(※2)農林水産省「内水面漁業生産統計調査」から作成 白魚の踊り食いに関するまとめ記事です!白魚といえば有名なのは踊り食い。「白魚」といっても「シラウオ」と「シロウオ」がいることはご存知でしょうか?今回は2種の違いにスポットを当てながら、旬の季節や食べ方、産地などを幅広くご紹介します! (※3)データが非公表の都道府県は「X」、事業所がない都道府県は「-」となっています。, 各都道府県でどれだけ大学・大学院があるのか、大学・大学院数の都道府県ランキングを掲載しています(令和元年(2019年)~平成29年(2017年))。, 各都道府県でどれだけ、果物の缶詰が生産されているか、都道府県の果物の缶詰の生産額(出荷額)ランキング(2013年)を掲載しています。, 神奈川県のそれぞれの市町村において、どのくらいの人口があるのか、神奈川県の市町村の人口ランキング(2014年)を掲載しています。, 各都道府県民1人が1年間に何個のハンバーガーを食べているのか、都道府県のハンバーガーの消費量ランキング(2014年)を掲載しています。, 各都道府県でどれだけ、漬物が生産されているか、都道府県の漬物の生産額(出荷額)ランキング(2014年)を掲載しています。, 各都道府県でどれだけ、パスタが生産されているか、都道府県のパスタの生産額(出荷額)ランキング(2016年)を掲載しています。. 平成30年(2018年)における、都道府県別のしらうおの漁獲量(水揚げ量)とその割合を掲載しています。, 全国計は462tですが、トップは青森県の273tで、シェアでは59.1%となっています。 白魚とは、春に旬を迎えるシラウオ科に属する魚のこと。白魚(しらうお)のような魚として、福岡県博多の名物・踊り食いで有名な「素魚(しろうお)」、ちりめんじゃことして親しまれている「白子(しらす)」があげられますが、実は全く別の食材なんです。 茨城をたべよう いばらき食と農のポータルサイト 茨城県営業戦略部販売流通課 〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978-6 Tel.029-301-3945 Fax.029-301-3969 白魚はどんな魚か知っていますか?白魚は寿司のネタとして見かけることも多い食材の一つです。今回は、白魚の〈旬・主産地・味・大きさ〉などを〈素魚・しらす〉と比較して紹介します。白魚の食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。, 白魚は江戸前寿司や軍艦などの食材としても見かけることがありますが、一体どのような魚なのでしょうか。ここでは古くから日本で親しまれている食材の1つである白魚について、その特徴や旬、味などを解説します。, 白魚は茨城県や島根県が産地として有名ですが、北海道から九州まで全国に広く分布しています。旬は2月~4月で、産卵から成魚になるまでに1年しかかからず、産卵後に雄雌ともに一生を終えるとても短命な魚です。そのため、産卵期の白魚を保護する目的で採取禁止期間が定められていつ地域もあります。白魚は稚魚に間違えられることが多いですが、立派な成魚です。, 白魚は鮮度が高いと生で食べることができ、産地では踊り食いなどの食べ方で提供されることもあります。食感はぷりぷりしていて、生だと肝のような苦味が味わえるのが特徴です。一方で始めから塩ゆでされている白魚も多く、茹でられた白魚は生とは違い、歯切れのいいふわふわとした白身魚のような食感になります。, 【今宵のお刺身】霞ヶ浦産の白魚のお刺身を初食験なんなんだ⁉️このプチプチとした食感は❗️ほんのりした甘味もたまらない❤️霞ヶ浦のダイヤモンドの名にふさわしい逸品 pic.twitter.com/skNsiYV4Ea, 生白魚のかき揚げ300円揚げることで白魚の甘味を感じ、玉ねぎがパリパリで良い感じです pic.twitter.com/AxyTjMLONJ, 白魚とよく似ている魚で素魚(シロウオ)という魚があり、名前も似ていることからよく間違えられがちですが、素魚とはどのような魚なのでしょうか。ここではこの2つの魚の旬や産地、見た目の違いなどを比較して解説します。, 白魚はキュウリウオ目シラウオ科シラウオ属の魚なのに対し、素魚の方はスズキ目ハゼ科シロウオ属の魚です。どちらも似たような見た目をしていますが、全く種類の違う別の魚と言えます。白魚も素魚も小さく、稚魚に間違えられることが多いですが、販売されている白魚、素魚はどちらも成魚になります。