Python は、Java や Ruby と同じように、これらの 4 大要素を全て提供しているプログラミング言語です。全てを満たしてこそ、オブジェクト指向プログラミング言語と言えます。 client ('s3') list = s3. とりあえずanacondaの仮想環境を構築し、tensorflowをインストール。, models-masterのフォルダおよびファイル群を手順3で作成したフォルダに移動する。, protocの中から以下のファイルを手順3のフォルダに移動する。 protoc-3.4.0-win32\bin\protoc.exe, 以下のエラーが出た場合は、仮想環境構築時にインストールされるライブラリ群のバージョンが古い可能性があります。 下記コマンドにてバージョンアップを実施してください。, 私の参加している有志チームのサイトです。LibraやEthreumeに纏わる記事を上げています。, https://github.com/google/protobuf/releases/download/v3.4.0/protoc-3.4.0-win32.zip, https://github.com/tensorflow/models/archive/master.zip. pythonやプログラミングへの理解に加えて、文章力も高いんだろうな、と。。素人の私にもすっと入って理解できました。, 要は、文書力が高くコンパクトにまとめ、(余計な)コマーシャルリンクが無い。 理解できたきになれました。感謝します。, 記事の冒頭でも、ご指摘を頂いた旨を正直に書き、『独学プログラマー』へ促すことで対応させて頂ければと思います。, 上のコメントへの回答の通り、記事の冒頭でも、ご指摘を頂いた旨を正直に書き、『独学プログラマー』へ促すことで対応させて頂ければと思います。, オブジェクト指向について大変勉強になりました。 オブジェクト指向プログラミングの冒頭の説明で Pythonはオブジェクト指向のプログラミング言語です。まずは、Pythonの中で管理する「オブジェクト」とは何なのかを知りましょう。そして変数でオブジェクトを管理している仕組みを理解することろから始めましょう。 独学プログラマーという書籍の写しだそうですが、それを知るのもネットサーフィンでここに辿りついたおかげなので素直に感謝です。 Pythonは「オブジェクト指向言語」と呼ばれる種類のプログラミング言語に含まれます。, この「オブジェクト指向」という考え方は、プログラミング初心者の方にはなかなか理解しづらいのですが、Pythonのプログラムを使いこなすためには乗り越えなければなりません。, 師匠!Pythonは情報を『オブジェクト』で管理しているってどういうことなんですか?C言語には『オブジェクト』ってないですよね?, Pythonでプログラムをしていくためには、この『オブジェクト』というものへの理解が欠かせません。, 実は、ここまでカリキュラムを進めてきた皆さんは『オブジェクト』というものにすでに触れています。改めて『オブジェクト』が何なのかを理解していきましょう。, Pythonでは「数」「文字列」「リスト」「タプル」といったあらゆる情報が『オブジェクト』として管理されています。, このようにPythonという言語では、様々な情報は『オブジェクト』という枠組みの中で管理されているのです。, 「数」や「文字列」もオブジェクトなんです。つまり、今まで皆さんはプログラムの中で『オブジェクト』をたくさん使ってきたということですね。, プログラムが動く中で『オブジェクト』は大量に生成されることになります。そのオブジェクトを適切に扱うためには、オブジェクトを識別できる仕組みが必要となります。, 実際にプログラムから使用してみましょう。print関数と組み合わせて画面に『オブジェクトID』を表示してみます。, 実行結果は次のように、オブジェクト毎に異なる『オブジェクトID』が付与されているのがわかりますね。, プログラムを動かす度にIDは変わります。皆さんの環境では違う数字が表示されることでしょう。, 「10」みたいな数も『オブジェクト』とは。わたしは知らず知らずのうちにオブジェクト使ってたんですね。, 「変数」に「10」を代入するってことは、「変数」に「オブジェクト」を入れるってことなんですね!, いや、ここはね注意が必要なんですよ。Pythonという言語において「変数」というのは、「オブジェクト」入れるものではないんです。