち着く時期を遅めてしまうほか、今後問題行動を起こす犬に育ててしまう危険が高いです!, 飼い主さんの中には、「子犬なんだからやんちゃで当たり前でしょ!小さいころは好き勝手させてあげていいじゃない!」と思う方もいます。, 今のやんちゃな状態を落ち着くまで放っておいて、時期が来れば勝手に落ち着いてくれると思うのは大変危険です。, 私は元トレーナーとして子犬と正しく生活を送っていけるように、1つの考えの元全てが学べることが望ましいと思っています。, これから始まるしつけ1つ1つ、本で読んだとおりにやってもうまくできないことだらけです。, 色々なサイトが書いている方法をちょこちょこと試していたら一貫した態度はとれませんし、飼い主さんも正しい方法だと自信を持てないと一貫した姿勢を貫くのが難しくなります。, そこで、あなたの子犬を正しく導き、正しく必要なしつけをするためにもイヌバーシティをおすすめしたいんですね。, 他のしつけ教材は、公式サイトに行っても具体的に何が学べるのか書いておらず、非常に抽象的な言葉を使っています。実際に購入するまで中身は全くわからないんです。, でもイヌバーシティは公式サイトで学べることがきちんと書かれているので、ぜひ一度公式サイトで確認をしてみてください。, 犬種によっても、興奮しやすい犬種というのもありますが、正しくしつけをして飼い主と犬との間に主従関係が築けている場合は飼い主や犬自体で興奮はコントロールできるものなので除外します。, 引っ込み思案な性格、リーダーシップをとりたがる性格、積極的に交流しようとする性格、他者にあまり関心が無い性格、ハイテンションで無双しやすい性格、パワフルでエネルギッシュな性格。, 訓練士ではなく私たちも基本的に、ちゃんとしつけをするとどんな性格の犬であってもちゃんと主従関係は築けますし、飼い主さんのことを考えて行動ができる犬になります。, でも、ちょっとしつけが甘い状態の時や、間違った方法でしつけをしていると、その子のもっている性格というのが出やすくなるので、コントロールがしにくくなってしまいます。, 特に、ハイテンションな性格の犬は飼い主さんの声が伝わりにくく、叱っているつもりが遊んでもらっていると勘違いしやすいので、相当なメリハリが必要になります。, 子犬の時に良質な睡眠がちゃんととれずに、若干睡眠不足気味で育った子は興奮しやすい子になります。, いつも周りのことが気になって、入ってくる刺激に過剰に反応する性質を育ててしまうんですね(´・ω・`), 子犬はクレートで育てることを推奨していますが、ペットショップなどで子犬を購入した際に店員から勧められる柵状のトイレと寝床が一体となったケージで子犬を育てると大切な睡眠時間が確保できない場合が多いです。, こういったケージで育てられている子犬が増えていることから、現在の犬は圧倒的に睡眠時間が不足しているケースが多いと言われています。, 子犬の時に睡眠不足で育って興奮しやすい子にしてしまうと、しつけをしようと思っても子犬に声が伝わらないのでしつけも入りにくくなります。, 一生懸命にしつけをしているのに全然思うようにいかないという場合は、睡眠の状態を見直してみてください。, 多くの子犬は飼い主さんが大好きで、一緒にいることを望んで遊んでもらうのが大好きです。, 例えば、お留守番をしていて飼い主さんが帰ってきた時はとても嬉しいですし、いっぱい遊んでもらっているときも嬉しいです。, 子犬が怖いと思っているときは、苦手な相手がいたり、知らない人に近づかれたり、大きな音が鳴ってびっくりしたときなどシチュエーションは様々です。, 怖がっていたり警戒しているときは、激しく吠えたり、歯をむき出して威嚇したりパニックになったりします。, その子に必要な運動量の運動をさせてあげていないと、ストレスから興奮しやすくなります。, 犬種によっても体の大きさによっても、必要な運動量は違いますが、その子の性格によっても必要な運動量が違ってきます。, だいたい犬種によって運動量の目安がありますが、興奮しやすい様子が見えた場合は運動の内容を見直す必要があります。, また、普段ちゃんと散歩しているから問題ないと思うかもしれませんが、普通の散歩では運動的に満足できないことも考えられます。, 狂ったように暴れたり、リードを引っ張って好きなところに行こうとしたり、人に飛びついたり、家の中でいたずらが凄いなどの行動が見られたら、その子にあった運動量なのかどうかを見直す必要があります。, 知能は正常であることがほとんどですが、脳の先天性機能障害だと考えられています。