経済協力開発機構(OECD)による平均睡眠時間の調査(Gender Data Portal 2019)によると、アメリカ528分、イギリス508分、フランス513分、スペイン516分、中国542分と、1日の平均睡眠時間が500分を超える国が多い一方で、日本は442分と最短水準だったそう。 Countries often don’t invest enough in collecting gender statistics; Data on issues facing women and girls is not collected frequently; There is a knowledge gap on collect data on new and emerging issues Only 12 of the 53 gender-specific indicators have data regularly produced. Explore data compiled by UN Women on some of our key thematic areas. This is why you will see plenty of gaps in the SDG data available here. OECD(経済協力開発機構)の「Gender Data Portal 2019」の調査では日本人の睡眠時間はOECD加盟国中最下位だ(図1)。 さらにアメリカの調査会社によると、快適な睡眠がとれないことによる日本の経済的損失は年間15兆円にもなるという。 松永光弘著『「アタマのやわらかさ」の原理。』 より、編集という視点で新しい物事を見つけ出す考え方をご紹介します。, 毎月定額で全国のシェアオフィスを利用できる日経の「OFFICE PASS(オフィスパス)」。東京2020に向けて政府主導でテレワークが推奨される中、経費としても扱いやすい仕組みになっています。興味はあるけど評判が気になるーー今回は実際に利用したメリット・デメリットをレビューします。, AIに仕事を奪われるとか、人生100年時代であるとか。この世は、今まで聞いたことがない前例のない世界になりつつあります。スピーディーに意思決定をしていかなければ、ますます時代に取り残されてしまうでしょう。 View all the gender-related SDG indicators in one place. For each age bracket, time use estimates are weighed by the share of population in that bracket, based on Eurostat population database. Here you will find data on women, peace and security and on violence against women and girls. There are large gaps in gender data which makes women and girls invisible. of the available data is from 2010 or or later, is available for two or more points in time. 自分らしく生きたい。時間とお金の自由を手にいれたい。STAGEは、人生の舞台で輝く富裕層や時代のキーパーソンの生き方、習慣、お金との付き合い方に出逢える、ライフスタイルマガジンです。. 南章行著『好きなことしか本気になれない。』 より、確固たる正解のない現代を生き延びるための考え方をご紹介します。, かつて「仕事がデキる人」といえば、自分の仕事を一人でこなす「完璧超人」のようなイメージだったかと思います。しかし、最近は働き方の変化により、仕事がデキる人の定義が少しずつ変わってきているのです。 OECDの調査で、先進国で国民の睡眠時間が最も少ないのは日本でした。厚生労働省の調査で、睡眠時間が特に短いのは40代の働き盛りでした。ICTの助けを借りて、睡眠の量が無理ならせめて睡眠の質を高めようという「スリープテック」がいま注目されています。, 睡眠は、食事、運動とともに「健康の三大要素」と言われる大事なものです。しかし、日本人は先進国で最も「寝ていない」国民だという、喜べない調査結果があります。, 経済協力開発機構(OECD)が実施する統計調査「Gender Data Portal 2019」によれば、1日のうちに睡眠に費やす時間は日本は442分(7時間22分)で、OECD加盟国に中国、インド、南アフリカを加えた31カ国中最短という結果でした。OECDの調査で日本と毎年最下位争いを繰りひろげる韓国は471分で、中国は542分、アメリカは528分、英国は508分、フランスは513分でした。