・他患者との接し方 2 入浴、洗面、歯磨き、更衣状況(自主的に出来ているか、誘導時の反応、洗身洗髪の有無、口臭眼脂の有無など), 4 食事摂取状況(自主的に出来ているか、誘導時の反の黄、拒食はないか、食べ方、食べる量、スピード、水分は取れているか)体重, 7 睡眠や休息状況(入眠困難の有無、眠りの深さ、覚醒状況、不眠時薬の使用状況)日中の活動量, 1 昏迷状態など患者自身でセルフケア行動が取れない時は、必要に応じて介助する。介助は患者のペースに合わせて行う, 3 妄想に左右されて拒否がみられる時には、そばに付き添い安心感を与える言葉をかけ現実感を持たせる, 2 不安の訴えに対してはそばに付き添い安心感を与える。状況に応じてタッチングを取り入れる, 7 患者の焦り不安に対しては、その思いを共感しつつ、退院についての具体的イメージを持てるようにする, 1 不安や混乱をコントロールできそうにない時は、早めに看護師に知らせるように伝える, 2 焦る気持ちに対しては、具体的な退院後のイメージを持てるように働きかけ、焦って無理をしないように伝える, 3  作業療法やレクレーションへの参加状況、活動時のようす(表情しぐさ)、活動意欲, 2 作業療法やレクレーション活動への参加を促す。実際に行うことを拒否する場合は見学だけでも良いことを伝える, 7 活動に参加できたとき、他者と上手く交流できたときは、そのことを伝え患者が事故を肯定的に評価できるようにする, 8 関心を示したことについて支持する。患者が得意な事、興味のあることを中心に話しかける, 2 他患者との交流のようす(会話の内容、表情、状況に合った対応をしているか、口論や暴力などトラブルの有無), 4 非現実的な会話によってやり取りが不自然になっている場合は、現実的な話題に戻す。その際誤りを否定したり患者を馬鹿にするような態度はとらない, 6 他患者との交流で興奮や混乱が見られたら介入し、距離をとらせるなど場面を切り替える, b 患者のプライドを傷つけないように患者に合った介助をする:口の中へ入れたり手渡したりする, d 患者の病気の苦しさを認めながら、今は苦痛を除去するために薬の力が必要であることを説明する, c 舌の下に隠したりコップの中に吐き出したりする為、含嗽や歯磨きなどで吐いていないか確認する, 1 主治医の協力を得て患者に合った服薬の必要性を説明する:拒薬の都度時間と手間をかけて繰り返し説明する, 3 薬物療法に対する理解が十分得られていない家族に対し、入眠時、面会時、外泊時、退院時などの機会を利用して説明する, 3 暴力に対しては制止するとともに、舌苔に暴力は振るってはいけないという強固な態度で接する, 5 患者が看護師に対して自分を受け止めてくれる、安心できる人だと思えるように受容的な態度で接し安心感を与える, 9 不安焦燥感が強い場合、医師の指示で抗不安薬、向精神薬などの与薬をし服薬確認をする, 13 ケアを行う際にはまずその手順を説明し、患者が看護師に騙されていると思わないようにする, 14 症状は一時的な物であり服薬をきちんとすれば必ず良くなっていくことを伝え安心感を与える, 2 患者が妄想を疑い始めたら、看護師もそれを疑っていると示し、見たままの状況を話す, 3 感情を表現できるようになれば徐々に妄想を必要としなくなるので、感情表現を指示する, 1 幻覚や妄想が起こった時や、それが活動を妨げる時には看護師に伝えるように説明する. ブログを報告する, 統合失調症の看護過程・看護計画(OP、TP、EP)のための必要な情報収集とその評価アセスメント、主な看護問題に対する成果目標達成の為の具体策例, アルコール依存症の看護過程、看護計画(OP、TP、EP)のための必要な情報収集(観察項目)とアセスメ…, 高血圧症の看護過程・看護計画(OP、TP、EP)のための必要な情報収集とアセスメント、主な看護計画と…, 心筋梗塞の看護過程・看護計画(OP、TP、EP)のために必要な情報収集とその評価、アセスメント、看護…, 誤嚥性肺炎、肺炎の具体的看護計画(OP、TP、EP)とそのエビデンス 看護実習・臨床向け. 精神看護学(31) 小児看護学(18) 看護学概論(11) 回復期看護学(3) 救急看護学(0) 医療ニュース(2) 看護師・看護学生さん就職活動の方法(7) 看護学生・看護師さんの恋愛(11) ストレス解消法(2) エンタメ(26) 効率のよいバイト方法(7) 看護師国家試験対策(7) コスメ(2) 2017 All Rights Reserved. 2017/10/09 ③活動に対する集中度,参加状況, うつ病は、不安から患者の心身状態を細かく観察し、何か問題があれば迅速に対処しなければいけません。 ここでは、うつ病の看護に関して詳しく説明していますので、適切なケアを実施できるよう、看護師の方は是非参考にしてみて下さい。 #c 酸素の供給/需要のアンバランスに関連した活動耐性低下; #d 膀胱留置カテーテルの長期留置に関連した感染リスク問題; 心不全患者に対する看護計画(具体策) #a に対する観察計画(op) (1)自己管理の認識と意欲 (2)指示された治療、生活制限の実施状況 ナースのヒント|明日のヒントが見つかるWebメディア , 意欲の低下 ・日常生活行動や他の活動への意欲に関する発言内容

8実際に自宅を訪問し、問題点がないか検討する.

