◆南野のPKで勝利!日本代表vsパナマ代表 ハイライト
「もちろんメンバーを変えて、違う形をやって最初からうまく行くとは思っていない。4バックを最初からやっていればスムーズだったという意見はあると思うが、僕らは今トライしている段階なので悲観する必要はないと思う」

そう語った遠藤は、ハーフタイムで橋本に代わって登場。すると、すぐさま日本のプレーが激変する。 決勝ゴールとなった南野のPKに繋がるプレーでは、遠藤の起点から久保のスルーパスに繋がっていた。久保はこのシーンについて「相手もしっかりプレスに来ていましたが、判断の緩みがあって、遠藤選手から自分が受けたい位置に良いパスが来た」と語っており、遠藤のパスがきっかけだったとコメント。一方の遠藤は、「僕がタケにつけたところは特に難しいことはしていないです」と、普通のプレーだと強調。これも、ブンデスリーガで掴んだ自身が影響していると言えるだろう。 ◆ピッチ内でスカウティング能力を発揮 ――遠藤の投入の変化と、彼の成長について 「三好は前回、チームでちょうど試合に出始めた頃だった。そして所属チームに戻り、リーグ戦やヨーロッパリーグで試合に出続け、ポジションは違ったが、彼の良さを発揮していたので今日起用した。十分に彼の持っている起点になるチャンスメークの部分では力になってくれたと思うが、もっとプレーの判断のスピードを上げること、試合を仕留める場面での決定力の部分でまだまだ上げてもらいたいと思っている」 「板倉はフローニンヘンでレギュラーとしてプレーしていて十分プレーできると思っていた。まだまだ早い判断でより相手の嫌がるプレーができると思うが、経験値のある吉田とディフェンスラインで共にプレーすることで、成長に繋がるプレーができたと思う。

「まずは遠藤の投入で彼の特長が生きてチームの流れが良くなったと思う。ただ、前半もディフェンスラインからボールを運べるようになってきてはいたので、よりボールを動かしながら前線にボールを付けていこうと。シャドーに入った時にお互いの意思疎通をはっきりしようと伝えた。あとは自分たちのやるべきことを勇気を持ってやり続けようと伝えた」 「戦う姿勢を見せてくれたという意味では嬉しく、選手たちを誇りに思うが、負けという結果に関しては悔しく思う。日本相手に前半は良い内容で対等にやれた。その点は特筆すべきだと思う。後半はPKもあり退場もあって展開が難しかった」, 日本代表のDF吉田麻也(サンプドリア)が、パナマ代表戦後にメディアの取材に応対。試合について振り返った。 「試合の流れを見ながらでしたが、元々後半から出場させるつもりでいた。前半なかなかボールをうまく動かせなかった中、彼が入ってディフェンスラインから、サイドからボールを受けて起点となり、流れが変わったと思う。バランスの部分でもセカンドボールを拾えたり、球際の部分でも全体の良さが出せるようになったと思う」 控えGKのポジションからベンチ入りはしながらもピッチに立てなかった権田。2、3年に1度回ってきていた出場の機会は、ここに来てコンスタントにもらえるようになった。 20歳以下のサッカー選手市場価値ランキングトップ50はこれだ! 2年後にはカタール・ワールドカップ(W杯)が開催。権田は「僕を評価して、成長させてくれたことには、プレーして返すことが自分にできること」とピッチに立つことが恩返しだとし、「現状には満足していないし、2年後のW杯に向けて、もっと成長しないとW杯では勝てない」と、個の成長が必要だとした。 聞こえがいいということではなく、常にピッチ上で臨機応変に対応することを考えている遠藤。ポイントは、「相手の位置、味方の位置、自分の位置を把握することが大事だと思います」と、全ての立ち位置が決め手となると明かした。 「前半から感覚的にはうまく行っていないと思っていた。相手も守備のオーガナイズが良くて短いパスも繫ぐことができなかった。ロングボールを蹴ろうにも逆サイドのケアもうまくされていて、打開できなかった。そんな中でボランチが1枚落ちてとか、変化を付ければ良かったのかもしれない。ただ、後半は運動量が落ちてくるだろうと思っていて、実際そこを突けれたと思う。しっかり守ってカウンターから一発も狙っていた」