, 素魚の旬は2〜4月で、白魚と同じ時期に旬を迎えます。素魚は宮城県や愛媛県、福岡県が産地として有名で、白魚同様に全国に広く分布しています。素魚の旬も地域によって異なり、白魚同様春を告げる魚として親しまれており、旬の時期で白魚と素魚の違いを判断することは難しいと言えるでしょう。, 白魚は成魚になっても全長10cm程にしかならず、半透明や白色の透き通るような体が特徴です。一方で素魚はさらに小さく成魚になっても3〜6cmほどにしかなりません。黄色がかった半透明な体をしており、ヒレの形がハゼ特有の形態です。どちらも小さな魚ではありますが、ヒレや口先などの形が異なるので見比べてみると良いでしょう。, 素魚の産地では、生きたまま三杯酢や黄身醤油などをかけて食べる、踊り食いを味わうことができます。なお、白魚に関しては水揚げから1分程度で死んでしまうため、基本的に踊り食いには向いていません。素魚自体の味はあまりなく、踊り食いのほかに旬を感じる食材としてかき揚げや卵とじなどの料理にして食べるのが主流です。, 白くて小さな魚というと、白魚や素魚以外にもしらすが有名です。しらすも白魚や素魚と混同されがちな魚ですが、それぞれ全くの別物です。しらすはどういうものなのか、その特徴や旬などを白魚と比較しながら解説します。, しらすはカタクチイワシや真イワシ等、体に色素がない白いイワシ類の稚魚をまとめてしらすと言います。白魚や素魚とは違って、しらすは様々な魚の稚魚の総称を指し、成魚になると名称が変わるのも違いの1つです。, しらすの旬は5月〜11月と幅が広く、産地によって変わります。白魚同様、しらすも保護のため禁漁期間がある地域も少なくありません。しらすを摂りすぎてしまうとイワシの漁獲量にも影響してしまうため、禁漁期間は長く、12月~3月ごろまで禁漁としている地域が多いです。しらすは兵庫県や静岡県、神奈川県、大分県などが産地として有名で、白魚同様しらすも全国に広く分布します。釜揚げしらすは1年中流通していますが、生しらすは旬の時期にしか流通せず、冬前には身が引き締まった脂の乗ったしらすが流通するので食べるのであれば秋のしらすがおすすめです。, (*しらすの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。), しらすの体長は1〜2cmと小さく、見た目は白魚同様に生だと半透明、茹でると白くなります。しらすは稚魚の総称で成魚になると別の名称に変わるため、しらすとして食べられる魚は小さいのが基本です。, しらすは新鮮なものだと生で食べることができ、そのまま醤油をかけていただけます。生だと程よい苦味があり、茹でると苦みが軽減され甘みが増します。生でも釜揚げでも調理法はあまり変わらず、丼や寿司はもちろんパスタや卵焼きなどの料理に入れることもあり、様々な楽しみ方ができます。苦味が苦手な人は釜揚げしらすがおすすめです。, 白魚を使ったおいしく簡単に作れるレシピを紹介します。家庭でも旬の白魚を楽しむことができるレシピを紹介するので是非試してみてください。, 定番の白魚料理の1つである卵とじは、白魚の苦みが抑えられるので食べやすい仕上がりになります。おかずにしても丼にしても楽しめる1品です。, 少量の油で作ることができるフリッターです。白魚は生のまま食べると独特の苦味や臭みがありますが、加熱するとそれらが軽減されるので、白魚独特の風味が苦手な人にもおすすめです。, こちらは白魚の入った海鮮チヂミのレシピです。おつまみやお弁当のおかずなどの様々な場面で活躍する一品で、干しエビと組み合わせているので香りも良いのが特徴です。, 今回は白魚の特徴や似ている魚との違いを紹介しました。白魚はミネラルが豊富で栄養価の高い食材です。生のまま食べても、料理に入れてもおいしく食べることができ、春を感じさせてくれる食材なので、是非旬の時期に食べてみてください。, ちそうは「知識で変わるあなたの暮らし」をコンセプトとした男性向けの食系WEBメディアです。専門家が監修した食・料理に関する幅広い情報を毎日お届けしています。, ☆お料理屋さんの☆白魚の卵とじ☆山椒入り by かやまるみ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが338万品, フライパン一つdeサクサク白魚フリッター by あやかさくら 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが338万品, 簡単♪干しエビと白魚の海鮮チヂミ by ☆マリンブルーマリン 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが338万品. シラウオ(白魚)の主な産地と旬の時期 主な産地は. 各都道府県でどれだけ魚のしらうおが水揚げされているか、産地はどこなのか、都道府県のしらうおの漁獲量ランキング(2018年)を掲載しています。