・施設症に関連した発言内容とそのときの表情や態度, (意欲の低下) 最終更新日:2020/07/14 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 長年看護師をしてきました。看護計画には苦労しましたし、勉強もたくさんしてきました。職場で使用した看護計画を、疾患別にまとめました。見ていただいた方の参考になるようなことがあれば幸せです。, すぐに使える看護計画を知りたくないですか?実際に病棟で使用した看護計画を紹介しています。病棟で使用しなかったものは看護計画の教科書参照しています。急いで看護計画を立てたい人は必見です。, 9症状に左右されることで現実検討能力がなくなり、日常生活に支障をきたす可能性がある. 患者は周囲への関心が無くなるため患者間でも孤立しやすい ビジネススキル、マナー、ブログネタを獲得する為、UNIQLO、ニチイ学館、ツクイなど大手企業に就職経験あり。2児の父でもある。, gogo-chiseiさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog f入浴,洗髪 照林社, 入院して2週間が経過し、痛みなく動けるようになったが、1日の大半を自室で過ごしている, 趣味だった囲碁を、生活を豊かにするきっかけにしようと考えた。目の前に碁盤を置くだけでは反応がなかったが、, 1.山下功一,天野直二:BPSDとその対応.日本認知症学会 編,認知症テキストブック,中外医学社,東京,2008:70-80., 2.高橋智:認知症のBPSD.日本老年医学会雑誌 2011;48(3):195-204.. | ③患者・家族を含め、コディカルとの連携をとること ... 7リハビリに対する意欲が低下しているとき、本人の訴えを傾聴し支援する . a洗面,歯磨き 認知症者に起きる無気力とは、bpsd(認知症による行動・心理症状)の1つであり、自発性の低下、意欲の低下を示します。 無気力な認知症者は、以前行っていた趣味や日常の活動、周囲のことに興味を示さなくなります。 ・レクリエーション参加の有無 ・他患者との関わりはあるか ・何もやることがなくても退屈もせず,漫然と時間を過ごしていないか そのときの表情や態度行動・活動中の行動の量・速さ・質・範囲,表情 ・誰とも関わりをもとうとせずじっとうずくまっていないか、 トップ > 精神科 > 統合失調症の看護過程・看護計画(op、tp、ep)のための必要な情報収集とその評価アセスメント、主な看護問題に対する成果目標達成の為の具体策例 Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. d内服 ・看護婦から働きかけた場合の反応 ADLの程度 e更衣 b食事 ・コミュニケーション時の表情,態度,会話・看護婦との接し方 どのような人と交流しているのか ②日中の活動状況を観察する 1990年 長野県生まれ。国立大医学部受験を断念し、世界一の年収を得る看護師を目指す。 リハビリテーションの看護計画|看護目標や定義と看護師の3 ... ②患者の精神的支援を行うこと .