《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》, パナマ代表のトーマス・クリスティアンセン監督は13日、0-1で惜敗した日本代表戦を振り返り、記者会見に臨んだ。 また、「守備というところはゼロに抑えられましたし、相手がシステムを後半変えた時に右サイドに選手がよりすぎて原口選手が3人見たりしていたところは課題感もしれないですが、前線の選手が気持ちよくプレーできる、やりたいゾーンでプレーできる守備がっできたらいいなと」コメント。「前の選手は気持ちよく裏に走っていましたが、前半できていた選手を生かしてあげるプレーができればよかったと思います」とし、攻撃も考えた守備をしていきたいと意気込んだ。, 日本代表の森保一監督が13日、1-0で勝利したパナマ代表との国際親善試合を振り返り、記者会見に臨んだ。 これは元日本代表の正守護神であった楢崎正剛氏の記録に並んだことになるが、「僕からしたら楢崎さんに並んだと言われるのは失礼だと思います」と謙遜。また、「15本ぐらいシュート打たれたり、PKが毎試合あれば自分の記録だと言える」とし「前線の選手から後ろまで体を張ってくれた結果の7試合だと思う」と、自分一人ではなくチーム全体の記録だと見解を述べた。 また、「個人のパフォーマンスではもっと上げていかないと、W杯では「大事なところで権田が頼りになるよね」と言われるようにならないと」とし期待に応えられるパフォーマンスを発揮したいと語った。 ――10月のシリーズで起用されなかった三好と板倉、また久々の招集となった橋本と浅野の評価について

――数的不利になっても最後まで諦めなかったことについて

◆南野のPKで勝利!日本代表vsパナマ代表 ハイライト
さらにテンポの良さも1つ大きく変化した要因だ。後方からのビルドアップを行う日本だが、最終ラインがボールを持つとペースダウン。ボランチに一度つけても、じっくりと前線やサイドの状況を見て展開していくことが多い。

――立ち上がりと終盤の15分について 守護神として先発出場した権田は、前半の守備についてコメント。「今日は3バックで守備の時は5バック気味に、前半は長友選手と室屋選手も落ちて[5-4-1]にするという感じでした。そうなれば、自ずと重心が下がると思います」と、後ろ重心になっていたことを認めた。その理由はスカウティングにもあったといい、「相手がスペースをついてくる、詰まったらロングボールを入れてくるというスカウティングもあったので、後ろが前に押し出してスペースを作らないようにしていました」と、パナマの対策の1つでもあったとしている。 「攻撃に関してもっとやらなければいけないという感想はあるが、守備に関しては最後のところで身体を張れていたと思う。これまで冨安と出て無失点が続いていた中、2人も『自分たちも』という気持ちで臨んでくれたと思う。そういう意識がチームがレベルアップする上で欠かせないことだと思う」 ◆森保一監督(日本代表) 「どう相手のゴールに向かっていくかというトレーニングをしているが、優先順位としてまずはボールを奪った瞬間に速攻を仕掛けるということ。相手の背後を取れる場面であれば、マイボールを繫ぐよりも背後を取ることを伝えている。ただ、それ一辺倒になると読まれてしまうので、その際はボールを繫いで揺さぶることを伝えている」 30秒で天国から地獄へ…!試合終了間際、決死の攻撃参加から劇的ゴールを決めたGKを悲劇が襲う! “のぞき”は許されない、VARを盗み見たスアレスがスポーツマンシップに反してイエローカード, 2カ月連続でのヨーロッパ組のみでの欧州遠征。11月シリーズの初戦となったパナマ代表戦は、1-0で勝利を収めた。 最後に、今日の試合の課題について問われた権田は「攻撃と守備は表裏、同じものだと思っています。守備に人数をかける数が多く、後ろが重くなった。センターバックが押し出すとかサイドの選手をあげるとかチャレンジしていましたが、今日の3トップはコンビで崩すことを得意だと思うので、低い位置からのカウンターだと難しさはあるなと感じました」と、攻撃陣に負担をかけていたと分析した。 ――南野への縦への一本が多かったと思うが 久保建英、日本代表での「私服」で着ていたブランドが判明; イブラヒモヴィッチが映画化!「I am Zlatan」が2021年秋に公開へ ――日本の前の3人について

