公開日 : 2017年7月22日 / 更新日 : 2018年11月1日 2018年の10月も終わるころ、ベランダを眺めていたら一匹のアゲハチョウが山椒の木にやってきて卵を産みました。しかし、時期的に越冬をして2019年春の羽化。蛹になって越冬できるでしょうか?春の羽化が楽しみ! アゲハチョウの蛹、ただいま越冬中! 『蛹(さなぎ)になる直前に、大移動をする』 ということが分かった。 それだ!! このAは幼虫の段階では最終形態の終齢。この後は蛹へと変化する。この個体が孵化してから9日目に体全体が緑色に変化してから、『いつ蛹になるのか?』と気に掛けていた。 Copyright (C) 2020 ペットの疑問解消ブログ-ペットディクショナリー All Rights Reserved. アゲハチョウの蛹が羽化しません。 7月28日に蛹になり今日で13日経ちます。 心配になり綿棒で軽くつついてみましたが動きません。 死んでしまったのでしょうか? 越冬型の蛹に見た目が似ているのも気に … In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript! アゲハチョウの蛹が越冬の蛹になるかどうかは、時期が関係しているわけではなく、日照によって決まるようです 。 したがって、家の中で飼育している幼虫や芋虫でまだ青虫にもなっていなくても、年内に羽化する可能性がまだあるようです。 Copyright © 2004 【保存版】岩国市田舎村昆虫館 (Insect) All Rights Reserved. (2)アオムシコバチを飼育容器の中で見つけた。アゲハチョウなどの幼虫や蛹に卵を産みつけ、それらを食べて大きくなる寄生バチだ。こうした昆虫がアゲハチョウの数を調整し、微妙なバランスを取っている。, (1) 蛹の色:図鑑では①緑の葉が多い所で蛹になると緑色、周囲が茶色っぽいと茶色になる。②すべすべした所では緑色、ざらざらした所では茶色になる。③冬越しせずに羽化する蛹は緑色、冬越しする蛹は茶色になるというが、私の研究結果はどれにも当てはまらない。どのようにして蛹の色を決めているのか疑問だ。, (2)幼虫の色:昨年の研究では6齢幼虫になる場合は、5齢までは黒色(茶色)、6齢が緑色だった。図鑑には「5齢幼虫は緑色」というより「終齢幼虫は緑色」と書いてある方が多い。今年の研究では7齢幼虫の場合、5齢幼虫までは黒(茶色)で、6齢も7齢も緑色だ。, 我が家には、アゲハチョウが毎年卵を産みにやってくるグレープフルーツの木があります。この木は、娘がまだ妻のお腹の中に居る時に妻が食べたグレープフルーツの種を植えて育てたものです。娘が2年生の時に、この大切な木の葉を食べるアゲハチョウの幼虫をみつけ、葉を全部食べ尽くしてしまわないかを心配し、幼虫はどれくらいの量の葉を食べるのかについて調べたいと始めたのが、最初の研究でした。アゲハチョウの研究をしていると、色々な疑問が出てくるようで、気が付くとアゲハチョウの研究をして5年が経ちました。疑問を解決するために、図鑑等で調べるのも良いとは思いますが、娘には、とにかく自分で考え、自分で試してみることを勧めました。人に教えられるのではなく、自ら気付いて欲しかったからです。娘には、これからも自ら考え、自ら試してみることによって色々なことに気付き、生命の不思議や尊さについて考えていってもらいたいと思います。, 家の庭にあるグレープフルーツにやって来る身近な蝶、アゲハチョウと付き合って5年、その都度抱いた様々な疑問に挑戦してきた。継続研究の素晴らしさと楽しさである。今年の主要なテーマは休眠の誘起条件と、幼虫が過齢となるメカニズム。既に知られている現象ではあっても、自分で確かめてみようという姿勢がうれしい。そして、実験を進めると新たな疑問が次々と出てくる。短日条件で幼虫を飼育すると休眠蛹になるのに、全暗条件で飼育したら結果がばらついてしまった。幼虫の色は、終齢で緑になると本には書いてあるが、過齢幼虫の色が今年は6齢と7齢がともに緑色だった。また、蛹の色も蛹化場所で色が変わるとされているのに、同じ条件で飼育しても茶色の蛹と緑色の蛹ができた。   アゲハチョウの蛹の飼育は、一匹だけではなく数匹飼育している方も多いんじゃないでしょうか。, 他の個体は羽化して無事に成虫になっているのに、個体によっては時期がとっくに過ぎているのに羽化しない個体もいます。, アゲハチョウの蛹が羽化しない理由には、大きく分けると4つの理由が挙げられるようです。, アゲハチョウの蛹がいつまで羽化しない場合は、病気などで蛹の状態で命が果ててしまった可能性もあります。, もし、蛹自体が硬くなって、動かないようなら病気などですでに命が尽きている恐れもあります。, 幼虫の時期に寄生昆虫などによって寄生されてしまうと、蛹は羽化しないまま終わってしまいます。, 蛹を軽くつまんでみても、蛹が硬くなって動かないときには、腹部のあたり左右に指で動かしてみましょう。, 動かしてみたときに柔らかいならまだ生きていると考えられますが、ひょっとしたら寄生昆虫などによって寄生されている可能性があります。