ビジネススキル、マナー、ブログネタを獲得する為、UNIQLO、ニチイ学館、ツクイなど大手企業に就職経験あり。2児の父でもある。, gogo-chiseiさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog ②清潔の保持の方法を観察する, 日中から臥床していることが多いために昼夜が運転する可能性がある ・病棟ではどのように過ごされているか ①生活環境や身体の清潔の程度を観察する 地域でのリハビリテーション活動では,様々 な地域在宅高齢者と接する機会を多く持つ。彼 らはそれぞれのおかれた生活環境や保持されて いる身体機能を活かし,また社会的サービスを 利用しながら日々の生活を送っている。その生 活スタイルは,身体能力を最大限活かし自立し た生活を営

gベッド周囲の整理、整頓, 生活環境や身体の清潔が保持されない可能性がある | 『エキスパートナース』 Copyright© 2016年7月号/ ・生活リズムを自分で整えようとする意欲があるか ホーム ピグ アメブロ. ・日常生活行動にどの程度看護師の援助を必要としているか

看護師 看護計画 埼玉県 整形外科, リハビリテーションは今や医療になくてはならない存在であり、あらゆる時期にあらゆる場所で行われています。リハビリの目的・効果、看護師の役割について考え、看護計画の立案をしていきます。, 『リハビリテーションとは、障害者が一人の人間として、その障害にもかかわらず人間らしく生きることができるようにするための技術的および社会的、政策的対応の総合的体系であり、単に運動障害の機能回復訓練の分野だけをいうのではない』, 医療におけるリハビリテーションは、治療を終えた人のみならず現在治療中の患者も含まれます。適応は、幅広い疾患に及びます。慶応義塾大学病院リハビリテーション科によると、リハビリテーションの治療手段としての種類には、下の7つがあります。, これらの治療法を患者の状態にあわせて組み合わせ、効果的に実施します。また、リハビリを必要とする疾患についても14種類が挙げられています。, 更に、高齢社会に伴い病気ではないものの加齢による廃用症候群を予防するための廃用症候群リハビリテーションも、疾患別リハビリテーションとは別に独立した診療報酬として認められています。, 現代医療におけるリハビリテーションは、治療が落ち着いてから行うものではありません。リハビリテーションは急性期・回復期・維持期を主とし、更にその前後に予防期と終末期が存在します。, 急性期はベッドサイドで行うことによって、様々なドレーンやチューブ等が装着されたままでも関節可動域訓練や筋力増強訓練を行うことが可能です。これにより治療上の安静による弊害を最小限に抑えることができ、早期離床につなげることができます。, そして回復期は、回復期リハビリテーション病院などの専門施設に入院してリハビリテーションを受けることもあれば、急性期病院から直接自宅に帰り、そのまま④維持期につなげて外来通院で受けることもあります。高齢者の場合はデイサービスでリハビリテーションを行い、これにより転倒予防や廃用症候群予防といった①予防期につなげることができます。最近では恋ダンスなど、ダンスを取り入れ、楽しくリハビリテーションを行うような取り組みをしている医療機関も出てきました。, 自宅で行う訪問リハビリも積極的に導入されてきており、リハビリテーションの場は昔と違い、病院で行うものではなくなりました。リハビリテーションは今や発症日のベッドサイドから自宅で亡くなる直前まで、一連の流れの中で行うものとなっています。, リハビリテーションというと、看護師ではなくて理学療法士・作業療法士・言語療法士が行うものと思ってはいないでしょうか。忙しい業務の中で、高齢者や麻痺を抱えた患者の動作をゆっくり待つのは、現場の看護師からすると時間がもったいなく感じてしまいます。しかし、ここで全て看護師が介助したり、食事や洗面・オムツ内で排泄するなど、全てのADLをベッド上で済ませてしまうことは、患者が目標とするリハビリテーションのゴールに到達するのを妨げることになります。, 社会復帰や自宅退院のためのリハビリテーションは、ベッドサイドから始まっています。患者が起きたくないと言っても洗面や排泄は車椅子で洗面所・トイレで行ったり、食事もベッド上ではなくしっかり起きて、できれば食堂などで摂るように援助しなくてはいけません。