「橋本は前半のみの出場だったが、所属チームでは1つ前でプレーをしている。チームの戦術の違いで戸惑いはあったと思うが、何とか積極的に自分の良さを出そうとしてくれたと思う。今後に期待したい」 ――普段組まない選手とディフェンスラインを組んだこと、3バックについて 「入りの15分については選手たちはアグレッシブにプレーしようとしていたと思う。3バックをトライしたこと、選手を大幅に入れ替えたことで、確認しながらのプレーになったと思う。合わない中でもトライはしてくれた。終盤の15分については相手が一人少ない中、カウンターのチャンスがあったにも関わらず、追加点を取れなかったのは課題だと思う」 興奮冷めやらぬ、正直負けて悔しいサッカーワールドカップ・ベルギー戦でしたが、日本代表チームを称賛する、いくつもの海外のサッカーファンの声を取りあげた動画があり… バランスの取れた2人もメンバーから外れた中、ゲームメーカーとして柴崎がチームを支えてきた。ゲームを読む力で攻守にわたって高い能力を発揮している柴崎だが、ここに来て遠藤がそれを凌駕するパフォーマンスを見せている。 ――遠藤の投入で流れが変わったと思うが、その狙いと変化について ◆ボランチの外せない軸に成長 カメルーン戦はスコアレスドローに終わったものの、コートジボワール戦には1-0で勝利した。, ACミランのコートジボワール代表MFフランク・ケシエは日本戦にフル出場。彼は『BBC』のインタビューでこう述べていた。. 久保は遠藤のプレーについて「球際の強さと、起点のシーンでは早いパスを出してくれたので、一緒にやっていて余裕があると感じた」とコメント。「クラブで結果を出して自信を持ってきていると思うので、自分もそういう自信を吸収したいと思います」と、チームメイトでも自信を感じ取ったようだ。 1トップ起用でPK決勝弾のMF南野拓実、久保建英「やりやすい」、三好康児「相当レベルの高い選手」とシャドーの2人を語る, 投入後にチームの流れが一変、MF遠藤航が大事にすること「相手の位置、味方の位置、自分の位置を把握すること」, 「不条理」「本当に不快」「フットボール史上最悪」…リーズFWバンフォードへのVARオフサイド判定に苦情殺到. 2年前に対戦した時とは監督もメンバーも変わっているパナマ代表。日本はキックオフから良い入りを見せたが、徐々にパナマが日本のプレスに慣れると、日本は押し込まれていないながらも窮屈な戦いを強いられた。その中で目立ったのが、後半から入ったMF遠藤航(シュツットガルト)だった。 約1年ぶりの活動となった10月ではアフリカ勢のカメルーン代表、コートジボワール代表を相手に2試合とも無失点。結果は1勝1分けで終えていたが、パナマ戦に勝利し2連勝となった。