, C言語やJavaといった言語の「変数」と、Ptyhonの「変数」は同じように見えても情報の管理方法が違います。, C言語の「変数」は変数自身が情報を管理していますが、Pythonの「変数」は、オブジェクトを参照するための『オブジェクトID』を管理しています。, Pythonで正確に情報を操るためには、「変数」が「オブジェクトへの参照」を管理していることを理解することが必須知識となります。, C言語のような言語とは異なる情報の管理方法になっているんですね。これこそが、Pythonのデータ管理の柔軟性を作り出しているのです。, ここまで「num = 1」といったプログラムを作ってきましたが、このプログラムの本当の意味は, このように変数「num1」と「num2」のオブジェクトIDは共に「1」というオブジェクトIDと同じになっていますね。, このように「1」というオブジェクトが1つ存在しており、「num1 = 1」と「num2 = 1」は、オブジェクト「1」への参照を「変数」に対して設定しているのです。, id関数に変数を与えた場合は、変数が参照しているオブジェクトIDが取得されることに注意しましょう。, id関数に変数を渡すと「変数」自身のオブジェクトのIDが取れるように思ってしまいがちですが違います。, Pythonにおいて変数自身は『オブジェクト』ではありません。変数が参照しているオブジェクトIDが取得されます。, Pythonの「変数」ってC言語の変数となんか違うなーっと思ってましたが、これがその違和感の正体だったのですね。なるほどー。, でも、変数がオブジェクトの参照を管理しているっていうのが、プログラムの中でどのような動きなのかが、まだイメージを掴めていません。, それじゃあ、簡単なプログラムを使ってプログラムの流れとともに、変数の参照がどのように変わっていくかを見てみようね!, 次のプログラムは、シーン1~3に分けてオブジェクトの生成と、変数の参照の切り替わりを表現したものです。, id関数の引数に「1」「2」の数値を指定したことにより、Pythonのプログラムではこの瞬間「オブジェクトを作ろう!」ということになります。, オブジェクトが生成されたため、オブジェクトIDが付与され、次のようにprint関数で表示ができることになります。, 次に2つの変数「num1」「num2」に対してオブジェクトの参照を設定しています。, 「1」という数値のオブジェクトはすでに存在しているため、このプログラムではオブジェクトの生成は行われません。, 「変数」に対して、オブジェクトの参照設定ができたため、「num1」「num2」に対するid関数の結果は「1」というオブジェクトIDが取得できることになります。, このようにシーン1にて作成されたオブジェクトIDを「num1」「num2」が共に参照していることがわかりますね。, それでは、変数「num2」に対して+1を行い「2」という情報を管理するように変更してみます。, 「2」というオブジェクトは、シーン1ですでに作成済みですね。そのため、変数「num2」はすでに生成済みのオブジェクト「2」へ参照先が切り替わるように処理されます。, 結果、確かに次のように「2」のオブジェクトに参照先が変更されているのがわかります。, 「オブジェクトの生成」と「変数のオブジェクト参照」の関係性をしっかりと理解しましょう。, 師匠!なんで「id関数」にはオブジェクトを指定することもできて、変数を指定することもできるんですか?, いや、それはね、実はちょっと違うんですよ。「id関数」の引数自体はやっぱりオブジェクトしか受け取れません。, オブジェクトを参照している変数は、プログラムで使用すると参照先オブジェクトとして置き換えられます。そのため、結局はオブジェクトとして解釈されます。, 変数への代入のときは、変数への参照設定として解釈されますが、変数を利用するときは、参照先のオブジェクトとして解釈されます。, Pythonにおける「変数」は、C言語においては「ポインタ変数」にイメージが似ています。, C言語の「ポインタ変数」はchar*型というように参照先のデータ型の情報を管理しています。, しかし、Pythonの「変数」は変数自身はデータ型を管理していません。オブジェクト側がデータ型を管理しているのです。, そのため、Pythonの「変数」には、数でも文字列でも好きなタイミングでオブジェクトの参照を設定することが可能となります。, これは変数自身がデータ型を管理していない構造となっているため、可能なプログラムなのです。