今ある機能を活かして自分でADLを向上させるにはどうしたらよいかを患者と共に考え、工夫することが求められます。, また、患者がリハビリテーションに前向きに臨むことができるようにするための、精神的なケアも必要です。リハビリテーションという視点からすると、なんでもやってあげるのが優れた看護師ではない、ということです。, リハビリテーションは看護師1人の力ではできません。医師・理学療法士・作業療法士・言語療法士を始め、栄養士やソーシャルワーカーなど患者のゴールに向かって進めるためには、コメディカルとの連携が必要です。同じ目標をもつためには、患者家族との関わりも必要になってきます。看護師は日頃のケアや家族から得た情報をコメディカルと共有し、それぞれの職種の橋渡しを行い、患者・家族の目標とするゴールに皆で協力して近づけるように調整する必要があります。, これらをふまえ、リハビリテーションにおける看護師の役割は、下の3つのポイントになると考えます。, リハビリテーションを必要とする患者への看護は、原疾患や現在の病状・家族背景・目標とするゴールによって異なります。ここでは脳血管疾患を発症した患者の回復期リハビリテーションにおける看護問題を挙げ、看護目標と看護計画へつなげます。, 2目標とするゴールに向けてリハビリが必要であることを説明し、理解を得る3装具の着脱方法を指導する, 急性期からのリハビリテーションの必要性はわかってはいるけれど、ついつい忙しいからと手を出してしまうこともあるでしょう。しかし、看護師の働きかけによって患者の未来が変わると思うと、ワクワクしませんか。それが、リハビリテーション看護の醍醐味と言えるのではないでしょうか。, リハビリテーションの流れ(すぐに使える!実践リハビリマスターガイド|長谷川敬一|2011年12月), 埼玉県在住。埼玉県内の大学病院(整形外科)で正看護師として5年勤務した後、結婚・出産を機に離職。現在は2児のママとして、育児をしながらライターとして活動している。趣味はヨガ。産後の体型維持のために始めたものの、今では体幹トレーニングなど、スポーツとしての楽しみを感じている。, 患者さんが退院する時は、看護師にとって一番嬉しい時。特に、自分が中心になって受け持った患者さんが, クリニックの看護師の仕事は、病院の外来での仕事に似ていて、なんとなく楽そうなイメージがありま, 看護研究は、多くの医療関係者の参考資料となり、看護全体の質の向上を図る上で非常に役に立ちます, CRTとは心室を同時にペーシングすることで、重症心不全で低下したポンプ機能を改善する治療方法, 輸血は移植の1つとして考えられているため、看護師は患者さんの命を守るために様々なことに留意し, VAP(人工呼吸関連肺炎)の看護|原因や予防バンドル、ガイドライン、6つの看護ポイント. ・「やる気がない」「何もしたくない」という意欲低下を示す発言はないか ②既往歴 (補足) 心不全を発症する患者は基礎疾患を持っていることが多い。そのため、既往歴を把握する必要がある。症状の増悪は生活習慣に起因することが多く、患者を取り巻く環境が大きく影響している。心不全を起こすと心機能は確実に低下し、再発を繰り返すたびにささらに低下していく。これまでの入院回数、経過を把握し、個々の心機能の程度を把握していく。, (補足) 治療を継続していくために、心機能の程度に応じた自己管理をしていかなくてはならない。食事、運動制限、内服を継続していく意義を患者が理解しているか、持続できるかを観察・評価していく。自己管理能力が低い場合は原因を把握していく。, (根拠) 急性心不全では急激に重篤な症状が生じる。バイタルサイン、血行動態、呼吸状態など速やかに観察し、救命処置判断にをすることが重要となる。重症度として基準となるのは、キリップ分類、フォレスター分類、NYHA心機能分類などが用いられる。, ・呼吸困難の有無  (呼吸数、性状、呼吸姿勢、断続性ラ音) ・咳嗽、痰の量、性状 ・心拍数、不整脈の有無 ・血圧 ・酸素飽和度、チアノーゼの有無 ・発作性夜間呼吸湖南 ・食事摂取状況 ・体重増加の有無 ・尿量減少, ②検査データ ・胸部X線検査 ・血液検査 ・心電図検査 ・心臓超音波検査 ・循環機能検査(中心静脈圧) ・動脈血ガス分析 ・心臓カテーテル検査, (根拠) 左心不全では呼吸困難を主とする苦痛が強い。