その理由について、スタンドから見ていた遠藤が試合後に「拳人も間で受けていましたけど、1ボランチ気味だったので捕まりやすかったかなと思う」とコメント。ボランチ2人の関係性が難しさを生んでいたと分析した。 13日、日本代表は国際親善試合でパナマ代表と対戦。後半に久保建英のスルーパスを受けた南野拓実がボックス内で倒されPKを獲得。これを自らしっかりと決めて、1-0で日本が勝利した。 「今日、驚いたのは日本が3バックできたこと。とはいえ、これまでの試合で戦っていた選手も多くいて、サプライズで出た選手も含めて分析はできていた」 権田が日本代表デビューを果たしたのは、2010年6月1日のイエメン代表との国際親善試合。10年以上前にデビューしたものの、このパナマ戦が通算18試合目の出場となった。 13日、日本代表は国際親善試合でパナマ代表と対戦。後半に久保建英のスルーパスを受けた南野拓実がボックス内で倒されPKを獲得。これを自らしっかりと決めて、1-0で日本が勝利した。 日本代表のボランチといえば、長年キャプテンとしてプレーしたMF長谷部誠(フランクフルト)、そして代表最多キャップを誇るMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)が挙げられるだろう。 遠藤はパスを供給する時の判断材料として「味方のポジションも見ているんですが、相手がどうプレスをかけるかを特に注意しています」と、相手の守り方に合わせた判断をすると語った。「例えば、3バックのナオ(植田直通)がボールを持った時に、ボールサイドのボランチは掴まれているけど、逆の僕はフリーだたり。相手のポジションを見てプレーすることを意識している」とコメントした。 森保一監督はこの試合の後半から遠藤を使うことは決めていたと試合後にコメント。その効果については「ディフェンスラインから、サイドからボールを受けて起点となり、流れが変わった」と評価。さらに「バランスの部分でもセカンドボールを拾えたり、球際の部分でも全体の良さが出せるようになったと思う」とし、個人の良さだけじゃなく、チーム全体へプラスの効果をもたらせたことを評価した。 10月の活動は渡航制限の影響から招集外となったが、この試合では先発。持ち味であるボール奪取は時折見せたものの、バイタルエリアで相手を自由にさせてしまうシーンが散見された。 これまでの代表生活については、「順調じゃなかったのは間違い無いです」と苦難の道のりだったとコメント。「僕は吉田選手とデビュー戦が一緒のはず」とし、「吉田選手はこの前の試合で100試合出場、僕は18試合。彼は中学生 の頃から知っていて、同い年でずっとやってきた仲間です」と、大きな差があると実感。それでも「みんなが期待してくれていることにも応えられていない悔しさもある」と、難しいポジションでありながらも、ここまでの道のりへ悔しさを露わにした。

久保建英もランクイン!

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遠藤は「ブンデスでやっていたことが出せたということ」と、日頃のプレーをしただけだとコメントしたが、そこのレベルをしっかりと表現できることは、大きく成長していることの証だろう。

それは、同じブンデスリーガで外国人選手として最多出場、さらに今季のブンデスリーガでは最も長くプレーする選手としてドイツで成長を続けてきた長谷部を思い起こさせる。チームのバランスを取り、攻撃と守備を司る遠藤の力は、日本代表の飛躍には欠かせなくなりそうだ。 ――前半と後半の変化が大きかったと思うが、遠藤の投入以外で指示したことは まず第一に、ブンデスリーガでトップのデュエル勝利数を誇る遠藤の持ち味が発揮。パナマの選手からのボール奪取を行うだけでなく、苦しくなりそうな場面には常に遠藤が顔を出してピンチを未然に防いでいた。 「浅野はチームが勝っている中、相手が前がかってくるところをスピードを生かして最適なプレーをしてくれたと思う。特長を十分出してくれた。所属チームではトップやサイドハーフでプレーしているが、今日の試合でも良さを出しくれた。ただ、三好と同じで決定機はあったので、そこは期待を込めて決めて欲しいと思っている」, 【招集リスト】日本代表背番号が発表!「10」は引き続き南野拓実、鈴木武蔵が「11」を背負う, 長谷部誠を思わせる遠藤航が見せつけた分析力と対応力、日本代表の欠かせない軸に/日本代表コラム, 経験の浅い2人と3バックを形成したDF吉田麻也「最初からうまく行くとは思っていない」, 「楢崎さんに失礼」7試合連続無失点、GK権田修一は仲間を讃える「7試合、体を張って走ってくれている結果」.