, 蛹が柔らかくて寄生もされていなくて、それでも羽化しない場合は、越冬蛹になっている可能性も考えられるようです。, 秋もそろそろ終わりに近づいている時期なら、屋外に出してしまうか春の羽化時期までは冷蔵庫などで保管するのがいいかもしれません。, もし、すでに蛹の中で命が果ててしまっている場合は、少しずつ蛹が乾燥して硬くなってきます。. 田舎村昆虫館館長アゲハ蝶などの幼虫の飼育環境(2)糸掛けに失敗した蛹の保護ポケット、蛹になった場所が悪い蛹の移動方法、落ちた蛹の吊下げ方法、羽化の時の補助具など、幼虫飼育で役立つ情報を一般公開しています。岩国市田舎村昆虫館の蝶の幼虫の飼育環 ②幼虫が食べる柑橘系(みかん等)の葉 アサギマダラ(浅葱斑、学名:Parantica sita)は、チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科に分類されるチョウの1種。翅の模様が鮮やかな大型のチョウで、長距離を移動する。, 成虫の前翅長は5 - 6 cmほど。翅の内側が白っぽく、黒い翅脈が走る。この白っぽい部分は厳密には半透明の水色で、鱗粉が少ない。和名にある「浅葱」とは青緑色の古称で、この部分の色に由来する。翅の外側は前翅は黒、後翅は褐色で、ここにも半透明水色の斑点が並ぶ。, オスとメスの区別はつけにくいが、オスは腹部先端にフェロモンを分泌するヘアペンシルという器官を持つ。また翅を閉じたときに、尾に当たる部分に濃い褐色斑がある場合があるが、これは性票で雌にはない。これで雌雄の同定が可能である。, アゲハチョウ科の様に細かく羽ばたかずにふわふわと飛翔し、また、人をあまり恐れずよく目にするため人気が高い。日本昆虫学会による国蝶選定の際に、ナミアゲハやアオスジアゲハ等と共に候補に選ばれたが結局はオオムラサキが選定された。夏から秋にかけてはフジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどのキク科植物の花によく集まり、吸蜜する姿が見られる。, 日本の南西諸島から東南アジアにかけて分布するリュウキュウアサギマダラは、「アサギマダラ」の名が付くが、リュウキュウアサギマダラ属に属する別属のチョウである。, 幼虫はガガイモ科のキジョラン、カモメヅル、イケマ、サクラランなどを食草とし、卵は食草の葉裏に産みつけられる。幼虫は黒の地に黄色の斑点が4列に並び、その周囲に白い斑点がたくさんある。また、前胸部と尾部に2本の黒い角をもつ。関東以西の沿岸部付近などでは、冬が近づくと常緑性であるキジョランに産卵され、2~3齢程度の幼虫で越冬する。蛹は垂蛹型で、尾部だけで逆さ吊りになる。蛹は青緑色で、金属光沢のある黒い斑点がある。, 幼虫の食草となるガガイモ科植物はどれも毒性の強いアルカロイドを含む。アサギマダラはこれらのアルカロイドを取りこむことで毒化し、敵から身を守っている。アサギマダラは幼虫・蛹・成虫とどれも鮮やかな体色をしているが、これは毒を持っていることを敵に知らせる警戒色と考えられている。また、成虫のオスがよく集まるヒヨドリバナやフジバカマ、スナビキソウなどには、ピロリジジンアルカロイド(PA)が含まれ、オスは性フェロモン分泌のためにピロリジジンアルカロイドの摂取が必要と考えられている[1]。, インド北部から東南アジア、インドネシアにかけて分布するアゲハチョウ科のカバシタアゲハ Chilasa agestor は、翅の模様がアサギマダラによく似ている。これは毒を持つアサギマダラに擬態(ベイツ型擬態)することで、敵に食べられないよう身を守っているものと考えられる[2]。, 日本全土から朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ山脈まで広く分布する。分布域の中でいくつかの亜種に分かれていて、このうち日本に分布するのは亜種 P. s. niphonica とされる。, 標高の高い山地に多く生息する。九州以北で成虫が見られるのは5月から10月くらいまでだが、南西諸島では逆に秋から冬にかけて見られる。, アサギマダラの成虫は長年のマーキング調査で、秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見され、または少数だが初夏から夏にその逆のコースで北上している個体が発見されている。日本本土の太平洋沿岸の暖地や中四国・九州では幼虫越冬するので、春から初夏に本州で観察される個体の多くは本土で羽化した個体と推測される。, 移動の研究は、捕獲した成虫の翅の半透明部分に捕獲場所・年月日・連絡先などをマジックインキで記入(マーキング)、放蝶するという方法で個体識別を行われている。このマーキングされた個体が再び捕獲された場所・日時によって、何日で何 km移動したか、あるいは同所で捕獲した場合何日そこに居たかが分かる。調査のための『アサギマダラネット』[3]のインターネットによる電子ネットワークがあり、その日のうちに移動情報が確認できることもある[4]。