これらは、心拍数の増加、不整脈出現など、心臓に対する運動負荷と同様、悪影響を及ぼす。そして、患者の不安感を増大させる。右心不全では、体組織量への体液量過剰となり、浮腫、胸水など症状が出現する。, (補足) 心不全は心疾患悪化状態であるため、すでに体力が低下していることが多い。それに加え、胃、腸、肝臓のうっ血により、食欲不振、悪心・嘔吐などの消化器症状の出現や全身管理、薬物療法による食欲低下は抵抗力、回復力に影響し、体力低下を助長していしまう。, (補足) 脈拍鵜数の増加は心不全の悪化兆候であり、心房細動を起こしていないか、自覚症状と合わせて観察してく。, 検査データは心機能の程度を知るために必要である。急性増悪期は基礎疾患との鑑別を必要とし、血液検査、心電図検査、心臓超音波検査の結果を把握する。全身への酸素供給状態を知る為に、動脈血ガス分析値を把握する。, また、心筋梗塞の合併症で発症してる時は、心房、心室、弁の動きを判定するため、心臓カテーテル検査が行われることがある。中心静脈圧の上昇は、右心不全を示す為、随時測定する。治療方針の決定・治療効果の判断も可能であり、患者の状態を客観的に観察・判断する要素として有効である。, (補足) 心機能の程度によって生活行動範囲が変わる。心機能に負担のかかる労作は、異常な心拍反応を示す。心機能が極度に低下している時は、安静が守られているか否かが予後に大きな影響を与える。そのため、患者は生活行動の狭小化を余儀なくされるため、身体的・精神的に拘束感が増す傾向がある。, 症状が改善されると、心機能の程度に応じた活動が出来るようになる。睡眠、食事、清潔、排泄、などの心負荷を増大させるADLが心臓に与える負荷を把握し、労作が心機能に負担とならないように、心機能の程度に応じた活動が出来るように援助する。, (補足) 肺うっ血により肺炎、気管支炎を発症しやすい。肺うっ血が改善しないと治癒しにくい。さらに呼吸困難も強まる為、発熱があると酸素消費量の増加、咳嗽による消費エネルギーの増加をきたし、心負荷を増す。, また、尿量減少、膀胱留置カテーテル、入浴制限などにより、尿路感染症のリスクが高まる。さらには下肢の浮腫、安静保持による下肢の循環不全、肺静脈うっ滞や利尿薬の使用による血液の濃縮などにより、下肢の血栓性静脈炎を起こすリスクも増大する。, (補足) 心不全の発症、悪化には生活習慣が関連している。急性増悪の原因が疾患の認識不足によるものであれば、再発の危険性が予測される。したがって疾患に対する患者の認識の程度を把握する。飲食の制限は日常の大きなストレスになるため、守れるように支援する。, (補足) 退院後は、日常生活上の管理が重要になる。しかし、確実な内服、塩分・水分性k減などは自己管理が難しい。特に患者が高齢者であればその傾向は強くなる協力者もまた高齢者であることも少なくない。管理に協力してくれる家族の有無と患者・家族の認識、自己管理能力を観察・評価し、自宅で実践可能な方法を指導していく必要がある。, (補足) 心臓は生命維持に関わる重要な臓器である。また、急性期には呼吸困難を呈する。緊急の処置・治療がされることにから家族は不安に陥りやすいため、家族の不安を把握する。心不全患者は症状が改善しても治療が継続される。心機能の程度に合った生活環境が整備されているか、支援可能な家族であるか。疾患の理解度どうかなどを判断していく。, ・自己の健康管理状態を把握することが出来、指示された薬物療法、食事療法が実施することが出来る。, ①疾患に対する認識、病態に関さる関心、反応、原因、増悪因子、心機能レベル、検査所見、予後など, (補足) 患者指導は、患者の健康管理能力が向上することを目指して行われる。特に高齢者は疾患・治療に対する理解度、日常生活上の健康管理の意欲を把握し、患者のレベルに併せた指導内容、方法に変更していく。, (根拠) 疾患、予後に対するストレスや不満、心配事がある時は、落ち着きや集中力を欠きやすい。そのため、学習意欲や自己管理意欲が低下する。, (補足) 長期の療養生活において、自己管理を継続させるためには、家族の支援が必要不可欠なる。家族の協力度や支援能力を把握して援助していく。, ② 治療、自己管理が出来ないときには、その原因を患者自身が気付けるように援助する。, ① 疾患や予後に対する思いを表出することができ、不安やストレスが軽減し、回復意欲が持てるように支援する。, (根拠) 長期間続く療養生活では、様々なストレスや不安が出現する。