24時間換気を戸建て住宅に後付けする際の6つ目の注意点は、第1種換気を選ぶ場合、熱交換器の有無と種類を確認することです。 第1種換気=熱交換器付きと解釈されがちですが、熱交換器を伴わないシステムもあるので、注意が必要です。 所属部署 : マンション営業部 24時間換気システムは、その名の通り、24時間機械制御で給気と排気を行うことで、室内の空気を常にきれいに保つことを目的としています。平成15年7月の法改正で、新築住宅を建築する場合はこの24時間換気システムの設置が義務化されています。 2.24時間換気システムの仕組み. 外気を室内に取り込むために設置されている給気口ですが、台風などの雨風が強いときには、そこから雨風が室内へ吹き込むことがあります。台風接近が分かっている時には、あらかじめ閉めておき、24時間換気システムや換気扇の電源も切っておきましょう。台風通過後は電源を入れ、給気口を開けることをお忘れなく。, <リビングインテリア編>自宅の部屋で真似できるモデルルームのコーディネートポイント. 24 24時間換気システムの必要性や種類によるメリットとデメリットを紹介します。戸建やマンションに向く換気方法、フィルターの掃除方法、電気代の相場、寒い場合の対策、換気扇がうるさい原因、スイッチを切ってはいけない理由、熱交換システムなどもまとめました。 24時間換気システムのモーターが故障しました。新築からの使用して約8年で全部屋のモーターが故障しました。修理または交換したら一個につきいくらかかりますか? 24時間換気を戸建て住宅に後付けする際の6つ目の注意点は、第1種換気を選ぶ場合、熱交換器の有無と種類を確認することです。 第1種換気=熱交換器付きと解釈されがちですが、熱交換器を伴わないシステムもあるので、注意が必要です。 一条工務店との比較記事はこちら↓桧家住宅 VS 一条工務店 勝手に批評してみました桧家住宅って、一条工務店の廉価版?, 2003年からどうやら全ての住まいに24時間換気システムというものの設置が義務付けられたということで、戸建てを建てるならこの換気システムは絶対に避けては通れないものですね。, 結婚して家を出て、夫婦で住んだ賃貸は昭和に建てられたマンションなので、Kirinは換気システムのついた住宅に住んだことはありません。, もちろん窓を開ければいいのかも知れませんが、最近の家事情ではそうもいかないようです。, そこでシックハウスによる健康被害を回避するためにこの『24時間換気システム』が設置義務化されたのだと思われます。, 給気口と排気口の両方に換気扇を設置して換気する方法で、強制的に室内と外の空気を循環させることができます。全て機械頼み!!, また給排気の際に熱交換を行うことができるので、冷たい外気温・もしくは暑い外気温がそのまま室内に入るのを防ぐことができます。, 後述するメリットにもありますが衛生的な効果が高いため病院など公共施設でよく使われる換気システムだそうですが、日本の住宅で採用しているところは少ないようです。, 第二種とは逆で、排気口の方に換気扇を設置して強制的に室内の空気を外に排出し、給気口は自然に空気を取り込むシステムです。, 換気システム設備がついた家に住んだことのないKirinですが、ここは迷わず言わせていただきます。, 24時間換気システム付き住居に住んだこともないKirinがいうのは説得力がないと言われるのであれば、仕方ないですが。, 冒頭でも述べましたが、現代日本においてエアコンに代表される「空調システム」を使用しない家はないと思います。, また、室内の空気自体を冷やしたり温めたりするので室内の気圧が上がったり下がったりする中で、機密性が弱いと空調効率が悪く、機密性が高いとカビの元となる湿気に対応が難しくなるわけです。, このエアコンという機械ありきで住宅換気をするなら、換気も機械に頼るのが一番効率がよく、また衛生的・そして快適であるとKirinは思います。, また、昨今3人に一人が発症すると言われている花粉症や、アレルギーの元となるアレルゲンをできるだけ家の中に入れたくない。, そうなるとフィルターで守られている第一種換気システムはKirinにとって外せない設備なのです。, 桧家住宅さんを選んだ理由でも挙げましたが桧家住宅さんでは『全熱交換式』を採用した第一種換気システム【ココチE】が標準設備として組み込まれています。