, 変数側に型情報を持たせないことにより、変数を扱う自由度を引き上げているのがPythonの「変数」なんです。C言語とは全く異なるアプローチですね。, 年間200人以上のプログラミング初心者・未経験者を直接指導で教育している現役エンジニアです。, 本サイトでは開発経験20年のノウハウ・学習ポイント・カリキュラムを全力でわかりやすく解説します!, 「メソッド」とはオブジェクトを操作するための関数のことです。「メソッド」を利用することで様々な処理を肩代わりしてくれる便利な機能です。オブジェクト指向言語における「メソッド」の役割を学びましょう。, プログラミング入門者向けのPython学習カリキュラムです。今話題の言語であるPythonを学ぶために必要な知識を順序立てて解説します。. オブジェクト指向プログラミングの4大要素 カプセル化 抽象化 ポリモーフィズム 継承カプセル化とはカプセル化の1つ目のコンセプトオブジェクト指向プログラミングにおいて「オブジェクトによって複数の変数(状態を保持)とメ
wordpress 4 https-portal 3 docker 3 docker-compose 3 MATOMO 2 flask 1 MySQL 1 python 1 人気記事 WINSCPをコマンドから利用してのファイル転送 275 views Python PEP 8 警告対処方法【Indentation is not a multiple of four】, Q:「id関数」は引数にオブジェクトも変数でも指定できるって不思議です?どうしてなの?, Pythonの「変数」はC言語の「変数」とは異なり、情報を直接管理せずオブジェクトを参照するための情報を管理している。.
list_objects (Bucket = 'my_bucket_name')['Contents'] for key in list: s3. とありますが、”手続き型プログラミングのように”ではなく、”関数型プログラミングのように”ではないですか?, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。, '''インスタンス変数 num をクラスの外側から直接変更する(client)。''', '''インスタンス変数 num をクラスで定義したメソッドを使って変更する。'''.
Size of the data (number of bytes) Byte order of the data (little-endian or big-endian) If the data type is a sub-array, what is its shape and data type. 一流のプログラマーとして活躍するには、オブジェクト指向プログラミングの知識やスキルは、今や欠かせないものとなってきています。そして、Python はオブジェクト指向プログラミングに非常に適したプログラミング言語です。, そのため、Python の学習者にとって、オブジェクト指向プログラミングについて、正しく理解し、使いこなせるようになることは、非常に重要なことと言えます。, このページで、例を交えながら、一から解説していきますので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。, 当記事の内容が、『独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで』のコピーであるとご指摘を頂きました。確かに、その通りで、当記事は当該書籍を丸々参考にして書きました。当記事の内容をわかりやすいと感じられたら、それは当該書籍の功績です。, 当該書籍では、当記事で省いてしまったこともあり、当記事以上にわかりやすく、また初心者プログラマーに必要なことが、著者の実体験を根拠として、ありありと書かかれています。ぜひ、当記事よりも、当該書籍をお読み頂ければと思います。, それでは、オブジェクト指向プログラミングについて始める前に、プログラミング・パラダイムについて解説しておきたいと思います。, プログラミング・パラダイムとは、プログラミングのスタイル全体を指す言葉です。大きく分けて、以下の 3 つのスタイルがあります。, これらの 3 つのスタイルの中で、プログラマーとしてやっていくには、関数型プログラミングかオブジェクト指向プログラミングの、どちらかを学ぶ必要があると言えます。