上記の通り、これらは闘病意欲の低下につながりやすい。, (補足) 説明の目的は、「疾患に対する認識を高め、自己管理に関心を持たせること」である。, (根拠) 疾患、症状について正しい理解を得ることで、不安は軽減し、回復意欲を高めることが出来る。, (根拠) 指示された生活制限や治療が患者にとって価値がある事を認識する子tが出来れば、自己管理への意欲を高めることが出来る。, (補足) 退院後の生活を考え、行動範囲を具体的に示す。指示された行動制限の範囲内で活動をする。活動範囲を拡大する時には、徐々に拡大していく。, (補足) 塩分制限を継続するためには、美味しく食事が出来るように味付けなど調理の工夫をする。, (根拠) 患者自身が悪化兆候を判断出来るようになることは、長期療養において有用である。, (補足) 水分制限が守らているにも関わらず、尿量が減少しているのであれば、体内の水分貯留が考えられる。, (補足) 患者・家から十分に理解をしてもらうために、疾患の程度・理解力、正確に合わせた説明・表現方法を工夫する。, (補足) 苦痛の程度を知り、緩和に努める。理由は、心不全はほとんどの場合、緊急入院になり、呼吸困難による身体的苦痛が強い。, (補足) 心電図異常が観察される時は、症状も併せて観察し、基礎疾患、心不全の悪化兆候を把握する。, (補足・根拠) 重症心不全ほど症状の進展が早い。そのため頻回のチェックが必要となる。, (補足・根拠) 正確な水分出納を把握する。理由として、心機能の状態によっては厳しい制限が必要になるためである。, (補足・根拠) 毎朝同一条件で体重測定を行う。右心不全が進行すると全身に浮腫が出現し、体重が増加する。慢性期の体重増減は±1Kg以内を目標とする。, (補足) 基礎疾患の状態、心不全の程度を把握し、悪化の早期発見および経過を観察する。, (補足) 消化器症状および薬物療法の影響を観察する。食事の量・質ともに十分に摂取することで、体力保持をすることが出来る。, (補足) 苦痛、不安、精神的ストレスとの関係を観察する。睡眠不足は回復力の低下につながる。, (根拠) 肺うっ血により、肺炎、気管支炎、膀胱留置カテーテル留置による尿路感染症などを生じやすい状況にある。, (補足) ジギタリス投与時は中毒症状(不整脈、悪心・嘔吐、下痢、精神的混乱)に注意する。, (補足・根拠) 安静を保持できる環境を整備する。労作にともなうケアは休憩時間を確保しながら実施していく。, 安静は心臓仕事量を軽減し、心拍出量の維持、酸素消費量の減少・利尿につながり、重症心不全の場合、予後に悪影響を与える。, (根拠・補足) 安楽物品をしようすることで、安楽な姿勢を確保・保持しやすくなる。起坐位をとることで、心臓、肺に戻る血流量を減少させ、肺うっ血を軽減することが出来る。また、重力により横隔膜も下がるため、呼吸困難感の軽減も図ることが出来る。, (補足) 長時間同一体位をとることは、苦痛を感じる。体位を変えることにより、苦痛の緩和、肺うっ血状態の軽減を図る。, (根拠) 冷感は血管を収縮させ、血圧上昇につながる。血圧が上昇すると心臓の負荷が増えるため心不全悪化につながる。, (根拠) 腎血流量の低下により、水分・塩分の排泄障害をきたすため、心臓の負担軽減のために行われる。, (補足・根拠) 肺うっ血のため、有効な呼吸面積の減少、換気・拡散障害が生じ、呼吸困難が出現する。そのため、少ない心拍出量で血中酸素濃度を高め、各組織に酸素を供給する必要がある。, (補足) 人的環境を適切に整えることにより、不安を軽減し、不安を乗り越える力を与え、回復意欲を向上させる。, (根拠) 下肢の血流促進と筋肉を収縮させて筋力ポンプを有効活用することを目的に行う。これらは下肢の筋力低下予防の効果があり、リハビリテーションとしても有用である。, (根拠・補足) 自力で運動が出来ない場合、適度な圧力をかけて還流を促し、血栓の形成を予防する。浮腫の強い場合は、浮腫の軽減にも有効である。, (補足) 腸うっ血により下痢に傾くことが多いが、長期間の安静保持、水分量制限、食事量減少、利尿薬の使用、床上排泄など便秘に傾く要因が多い。便秘は努責により、心負担を増大するので、予防に努める。, (補足) 床上出現時は躊躇せず知らせる必要があり、どんなことでも伝えるように説明する。, 国内最大級床数精神科病院の看護師