, 直前まで検討していた『家は性能』を謳う一条工務店さんも【ロスガード90】という第一種換気システムを備えていました。, その点桧家住宅さんのココチEは床下埋め込み式なので音の問題も、間取りで邪魔になる問題もクリア!, フィルターの性能も、ココチEの中のフィルターを標準設備ではなく高性能のものを後からオプションで買えば99%にあげることができます。, いくら効率がいいといっても、24時間機械で運転する第一種換気システムは同じくポピュラーな第三種換気システムに比べて電気代が高いから、結局非効率では?, 間取りによっては電気代だけ高くつくオーバースペックとなってしまうかもしれませんが、第三種換気システムよりは確実に空気清浄機能が違うと考えています。, ただ、ここまではっきりいっておきながらビビリンなKirinが一言断らせていただくと, 空気の循環が良い方が絶対に空調効率がよく、また最終的な電気代も安いのではと考えています。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, ランキングに参加しています! どんな情報があなたのお役に立つのか・・・試行錯誤の毎日です。 上のバナーをポチッと押して応援してくださいますと大変喜んで更新の意欲がメラメラと湧いてきます。, 桧家住宅にてマイホームを建築中の施主Kirinです。 0歳と4歳、どちらも男の子2児の母です。 夫とともに元ダンサー、現ヨガとピラティスインストラクターです。 結婚した時からの悲願は自宅にスタジオのついてるマイホームを建てること。この度桧家住宅さんスマートワンカスタムにて夢のマイホーム計画を実現させることになりました! 詳細プロフィールはこちら, 桧家住宅さんで高気密高断熱・Z空調なし・夫婦の夢だったダンススタジオ付きマイホーム, 桧家住宅さんを全館空調というメガネを外して他と比べても、選ぶのか。ハウスメーカーを検討している方に是非読んで欲しいです。桧家住宅さんを選んだ理由を全館空調というスペックを外した私たちだからこそ考えてみました。, Twitterをにわかに騒がす【家系ブログを盛り上げる会】にてみなさんが公開されている情報暴露バトンをやってみました。その名も「家づくり暴露バトン」!Kirinの桧家住宅さんでの家づくりの情報を細かく公開してみました!まだ未定部分は今後また追記します!, 【桧家住宅】(7/10追記)キッチンVIVARIO(ビヴァリオ)の標準仕様とは?どこからオプション仕様?, 家づくり暴露バトン【過去の自分に伝えたい情報を徹底的にまとめてみた】 | びびの注文住宅で後悔しない方法ブログ|住友林業で26坪の平屋, 24時間換気システムは『第一種換気システム』一択でいくわよ | 桧家住宅でZ空調なしマイホームづくり実録ブログ, Z空調を採用しないのになぜ【桧家住宅】を選んだのか | 桧家住宅でZ空調なしマイホームづくり実録ブログ, 住友林業緑化を選んだ理由と値引き率 外構情報暴露バトン | びびの注文住宅で後悔しない方法ブログ|住友林業で26坪の平屋, 【桧家住宅】こだわり『屋内ダンススタジオ』を自慢してみる〜ハウスメーカーでできるわけ?って思うよね〜 | 桧家住宅でZ空調なしマイホームづくり実録ブログ. これまでのたくさんの経験をもとに執筆しておりますので、皆さまのお役に立てれば幸いです。, 近年では鉄筋コンクリート造の分譲マンションをはじめとする「高断熱・高気密」の住宅が主流となっています。 外からの冷気や熱気を遮断して、居室内の気密性を高くすることで冷暖房を効きやすくするというものです。家計や地球温暖化に貢献し、現代のニーズに合った商品性と言えます。, ただ、デメリットもあります。 断熱・気密性が高すぎることで「シックハウス症候群※ 」の原因となる住宅部材に含まれた化学物質や、生活臭などの臭い、また湿気などが部屋にこもってしまいます。, ※シックハウス症候群:建築部材に含まれる化学物質(ホルムアルデヒド、トルエンなど)の影響で、様々な病気や健康被害、アレルギーが発生する症状を指します。 住宅のシックハウス症候群への影響と、改正建築基準法に基づくシックハウス対策については、こちらの資料をご覧ください。 