, 途上国は「勤め人」よりも農業、牧畜、水産業に従事する人の比率のほうが大きく、戦乱や自然災害に巻き込まれない限り早寝早起きで先進国よりも睡眠時間が長いので、「日本人は世界一、寝ていない国民だ」と言っても差し支えないでしょう。, 日本人は「眠らない」のか「眠れない」のかはこの統計ではわかりませんが、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(2017年)によると、1日の平均睡眠時間は40代が最も短く、男女の約半数が「6時間未満」と回答しています。OECD調査の442分どころか360分未満です。40代は「睡眠で休養があまり取れていない」「全く取れていない」と回答した割合も30.9%で、「働き盛りの日本人は眠りたくても眠れない」のが実態のようです。, 日本は職場に通勤する人の比率が高い「勤め人大国」で、眠れない理由について厚生労働省は労働時間の長さ、通勤時間の長さを挙げていますが、今後、働き方改革で労働時間が抑えられたとしても、通勤時間のほうは引っ越しでもしない限り、改善されません。, 睡眠の「量」が確保できず眠れない日本人ですが、日本はハイテク先進国ですから、ICT(情報通信技術)を活用しながらせめて「いい眠り」について、睡眠の「質」で量をカバーできないものかと考えました。, ニューロスペース(本社・東京)は、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)も活用した「睡眠解析プラットフォーム」で多くの人の睡眠データを解析し、それをもとに睡眠改善のためのシステムを開発し、改善プログラムを提供しているスリープテック企業の代表格です。その技術力を評価して三井物産、ANA、KDDI、吉野家ホールディングス、東京電力などの大手企業がプログラムを採用したり、同社と提携しています。, 最近では日野自動車がトラックの運行管理者、ドライバー向け講習で採用したり、介護施設も運営する損保大手のSOMPOホールディングスから出資を受けてシニアの睡眠の研究、シニア向け睡眠サービス提供の共同事業を立ち上げたりしています。, 顧客が求めているサービスとは何なのか知りたい。あるいは、新商品のいいアイデアを見つけたい。どんな職業・職種でも、真のニーズや問題を適切に見つけ出し、解決に導く方法を知っておくことは大事であるといえるでしょう。 UN Women worked with partner UN agencies to put together a dashboard of indicators to inform a gender-responsive policy response to the COVID-19 pandemic. The * denotes that time use estimates for individuals aged 15-64 are the weighted average of time use estimates for age brackets 15-19, 20-24, 25-44, 45-64. Learn more about his initiatives - Coming Soon!

近年、最先端のテクノロジーを活用し睡眠の質を改善するスリープテック(睡眠テック)への注目度が急上昇している。その背景にあるのは、働き方改革の進展や「睡眠負債」という言葉が話題になったように睡眠自体への関心の高まり、そしてIoTを初めとしたテクノロジーの進化だ。照明機器や空調機器など住まいに関する多くの製品を提供してきたパナソニックもこの市場に本格参入した。どのような強みを生かして、“いい眠り”を提供するのか。同社の菊地 真由美氏に話を聞いた。, 「睡眠負債」という言葉が新語・流行語大賞にノミネートされたのは2017年のこと。日本人の約4割が睡眠時間6時間未満という「睡眠負債」の状態に陥っていることが話題になった。各国と比較すると日本の睡眠時間は短い。OECD(経済協力開発機構)の「Gender Data Portal 2019」の調査では日本人の睡眠時間はOECD加盟国中最下位だ(図1)。さらにアメリカの調査会社によると、快適な睡眠がとれないことによる日本の経済的損失は年間15兆円にもなるという。, 「働き方改革への関心が高まるにつれて、改めて睡眠負債が注目されるようになっています」とパナソニック株式会社 アプライアンス社 くらしサービス開発部の菊地 真由美氏は語る。睡眠不足や睡眠の質の低下で仕事のモチベーションが上がらなかったり、頭が働かない状態では、生産性の向上は覚束ない。働き方改革による生産性の向上を実現するためには、睡眠の質を上げることが必要になる。, 十分な睡眠が必要なことは当たり前のように思われるが、日本ではこれまで睡眠の質はないがしろにされてきた。菊地氏は「日本人は頑張り屋が多く、長く寝るのが悪、睡眠時間を削ってでも頑張るのが格好良いという風潮がまだあるように思います」と指摘する。長い眠りを経て、やっと本質的な問題に目覚めたというところだろうか。