白魚の踊り食い?シロウオの踊り食い?どっちが正解なのでしょうか?実は、シロウオとシラウオは同じ魚ではなく、全く違う魚なのをご存知でしょうか?では、スーパーでよく見かける釜揚げシラスは、シロウオかシラウオどちらなのでしょうか?シラスも全く別の魚なのです。見かけや食べ方が似ているために混同されやすいのです。シロウオの踊り食いの食べ方や、シラウオとの違いを紹介したいと思いますので、この機会に違いを覚えてみてください。, シロウオは、春の訪れを告げる小魚で漢字で「素魚」と書きます。シラウオと混同して、極小の魚をイメージする人も多いのではないでしょうか?シロウオはアユの稚魚で、体長が5センチの、透明な身体に黒い目が小さく愛らしい魚です。, シロウオはスズキ目ハゼ科シロウオ属の魚で、イサザやイサダなどの別名もあります。春の産卵期になると川をさかのぼって、砂の下に卵を産みます。鱗はなく、透明だが少し飴色で、左右の腹びれが吸盤のようになっています。沖縄以外の日本全域の穏やかな沿岸域に、プランクトンを餌にして、群れで生息しています。, 産卵の時期は2月~5月ごろで、下流の石と砂が混じる場所にきて産卵し、その後死亡します。わずか一年の寿命です。河川などの開発により、漁獲量が非常に減少しており、高価な魚となっています。100gあたり2,500円~5,000円もするので、日常的に食べるのは難しそうです。基本的に踊り食いとして提供されていることが多いようです。, シロウオの主な産地は、佐賀県ですが夏になるにつれて、産地が北上していきます。四手網(よつであみ)という漁法で、昔はかがり火をたいて夜に漁が行われていたそうです。幻想的な光景が繰り広げられていたのでしょう。後に、かがり火がランプとなりました。鮮度の維持が難しい為に、原則として生きているものを流通させています。, 徳島県の阿南市や山口県の萩市、福岡市、佐賀県唐津市などで好んで食べられており、萩市の漁師の間では、野菜と一緒にかき揚げが定番だったそうです。また、萩市では昔、40人以上ものシロウオの漁師がいて、多く水揚げされていました。現在では漁師が減ったものの、毎年しろ魚祭りが春に開催されています。, 萩では2月20日から4月10日まで解禁されるシロウオ漁ですが、江戸時代にはシロウオの漁獲に対してかかる税をシロウオコクと言い、売り上げに対する税をシロウオギンと言い、上納品のことをシロウオキンと言い、かなりの収入源であった記録が残っています。現在では保存活動程度しか残っていないシロウオ漁ですが、萩には欠かせない風物詩です。, 萩で大切に守られているシロウオ漁ですが、素魚と漢字で書いてあっても、そもそも読めないですし、萩のしろうお組合ですら、白魚組合と表記されているようなので、一般庶民がシロウオとシラウオを混同するのも無理はありません。, シロウオの食べ方で最も多いのが踊り食いですが、踊り食いの旬の時期はいったいいつ頃なのでしょうか?調べてみました。日本全国に生息しているシロウオですので、地域によって踊り食いの旬の時期は多少ずれてきます。九州の福岡県室見川では2月中旬~4月の上旬までが旬の時期ですが、大分県では2月初め~3月の終わり、愛媛県宇和島では1月中頃~2月の中頃までです。, ぐんと北上して、宮城県南三陸あたりでは4月の上旬~5月と、他の産地が踊り食いの旬を終えたころが、三陸での旬なのでシロウオの踊り食いが好きな人は、季節ととも北上しながらシロウオを追い北上する旅も面白そうです。芭蕉の奥の細道の一節に、「鮎の子の白魚送る別れかな」というのがあります。季節を存分に五感で愉しむ日本人の情緒は素敵なものです。, シロウオの踊り食いの食べ方は、鉢に水をはり、網杓子ですくった生きたままのシロウオを出されるので、酢醤油の入った小鉢に数匹移して酢醤油ごと汁を飲むように、胃の中へ流し込みます。ここで疑問がわいてきませんか?胃の中へ流し込むとは、噛んではいけないのだろうか?と。大丈夫です。噛んで食べた方がシロウオの味を感じることができます。