(詳しいことはまだわからないことが多いそうです), 多くの場合は、他の原因であり、飼い主さんが正しくしつけができていないということがほとんどです。, 自信を持って正しいしつけを根気強くしているにもかかわらずどうしても落ち着かない場合には、獣医師に相談してみるのも一つの方法です。, しつけがあまりできていない子犬の場合はやっと落ち着いてきてくれたかと飼い主さんはホッとする時期になりますが、ちゃんとしつけができている場合はちょっと寂しい気持ちにもなる時期です。, 子犬が落ち着く時期になったとき、ホッとするかちょっと寂しく思うかは子犬の時のしつけのしかた次第です。, 興奮している犬を落ち着かせたい時にどうしたらよいかですが、方法としては以下の2つがあります。, 興奮している子犬に対して飼い主さんがよくしてしまう行動は、「やめなさい」とか「〇〇ちゃん!静かに!」などと、大きな声を子犬にかけてしまうことです。, 特に女の人の声は高いので、大きな高い声を聞くと子犬はかまってもらっていると誤解して余計に興奮してしまいます。, 自分が走り回って飛び回っても飼い主さんの態度が変わらずにつまらないと子犬が感じると興奮状態から目が覚めます。, ちゃんとしつけができ始めている子犬の場合は、コマンドをかけることで落ち着かせることができます。, 「オスワリ」「フセ」などのコマンドで子犬にしばらくその姿勢をさせていると子犬が落ち着いてきます。, 犬と遊んでいるときに興奮させないように気をつけながら遊んでいると、犬も思いっきり遊べずにストレスがたまってしまいます。, 犬と楽しい遊びをすることができれば、飼い主さんのことが何よりも大好きな犬に育てることが出来ます。世界で一番楽しいのは飼い主さんであると思っている犬は、扱いやすく、また訓練が入りやすくなります。~4章-1犬との遊び方より, 犬と楽しく遊びながらもルールがあることを教えていきます。特に子犬との遊びはしつけの面から見ても大切なものです。, つい、子犬と遊ぶときにダラダラと遊ばせたり、子犬の好き勝手に遊ばせたりしてしまいがちなんじゃないでしょうか。, 生後3か月の子犬と実際に遊びながら実践部分も収録されているので、正しく子犬と遊ぶことができるようになります。, また、中には遊びにあまり興味を示さない子犬もいますが、そういった場合の遊び方も紹介されているので、子犬を興奮させずに正しく遊ぶ方法がお分かりいただけます。, 犬が落ち着く時期のはずが、なかなか落ち着きがないとしたら、病気も疑ってみましょう。, 体の不調によって、飼い主さんの言葉も犬には伝わる余裕がないため、いうことを聞かなくなった・ソワソワしていると誤解を生んでしまう場合もあります。, 犬は体の不調を言葉で訴えられないため、行動で示すので愛犬の様子をよく観察してみてください。, 犬が頭を強く振っていたり、脚で耳を掻いたり、壁やソファーなどに耳をこすりつけていたり、片耳だけ傾けたり… このようなしぐさを見せる時は、耳の中に異常が起きているサインです。, 中耳炎・外耳炎が起きているか、ミミダニが寄生している耳疥癬(みみかいせん)になっている可能性があります。, また、急に頭を振りだしたら、虫や植物の種子などの異物が耳の中に入ってしまっていることも考えられます。, 異物の場合、飼い主が無理にとろうとするとさらに奥に入ってしまうおそれがあるので、動物病院で見てもらうようにしてください。, 犬がしきりに体を掻いているときは、まずその場所の被毛をかき分けて皮膚の様子を観察してください。, 皮膚が赤くなっていたり脱毛していたりなどの症状があったら、皮膚の病気が考えられます。(アレルギーや膿皮症など), 皮膚に症状が無いのに体を掻いている場合は、心臓や肝臓、腎臓などの病気になり皮膚が過敏になっている可能性もあります。, 痒みが続く状態は、人間でもそうですがかなりのストレスになりますので、一度動物病院で見てもらって原因を特定してください。, 病気ではないにもかかわらず体を掻いている場合は、シャンプーが皮膚にあっていない可能性も考えられるので、使っているシャンプーを変えてみるのも一つの方法です。, 犬が尻を地面につけて、ずりずりと前に進む仕草をしたら、お尻に痛みやかゆみを感じているサインです。, お尻をチェックして炎症が起きていないか(赤くなっている・腫れている・ただれている)チェックしてみましょう。, 犬で多いのは肛門嚢炎(こうもんのうえん)です。定期的に肛門絞りを行うことで、予防できるものですが、分泌物の出入り口が詰まることによって起こる病気です。, 排便とともに分泌される分泌物ですが、便の小さい小型犬などはうまく分泌することができずに詰まりやすくなっています。