厚生労働省:「健康な日常生活をおくるために:シックハウス症候群の予防と対策」 国土交通省:「シックハウス対策パンフレット」, これらを外に逃がして新鮮な空気を外から取り込む「換気」が大事になってきます。 ここで注目されたのが「換気」対策です。 私は現在分譲マンションの販売に携わっていますが、実際に鉄筋コンクリートに覆われた分譲マンションは「換気性能は大丈夫?」といったご意見を寄せられることがあります。, 平成15年7月に法改正があり、これまであったキッチンやバスルーム、トイレ、洗面所などの強制換気に加え、賃貸住宅や一戸建てを含め新築住宅を建築する場合は【24時間換気システム】の導入が義務化されました。 今回はその【24時間換気システム】について少し詳しくご紹介したいと思います。, 24時間換気システムは、その名の通り、24時間機械制御で給気と排気を行うことで、室内の空気を常にきれいに保つことを目的としています。平成15年7月の法改正で、新築住宅を建築する場合はこの24時間換気システムの設置が義務化されています。, 24時間換気システムのしくみは、リビング、部屋などの壁に取り付けられた給気口から空気を取り込み、その取り込まれたきれいな空気は各部屋のドアの下の隙間から廊下に流れ、最後に洗面所やトイレ、バスルームに設けてある天井排気(吸気)口から外部に排気される仕組みとなっています。, 給気口は「天井」取り付けタイプと「壁」とに分けられています。ここから新鮮な外の空気を取り入れています。 写真のように開閉タイプもあり、このタイプは3段式に給気量を調整できるようになっています。, 給気口のフタは取り外せるようになっていて、中にはフィルターがあり、塵やほこりを除去してくれます。周辺環境にもよりますが、次第にフィルターが汚れて換気効率が落ちてきますので、定期的にお手入れをするようにしましょう。フィルターのお手入れは交換タイプもありますが、「水洗い」でOKなものも最近では数多く出ています。, フィルターカバーは回転式や上下取り外し式などがあります。写真のフィルターカバーは後者のタイプとなり、上に引っ張ると外せるようになっています。, 新鮮な空気が給気口を通して外から送り込まれる一方で、部屋の汚れた空気は扉の下を通って、廊下に排出されています。実は各部屋の扉の下には空気の通り道として多少のすき間が設けられているので、そこを通っているというわけです。, いったん廊下に排出されたこの汚れた空気は、さらにトイレや洗面所の扉をくぐり、トイレや洗面所の天井に設置されてある「排気(吸気)口」を通して外に排出されていきます。, 洗面所やトイレにある排気(吸気)口は、おおもとはバスルームの浴室暖房乾燥機(換気扇のみの場合もあります。)のファンを利用して排気(吸気)していく構造となっています。, 24時間換気の電気代だけで月に数百円かかると言われています。この電気代がもったいないから給気口を閉められるご家庭もあるかもしれません。しかし、法律上は「常時開けておくこと」とされています。 給気口を閉めてしまうと化学物質や湿気が追い出されず、シックハウス症候群や結露、カビの発生などの原因となります。健康のためにも、開けておくことを優先すべきでしょう。, 以上、24時間換気システムについて説明しました。 24時間換気システムは1時間に部屋の半分ぐらいの空気が入れ替わると言われています。しかしやはり自然換気にはかなわないため、家にいる時はたまには窓を開放して一気にクリーンな空気に入れ替えることをお勧めします。, アルファジャーナルのメルマガが届く「アルファあなぶきStyle会員light」に登録すると、数ある記事の中から今読みたい厳選記事や、最新情報のメールが届きます。, 所属部署 : マンション営業部 資格 : 宅地建物取引士 大学時代に不動産業界と縁があり、2005年に入社以来、分譲マンションの販売に携わってきました。 これまでのたくさんの経験をもとに執筆しておりますので、皆さまのお役に立てれば幸いです。, その他の記事はこちらをCHECKhttps://journal.anabuki-style.com/, <著作権・免責事項等>【本紙について】・メディアサイト「アルファジャーナル」に掲載された記事を印刷用に加工して作成しております。・アルファジャーナルにはあなぶきグループ社員および外部ライターによって作成される記事を掲載しています。