, しかし、何が十分な睡眠なのかを明らかにすることは決して簡単ではない。睡眠の研究には時間がかかり、健康を左右する要因は睡眠だけではないからだ。, こうした中で、パナソニックは30年に渡って真摯に睡眠を研究し続けてきた。同社が注目したのは、睡眠に対する光や温度、湿度の影響だ。創業時からソケットやプラグを製造してきた同社は、歴史的にも照明機器と関係が深い。さらにエアコンなどの空調機器も提供し、光と温度と湿度という睡眠に深く関わる分野で事業を展開してきた。, 「以前から照明器具とエアコンなどを組み合わせた快眠システムを開発してホテルに提供するような事業も手がけてきました。ただ、今ほどは睡眠への関心も高くなく、なかなか睡眠にお金を使ってはくれませんでした」と菊地氏。その潮目が今大きく変わろうとしている。, タイミングを逃すことなく、本格的に睡眠ビジネスを立ち上げようと考えた同社が注目したのが、寝具メーカーとの連携である。「睡眠に不満を持つ人が真っ先に考えるのは、枕やマットレスなどの寝具を買い換えることです」と菊地氏が指摘するように、睡眠について相談するのは、家電売り場ではなく寝具売り場だ。, そうした中で同社がパートナーとして組んだのが、室町時代から寝具を手がけ、1984年には日本睡眠科学研究所を創立し、2017年から「ねむりの相談所®」をスタートさせていた西川株式会社だった。その両社が共同で開発したのが2020年3月18日からパナソニックが提供を開始する「快眠環境サポートサービス」である。, 快眠環境サポートサービスは寝具、アプリ、寝室環境をサポートする家電で構成されている。西川が体動センサーを埋め込んだマットレスを開発。体動センサーは睡眠時の体の微細な動きまで1秒ごとに検知し、睡眠時間、眠りの深さ、寝付くまでの時間、途中で起きた回数などの睡眠データを計測する。このデータに基づいて寝室内にあるパナソニックのエアコンや照明が制御され、最適な睡眠環境を実現する。同時に全てのデータは快眠環境サポートサービス専用のスマホアプリ「Your Sleep」で可視化され、いつでも確認することができる。, 「最も大きなポイントは、パーソナライズです。快適な睡眠環境は人によって異なります。それを解明するために、センサーの精度にはこだわりました。個人を正しく知ることがサービスの出発点だけに、クリアに眠りの状態を把握できる精度が必要でした」と菊地氏。開発されたセンサーは、薬事申請されているほど高い精度を持つ。, さらに快眠環境サポートサービスでは、生活・行動データも合わせて快適な睡眠環境を追求していく。利用者に専用アプリ「Your Sleep」を通して「行動アンケート」を実施し、飲酒の有無など就寝前の行動について回答してもらい、個々人に合ったパーソナライズド アドバイスを提供する。, こうして収集したデータはさらに精度を高めるために利用される。イメージとは一線を画した、徹底したデータに基づく睡眠へのアプローチだ。菊地氏は「エアコンがネットワークに対応したことで、エアコンがどのように利用されているのかがわかるようになりました。それを一歩進めて、先回りしてより良い制御を提供できないかと考えたのです」と語る。, 働き方改革に後押しされた睡眠負債からの脱出という社会的な要請と、テクノロジーに裏打ちされたデータ分析への期待という2つの要因が、このサービスの推進エンジンになっているのである。, 快眠環境サポートサービスは、パナソニックとしての大きなビジョンの元に進められている点も見逃せない。それは同社が1年ほど前から打ち出している「くらしアップデート業」への取り組みだ。家電メーカーの域を超えて、人々の暮らしをよくすることを生業とする、次の100年を見据えた同社の基本戦略である。, それを具現化するのが、住宅内の設備や家電、各種センサーなど管理する統合プラットフォーム「HomeX」だ。今回の快眠環境サポートサービスそのものはHomeXの一部というわけではないが、「人」と「暮らし」をデジタルで結びつけるという点では同一線上に位置付けられるだろう。, こうした大きなビジョンはパナソニックだけでは実現できない。そこで同社が強化しているのが共創戦略だ。今回は西川という寝具のトップメーカーとの共創だが、その輪はさらに大きく広がりつつある。同社が共創の場として2019年4月に原宿に開設した「&Panasonic」では、いろいろな業種業態の企業と共創に向けた話し合いが進められている。, 「快眠環境サポートサービスにおいても、より良い眠りに貢献したいという想いを持ったパートナー企業との共創を今後検討していきたいです」と菊地氏は語る。, 最後に菊地氏は西川との共創で生まれた快眠環境サポートサービスについて「眠りに対しては『こんなものだ』と諦めている方もまだまだいらっしゃいます。快眠環境サポートサービスは長くお使いいただけるとその価値を理解いただけると思います。皆さまに寄り添ったサービスで“いい眠り”の提供に貢献していきます」と抱負を語った。.