, しかし、シロウオの踊り食いは口の中や、のど越しで活きの良さを楽しむ食べ方ですので、舌の上で転がしてから飲み込むのが正しいたべ方と言えるでしょう。また、酢醤油にオリーブオイルを少し足した食べ方もおすすめのようです。またポン酢に大根おろしを一緒に食べても美味しいそうです。卵の黄身を混ぜるとコクがでて美味しいです。, シロウオは死んでしまうと、あっという間に鮮度が落ちてしまいます。近年では輸送の技術が発達し、酸素入りの袋に入れて生きたまま全国の市場に出回ります。目利きのポイントとして、輸送用の袋が破れていないもの、シロウオの透明度が高く良く動いているか?を見ましょう。, シロウオの刺身は、5センチほどしかない稚魚ですのでそのままわさび醤油に付けて頂きましょう。鮮度がいいシロウオは刺身が一番です。ポン酢やもみじおろし、おろし生姜、あさつきを薬味にしても良く合います。臭いが気になる人は、一度酒で洗ってから刺身にするといいでしょう。生きたままの食べ方が苦手な人は、刺身というのも美味しい食べ方の一つでしょう。, シロウオの食べ方でお寿司も、おすすめです。シロウオを綺麗に並べて軍艦にしておろし生姜をちょっとのせて頂けば、最高に美味しいでしょう。シロウオの刺身もお寿司も、いつでも食べられるわけではないので、産地のお寿司屋さんに事前に問い合わせてから、行くことをおすすめします。, シロウオに寄生虫はいるのでしょうか?調べてみました。結論から言うと居ます。横川吸虫(よこがわきゅうちゅう)と呼ばれる寄生虫です。人体に入ってしまった場合、小腸に寄生します。日本の寄生虫感染報告者数の二位であるこの横川吸虫は、自覚症状が殆どないようですが、下痢や腹痛を起こす程度のようです。, 踊り食いとしては鮮度が落ちたシロウオの食べ方で、よくされている食べ方が卵とじです。作り方は、シロウオを水で洗い水気を切っておきます。白ネギ4分の1本を斜め切りにし、鍋に出汁2カップと薄口醤油大さじ2、みりん大さじ2を入れて沸騰したら、シロウオと白ネギをいれ、再沸騰したらといた卵を回し入れ、火が通ったら火を止めて三つ葉と山椒を散らして完成です。, シロウオは水洗いして水気を切っておきます。三つ葉はあらって根本は切り捨て、4センチくらいに切っておきます。玉ねぎは縦のスライスにして水に晒し、水気をきっておきます。ボウルに具材全部を入れて混ぜ合わせ、薄力粉と片栗粉を大さじ2ずつ加えて軽く混ぜ合わせます。170度の油で揚げたら完成です。, 白魚はシロウオと混同されやすい魚ですが、あまりに綺麗な白色で小さく儚いからなのか、江戸時代では墨田川で、かがり火を焚いて白魚漁が始まる風景が美しく季節感があったので、文化人に好まれたようです。芭蕉や夏目漱石、幸枝、横山白虹などが色々と詩っています。明けぼのや白魚しろきこと一寸、は芭蕉の句です。, 芭蕉の詠った白魚は、アユの稚魚のシロウオの方かもしれませんが、どちらも春の風物詩で、白く繊細な美しさがあることも良く似ています。, シラウオは何の稚魚なのでしょう?という疑問から、シラウオの生魚を調べてみたところ、驚きの事実がわかりました。シラウオの生魚は、なんとシラウオなのです。つまり、常日頃目にしているシラウオはすでに、大人ということです。小さいから何かの稚魚だろうと勝手に思い込んでしまうのも、仕方がありません。シラウオは生魚と覚えておいてください。, シラウオは、サケ目サケ科の魚で、降海型という海に行くタイプと陸封型という一生海に行かないタイプとがいるようです。ですから海でも獲れますす、湖などでも獲れます。昔は墨田川などでも獲れていたそうで、江戸の春の風物詩だったそうです。食べ方は、刺身やかき揚げ、卵とじなど、シロウオと同じような食べ方をします。, シラウオは10センチほどで、透明な身体に小さな黒い点が分布しています。15枚くらいの鱗を持ち、背ビレと尾びれの間に脂ビレを持っているのが、他の稚魚と区別できる点です。有明海以北からサハリンや朝鮮半島の東にかけての内湾に生息しており、産卵期は春で400~1300粒を抱卵し、汽水域で粘着性の卵を砂に産卵します。雄雌ともに産卵後死んでしまいます。, シラウオの漁は、シロウオと同じように四手網を使われるところもありますが、大きな産地ではシラウオ用の定置網、刺し網などで漁が行われています。主な産地は霧ケ浦、宍道湖、有明海などです。, シロウオとシラウオは良く間違えられます。名前も姿も良くにているので、どっちがどっちだったかいつも迷ってしまうことでしょう。