, それぞれのスタイルの最も大きな違いの 1 つは「状態(ステート)」の持ち方にあります。, 状態とは、プログラムが動いている時の変数のことです。例えば、グローバルステートは「グローバル変数という状態」の変数です。一方で、ローカルステートは、 def 文のブロック内に書かれている「ローカル変数という状態」です。, こうしたことは、「 Pythonのスコープ(グローバル変数とローカル変数)のルール」でも触れているのでご確認ください。そちらの記事で、グローバル変数に頼り過ぎると、予期せぬエラーに悩まされることになるという点も意識して頂ければと思います。, それでは、この「状態(ステート)」に着目しながら、それぞれのプログラミング・スタイルを上から順番に見ていきましょう。, 手続き型プログラミングは、「まずこれをやって、次にあれをやって、そしてそれをやって」というように、ボトムアップで一つずつ作り上げていくスタイルです。, このコードでは、 1 行ごとにステートを変えて、最後に xyz の値を定義しています。手続き型プログラミングの場合、全てのデータをグローバル変数として持ちます。そして、データの操作は関数で行います。, 手続き型プログラミングは、これぐらいの小さなプログラムを書くには適しています。しかし、状態(ステート)を、全てグローバル変数に持たせているため、グローバル変数に頼り過ぎたプログラムになってしまいます。, そして、この書き方では、長く複雑なプログラムになればなるほど、プログラム内のあちこちの関数で、同じグローバル変数を使うようになります。, そのため、例えば、ある関数でグローバル変数を変更しているのに、また別の関数で、意図せず、グローバル変数を上書きしてしまうということが起きてしまいます。, そうなると、新しいコードが、それまでに書き上げたコードのデータを壊してしまい、予期せぬエラーに悩まされることになってしまうのです。最終的に、プログラムは、あっという間に修復不可能になってしまいます。, 手続き型プログラミングにはこうした問題があるため、その解決策として、関数型プログラミングや、オブジェクト指向プログラミングが登場することになりました。, なお上のコードは、グローバル変数を「これでもか」というぐらい不要に使って書いています。ただし、手続き型プログラミングとはいえ、グローバル変数の多用を控える意識は、理解しやすくエラーの少ないコードを書くために重要です。, 次に、関数型プログラミングを見てみましょう。これは、手続き型プログラミングからグローバルステートを排除したものです。, これによって、関数型プログラミングで書く関数は、グローバルステートに依存せず、その動作は、関数に渡された引数によってのみ変わるようになります。そして、関数の戻り値は、通常、他の関数に引数として渡されます。, このコードは、関数の戻り値は、関数ブロック外のデータであるグローバル変数に依存しています。そして、この increment 関数を使うと、グローバル変数の a の値も変更されます。, こちらの関数では、関数ブロックの外にある変数を参照していません。引数に値を送り、その引数に対して処理を行うというものになっています。そのため、予期せずグローバル変数が変更されてしまうというような不具合は起こりません。, このように、関数型プログラミングでは、そもそもグローバルステートが存在しないので、関数外のデータに依存するようなコードは不可能となり、関数外のデータが予期せず変更されてしまうというような副作用が起きないのです。, ただし、グローバルステートを持たせた方が、遥かに効率的なことも多々あるのですが、関数型プログラミングは、それすら排除してしまうという欠点があります。, オブジェクト指向プログラミングも、関数型プログラミングのように、グローバルステートを排除しているということは同じです。ただし、それを、オブジェクトのグループ毎に、個別の変数を設定することで実現します。, これから詳しく解説しますが、オブジェクト指向プログラミングは、コードの再利用を促進し、システムの開発や保守にかかるトータル時間を短縮できるという利点があります。ただし、プログラムを書く前の計画や設計が、非常に重要になります。, 1 つ 1 つのリンゴが、それぞれオブジェクトです。それぞれのリンゴには、糖度や重さ、色といった共通の「属性」があります。そこで、オブジェクト指向プログラミングでは、リンゴクラスというものを作って、1 つ 1 つのリンゴが共通して持っている属性を、インスタンス変数として定義します。