【著作権について】・アルファジャーナルが提供する情報・画像等を、権利者の許可なく複製、転用、販売など二次利用することを固く禁じます。・アルファジャーナルに登録される著作物に係わる著作権は特別の断りがない限り、穴吹興産株式会社に帰属します。・「あなぶき興産」及び「α」(ロゴマーク)は、穴吹興産株式会社の登録商標です。【免責事項】・アルファジャーナルに公開された情報につきましては、穴吹興産株式会社およびあなぶきグループの公式見解ではないことをご理解ください。 ・アルファジャーナルに掲載している内容は、記事公開時点のものです。記事の情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、必ずしも正確性・信頼性等を保証するものではありません。 ・アルファジャーナルでご紹介している商品やサービスは、当社が管理していないものも含まれております。他社製品である場合、取り扱いを終了している場合や、商品の仕様が変わっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。 ・アルファジャーナルにてご紹介しているリンクにつきましては、リンク先の情報の正確性を保証するものではありません。・掲載された記事を参照した結果、またサービスの停止、欠陥及びそれらが原因となり発生した損失や損害について、当社は一切責任を負いかねますのでご了承ください。・メディアサイトは予告なく、運営の終了・本サイトの削除が行われる場合があります。・アルファジャーナルを通じて提供する情報について、いかなる保証も行うものではなく、またいかなる責任も負わないものとします。. 資格 : 宅地建物取引士 これから住宅を建てる方はすでに住宅プランの中に含まれていますが、すでに一戸建て住宅をお持ちの方の場合、後付けで24時間換気システムの導入を検討されている方もいらっしゃると思います。
ご利用の環境ではJavaScriptの設定が無効になっています。このサイトをご利用の際には、JavaScriptを有効にしてください。, 一戸建て住宅における24時間換気システムの種類と選び方 | 【LIFULL HOME'S】住まいのお役立ち情報, 一戸建て住宅をはじめ、現在すべての住宅に機械式の換気設備、いわゆる24時間換気システムの設置が義務付けられています。
24時間換気システムが故障してしまい、修理をしました。年末に来て、痛い出費ですが、消費税が上がる前で良かったかも?(と思うしかないです)今回の故障→修理するまでに体験した中で、感じたことや疑問に思ったことを共有しておきたいと思います。そもそ そこで今回は24時間換気システムの導入を検討されている方に向けて、24時間換気システムの種類や一戸建て住宅における換気システムの選び方について紹介します。, 24時間換気システムとは、一日中新鮮な空気を室内に取り込んで、空気の循環を促す設備のことです。以前までは24時間換気システムの設置義務はありませんでしたが、2003年の建築基準法改正によってすべての住宅に24時間換気システムを導入することが義務化されました。, 従来の建築は、障子やふすまを用いた通気性の良い住まいづくりが基本でしたが、現在の住宅づくりでは高気密・高断熱化が進んだことで、建材・部材に含まれる化学物質や湿気が室内にとどまりやすくなりました。化学物質はシックハウス症候群などの原因ともなり、住んでいる人の体調を悪化させてしまう危険性があります。, 高気密・高断熱の住宅でも健康的に過ごせるよう考慮した結果、常に換気できるように対策が必要と判断され、24時間換気システムの設置が義務化されることになりました。, 24時間換気システムは、室内の空気が1時間に半分以上入れ替わることが基準とされ、取り付けた給気口から外の新鮮な空気を取り込み、排気口から排気する仕組みとなっています。, 24時間換気することで室内の二酸化炭素を排気して新鮮な酸素を取り込むのはもちろん、建材や部材に含まれる化学物質やハウスダスト、ダニ、カビ、アレルゲンを排出したり、湿気によるカビの発生や生活臭の充満を阻止したりするのにも効果的です。, 快適かつ健康な室内環境を整えるためにも、現在ある住まいには24時間換気システムが必要とされています。, 24時間換気システムには、第1種換気、第2種換気、第3種換気の3つの種類があります。