, その他、寄生虫がいることでお尻に不快感があるときや、下痢の症状が続いているときにもお尻をこすりつける動作を見せることがあります。, 犬がとる行動のうち、飼い主が容認できない行動や動物自身に有害な行動のいずれかに当てはまるものが問題行動と定義されています。(ヴォイスとマーダーの定義), 例えば無駄吠えとか噛み癖、他の犬とケンカしたり、散歩中にリードを引っ張って追いかけたりなどが当てはまります。, 子犬の時だと甘噛みや社会化不足、トイレのしつけができないなどを放置することで問題行動へと発展しやすくなります。, しかし、犬がなかなか落ち着く時期が来ないもう一つの原因に、心の問題がある可能性があります。, 吠えることも噛むことも追うことも、犬の本能による行動なのですべてが問題のある行動ではありませんが、飼い主や犬自身がコントロールできない状態になってしまっているのが問題行動になるんですね。, あなたの愛犬がなかなか落ち着く時期が訪れない場合は、心の問題を抱えているからかもしれません。, 犬の落ち着きを邪魔する5つの心の問題について、その代表的な行動をご紹介しておきたいと思います。, 犬は同じ行動を繰り返し行うことで脳内に麻薬に似た成分が放出されます。これによって感じているストレスから自分を守っている行動だそうです。, 小型犬の攻撃行動は一見被害が少ないので問題が無いようにも見えますが、頻繁に攻撃行動を見せる場合は心に問題を抱えている場合があり放ってはおけないものです。, 突然の音や光などの強い刺激を与えられると犬は驚き強い警戒を抱きます。それがトラウマになって起こる場合があります。, 飼い主と普段からべったりで社会化ができていない犬は飼い主さんに過度に依存してしまいます。主に飼い主さんが甘やかせすぎているのが原因です。, 飼い主を完全にリーダーと認識できていない状態がアルファシンドロームです。犬と飼い主の立場が逆転しているため、飼い主を従えようとしています。, 飼い主の犬に対する態度が間違えていたり、正しくしつけができていないことが原因です。小型犬の場合は影響が少ないため見落とされがちですが、重篤なアルファシンドロームの状態になっている犬が少なくありません。, まず覚悟をしないといけないのは、しつけ直しには時間と根気がいるということです。特に今までの状況を変えないといけないので、飼い主さんの行動や考え方を一新する必要があります。, この状態になったら、ネットの情報をつなぎ合わせたしつけでは正直難しく、かなり時間がかかってしまう可能性が高いです。, それには、知らなければいけない知識とその実践方法がちゃんと解説されているイヌバーシティが非常にお勧めです。, イヌバーシティで解説されている通りに実践していけば、間違えてしまった犬との関係を直すことができて、正しく主従関係を築き直すことができます。, 愛犬に心の問題があると感じられる場合は、一度今までの接し方を見直してみてください。, 代替療法とは、通常の医療のほかに治癒力を高めたりリラックスさせるために行われる治療のことです。, 国によってはその伝統医学に基づいたものがあったり、最先端の医療だとされている方法など実に様々なものがあります。, ただ、代替療法は多くの種類があるため、実績があって効果が実証されているものからまだ臨床実績が無く効果に疑問があるものもあります。, 犬の精神を落ち着かせる作用のほか、一緒にリラックスすることで飼い主さんと犬のきずなが深まったり、犬の健康管理をチェックできたりと複数の良い効果があります。, ここまでお読みいただいたということは、あなたは本当に熱心な飼い主さんで、あなたの愛犬はとてもとても幸せな子ですね♪, 愛犬が落ち着く時期が早く来ればいいな~と思ってお読みいただいたと思いますが、あなたのこれほど強い熱意があればきっと愛犬と素晴らしい関係を築けると私は確信しています。, 犬との生活はこれから長く長く続いていきますが、その愛犬ライフを楽しいものにできるのは飼い主さん次第になります。, 犬は人間の心を敏感に察知する非常に賢い動物です。だからちゃんとトレーニングができているしつけの入った犬は飼い主さんが喜ぶことを考えて行動できます。, あなたのその優しい熱意が、間違えたしつけ方法で迷子になってしまわないためにも、正しく犬を理解して導いてあげるしつけ方法を選択していただきたいと思います!, 犬が落ち着く時期を早めたいと、日々やんちゃな子犬に手を焼いている飼い主さんへ!!元ドッグトレーナーで犬のしつけサイトを10年以上運営しているわんこ先生がばっちり解決策をご紹介します!!.