シロウオはハゼ科で河口付近に生息し春が旬です。シラウオはシラウオ科です。シラウオは脂びれというヒレを持っていますが、他の稚魚はこのヒレを持っていません。シラウオの最大の特徴と言えるでしょう。, シロウオとシラウオの違いは、漢字で書くと明確です。シロウオは素魚で、シラウオは白魚と書きます。白魚の踊り食いという食べ方は大変有名ですが、正確には素魚の踊り食いなのです。シラウオは空気に触れると殆どが死んでしまうほど繊細です。ですから、生きたシラウオを食べられることはシロウオ以上に稀です。, シラウオ(白魚)の豆知識ですが、島根県の宍道湖で11月に解禁されます。宍道湖は海水と淡水が混じった汽水湖ですので、シラウオの産卵に適した場所です。汽水湖である宍道湖はしじみも美味しいことで有名です。, シロウオとシラウオが混同されるのと同じように、シラスも混同されやすいようです。シラスは、カタクチイワシ・マイワシ・イカナゴ・ウナギ・ニシンなど色素の無い白い稚魚を総称して呼びます。, シラウオは産卵期に海から川に上ってきますが、春の2月~4月がその時期です。宍道湖では11月に解禁されますが、ピークの時期は3が月です。日本の一番北の北海道での旬の時期は、9月~10月で、ほとんどが網走湖で漁獲されたものです。網走のシラウオは網走湖で春に生まれますが、秋には海で越冬してから再び春に網走湖へ戻って産卵します。, シラウオの日本一の漁獲量を誇る青森県の小川原湖(おがわらこ)ですが、このことはあまり知られていないようです。小川原湖も汽水湖でシラウオが豊富に獲れます。それにこの小川原湖は日本で11番目に大きい湖のようです。浜名湖と同じくらいの大きさなのです。環境に恵まれて質のいいシラウオが沢山獲れるのに、知名度か低いあまりに安値の取引のようです。, 青森でのシラウオの時期は10月~11月です。全国の約7割がここで漁獲されていますし、小川原湖は八甲田山のブナの森からミネラル豊富な水が注がれており、良質のシラウオが獲れます。のんびりと自然の豊かさを感じながら、小川原湖のシラウオ料理を堪能しないのは勿体ない話です。, 静岡県浜名湖では12月にシラウオ(シラスウナギ)の漁がはじまります。ほかの地域と違って、浜名湖でのシラウオ漁は、冬のはじまりを告げるもののようです。浜名湖も小川原湖や宍道湖と同じ汽水湖です。シラウオの漁獲量ランキング三位北海道、二位茨城県、一位青森県ですが、この上位3県でほとんどの漁獲量を占めています。浜名湖は上位に入っていません。, 出典: http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp, 島根県宍道湖は4位で3.5%と健闘していますが、何故一位の青森県小川原湖の知名度がここまで低いのでしょうか?不思議です。, シロウオはアユなどの稚魚で、シラウオは生魚であることがわかりました。よく似ていますが全く違う魚です。両方とも小さいので色やヒレなどの違いも瞬時に見分けられるには、それなりの経験が必要のようです。しかし、食べ方も似ているので、どうしても混同してしまうのでしょう。, シラウオとシロウオは似ているが全く違う魚です。シラウオの主な食べ方は、わさび醤油で刺身にしたり、寿司のネタにもされます。また、天ぷらや唐揚げ、吸い物、卵とじなどシロウオとほぼ同じ食べ方をされています。シラウオは産地では昔から佃煮にもされています。クセがなく薄味の佃煮に仕上げられています。, しっかり特徴を知らないと見分けのつかないシロウオとシラウオですが、踊り食いで食べるならシロウオがおすすめのようです。春に産卵するシロウオ漁を見て季節を感じながら詩をうたった昔の文人たちを見習って、詩をうたうまでは出来ずともシロウオの踊り食いを食べて春の訪れを感じることはできるでしょう。, 河川の開発によって衰退してしまったシロウオ漁ですが、四手網という手法で漁獲することは、シロウオを取り過ぎずにする意味もあったようです。食べきれる分だけをとって自然の中の量を減らさない工夫は、自然と人間の共存にとっても大変意味のあることです。昔の人の知恵にはそういった工夫が沢山あります。日本の文化として受け継いでいきたいものです。, シロウオの踊り食いの食べ方と時期は?シラウオとの違いも調査!のページです。グルメノートはグルメ・カフェ・レストラン・食事をはじめ、レシピ・食材・キッチンインテリア・100均一・健康などの情報をお届けするメディアです。今の食生活をより良くするための情報を無料で購読いただけます。.