3つの換気システムの特徴を説明します。, 第1種換気とは、給気口と排気口の両方に換気扇を設置して強制的に換気する方法です。換気扇を使用するため、新鮮な空気をたくさん取り込み、空気の循環をコントロールできるという特徴があります。, 家の中に取り入れる空気が冷たい場合、排気口から出ていく空気の熱だけを取り出し、給気口に熱を送る仕組みを持つ熱交換システムを使用すれば、室内に入ってくる空気が暖められ、外気による室内温度の変化を防ぐことも可能です。, 一方、給気口と排気口の両方に換気扇が必要なので電気代が2倍になることや、設置費用が高くなるというデメリットもあります。さらに熱交換システム用にダクトを設置するとなると、さらに設計・施工費用が高くなる場合もあります。, また、物件によっては、第1種換気ではあるが熱交換システムがないという場合もあるので注意しましょう。それから第1種換気では給気も強制的に行うため、汚染物質などを室内に取り込まないよう、目の細かいフィルターを設置する必要があります。そのため、フィルターの掃除や交換といったメンテナンスをこまめに行わなければならず、フィルターを交換するのにも費用がかかります。, 第2種換気は、給気口だけに換気扇を設置し、排気口には換気扇を設置しない換気方法です。空気が入ってくる力が強く、出ていく力が弱いのが特徴で、室内の気圧が高いため、ドアや窓を開けても外からの菌や汚染物質が入りにくいという衛生的なメリットもあります。, 空気の入れ換えや不衛生な物質の侵入防止を重視する工場や研究所などのクリーンルーム、病院の手術室などでよく使用されるシステムです。性能が高く、第1種換気と後述する第3種換気のメリットを併せ持ってはいますが、第2種換気方法を採用している住宅は少ないのが現状です。, デメリットとしては、排気の力が弱いため室内に湿気がたまりやすく、結露が発生しやすいことが挙げられます。また、給気口の近くは外気温と同じ温度なので、冬は寒く、夏は暑く感じられます。, 第3種換気は、給気口には換気扇を設置せず、排気口にのみ換気扇を設置する方法です。一戸建て住宅やマンションに多く採用されている換気方法で、第1種換気や第2種換気と違い、すべての部屋に給気口が必要となるのが特徴です。, 第3種換気は湿気が室内にたまりにくく、第1種換気よりも設置コストや電気代が安いというメリットがあります。一方で、熱交換システムに対応していないため、外気の温度がそのまま室内に入ってきやすく、給気口近くにいると冬は寒く、夏は暑く感じやすいというデメリットがあります。また、第1種換気に比べると空調効率が落ちるので注意しましょう。, 一戸建て住宅に24時間換気システムを導入する際は、一般的な住宅に第2種換気方式が用いられることは少ないため、ほとんどの場合が第1種換気方式と第3種換気方式で検討されることがほとんどです。, 家の気密性があまり高くない、空気汚染がひどい環境に住宅がある、アレルギー体質の家族がいるといった状況などを加味したうえで、より効果的な空気の循環を行いたい方やお金や時間に余裕のある方は、第1換気方式を選ぶケースが多いです。, ただし、設置費用やランニングコストが予想以上にかかる場合があり、フィルター交換など定期的なメンテナンスも必要となるため、お金にある程度余裕がないと第1種換気方式を十分に活用できない場合もあります。, 一方、メンテナンスが面倒くさい、設置費用やコストを抑えたいといった方は、第3種換気方式を選ぶことが多いです。第3種換気方式は家の空気を排出させる仕組みのため、気密性が高い場合、空気の循環効果が低くなるので注意しましょう。, このように、生活スタイルや求める機能によって各家庭に適したタイプがあります。24時間換気システムを導入する際は、ご自身の生活スタイルやコスト、住宅の環境に合わせて選ぶようにしましょう。, 24時間換気システムの導入は、設置に必要な費用や住宅環境に適した換気方式について把握はできても、空気の循環効率や詳しい数値など、素人には判断しづらい点も多いと思います。, 特に、第1種換気と第3種換気においては、環境によって性能の差異が生じることもあります。24時間換気システムを導入する際は専門家に相談して計算してもらい、具体的な換気効果を調べてから決めるようにしましょう。, 公開日:2019.09.03