, ただし、糖度がどれぐらいか、重さが何グラムかというような「値」は、それぞれ異なりますね。そこで、リンゴというクラスから、1 つのリンゴ(インスタンス)を作る時に、値を与えます。, 例えば、 Apple というクラスがあるとします。そして Apple クラスには、重さと色という共通属性があるとします。そこで、この共通属性を、weight と color という変数にします。, 以下をご覧ください。なお、書式やコードの解説については、「Pythonのクラス(class)の使い方まとめ」で行なっていますので、ご確認ください。, これで、Apple クラスのオブジェクトには、重さ (self.weight) と、色 (self.color) という変数ができました。, オブジェクト指向プログラミングでは、全てのオブジェクトを、このクラスから作ります。クラスから作ったオブジェクトのことを「インスタンス」と言います。そして、インスタンスを作る時に、あらかじめクラスで設定した変数に、値を渡します。, これで、 weight は 10 で、color は “dark red” という変数と値を持つapple1というインスタンスができました。, このように、オブジェクト指向プログラミングでは、クラスに指定の変数を持たせて、インスタンスを作る時に、それに値を渡します。グローバル変数は一切使わずに、クラスで変数を定義するので、グローバルステートの問題に悩まされることがないのですね。, 最初、インスタンス apple1 の変数の値は weight: 10 , color: “dark red” でしたね。それを、それぞれ 20 と “light red” に変更しています。, 以下のコードは、長方形を表すクラスに、複数のメソッドを定義しています。 area メソッドは面積を計算し、change_size メソッドは長方形のサイズを変更します。, このように、オブジェクト指向プログラミングでは、クラスに固有の変数を持たせて、そのクラスから、オブジェクト(インスタンス)を作ります。, 一度作ったインスタンスの値は、アクセス権を設定することで、変更不可能にすることも自由です。さらに、クラスに固有のメソッドを作ることもできます。そのため、プログラミングにおける全ての処理が、クラスの中で完結します。, これによって、グローバル変数の問題に悩まされることはなくなります。また、それだけでなく、最終的には、開発時間の短縮や、保守の簡素化に繋がります。, ここから、さらに詳しくオブジェクト指向プログラミングについて、見ていきまさよう。オブジェクト指向プログラミングには、以下の 4 つの主要な概念があります。, Python は、Java や Ruby と同じように、これらの 4 大要素を全て提供しているプログラミング言語です。全てを満たしてこそ、オブジェクト指向プログラミング言語と言えます。, 前者は、ここまで見てきたように、オブジェクト指向プログラミングは、「共通の属性を持つクラスごとに、固有の変数とメソッドを定義する」ということです。, 後者は、オブジェクト指向プログラミングでは、「オブジェクト(インスタンス)のデータは、メソッドを通じて操作する」ということです。以下のコードをご覧ください。, 次に、このクラスから 2 つのインスタンスを作り、インスタンス変数の値を変更します。, どちらの方法でも、インスタンス変数 num の要素の値を変更することができています。, しかし、前者では、クラス内で定義したメソッドを使わずに、クラスの外側から直接書き換えています。このように、クラスの外側からオブジェクト(インスタンス)を操作するコードを client と言います。, client では、問題が起きる場合があります。例えば、変数 nums がタプル型だった場合、タプルはイミュータブルなオブジェクトなので、nums[0] = 100 のように、要素の一部を変更することはできません。そのため、プログラムが正しく動作しなくなります。, 多くのプログラミング言語では、この問題に対して、プライベート変数や、プライベートメソッドというものを作り、オブジェクトの外から、参照や操作ができないようにして対処しています。しかし、Python では、全てのデータは、client から直接操作することができるパブリック変数です。, そのため、Python では、client からアクセスして欲しくない変数やメソッドには、名前の前にアンダースコア (_) を 1 つつけます。これによって、Python のプログラマーは、アンダースコアから始まっている変数やメソッドは、触ってはいけないものと認識します。, Python のプログラマーは、このコードを見ると、変数 self._unsafe と、メソッド _unsafe_method は使うべきではないと判断します。このように、Python では アンダースコアによって、使うべきか、使わないべきかを見分けるようになっています。, 抽象化とは、「対象から小さな特徴を除いて、本質的な特徴だけを集めた状態にする」という手順です。, オブジェクト指向プログラミングでは、クラスでインスタンスの属性を定義する時に、不要な詳細を省略する時に、抽象化を使います。, など、非常に多くの属性があります。しかし、人を、クラスで表現しようとした時、全ての属性が、そのクラスで扱いたい問題に関係があるわけではありません。, そこで、扱いたい問題だけに焦点を当てて、それに必要な属性だけを定義することで、人を抽象化してプログラムすることができます。, ポリモーフィズムとは、「同じインターフェイス(関数やメソッドのこと)でありながら、データの型に合わせて異なる動作をする機能」を提供するもののことです。, 例えば、print()関数は、文字列型データや、整数型データ、浮動小数点数型データなど、異なるデータ型に対して実行することができますね。, もし、print()関数がポリモーフィズムでなかったら、それぞれのデータ型に合わせて、print_string, print_int, print_float のように、それぞれに専用の関数を用意する必要があります。, しかし、ポリモーフィズムのおかげで、print()という 1 つの関数だけで済みます。, もし Python がポリモーフィズムを適用していなかったら、ある関数やメソッドを使おうとしたら、まず対象となるデータの型を確認して、それに合った関数やメソッド名を呼ぶことが必要になります。そうなると、関数やメソッドを格納するファイルの種類も量も膨大なものになります。, プログラムが巨大になり、読むのも書くのも大変で、ちょっといじるだけで壊れやすくなりますし、機能を拡張するのも不可能に近くなります。, 継承とは、「新しいクラスを作る時に、既存の他のクラスからメソッドや変数を受け継ぐことができる」というものです。, 継承元となるクラスを親クラス、継承先のクラスを子クラスと言います。次の例をご覧ください。, 子クラスの Square では、親クラスの Shape のインスタンス変数とインスタンスメソッドを継承しています。継承した結果、新たにコードを書かなくても、親クラスと同じ変数やメソッドを使うことができるようになっています。, これによって、同じコードを何度も書くという手間から解放され、コードの量を削減し、コード全体をより小さく簡潔に保つことができるようになります。, もちろん、子クラスには、子クラス独自の変数やメソッドを定義することもできます。子クラスで、新たに定義した変数やメソッドは、親クラスには影響しません。, また、メソッドオーバライドと言って、子クラスで、親クラスと同じ名前のメソッドを書くと、子クラス内でのメソッドの動作を書き換えることができます。これも親クラスには影響しません。, オブジェクト指向プログラミングは、手続き型プログラミングで、多くのプログラマーを悩ませたグローバル変数による不具合を解決するために生まれたものです。, オブジェクト指向プログラミングでは、オブジェクトの共通属性を、インスタンス変数として、クラス内で定義します。そして、クラスからインスタンスを作る時に、変数に値を与える形をとります。その時、同時に、そのクラスに共通のインスタンスメソッドも定義することができます。, を理解すると、オブジェクト指向プログラミングが、コードの再利用を促進し、システムの開発や保守にかかるトータル時間を短縮できるという特徴が、いかに優れた利点であるかが分かるようになります。オブジェクト指向プログラミングは、プログラムを書く前の計画や設計が、非常に重要なので、その手間が割に合わないと感じる方もいるかもしれません。, しかし、プログラミングの本質は、書くことよりも、考えることにあります。コードを書く前に、しっかりと計画や設計を考えることで、新しい発想が生まれることもあります。, オブジェクト指向プログラミングで、ぜひ、そうした経験も積んでいければ、とても良いですね。, 平易ながらも本質的で素晴らしい記事でした。