キャンプ、料理、コーヒー&紅茶、北欧雑貨やキッチン雑貨など幅広い趣味を持つ。 くわしいプロフィールは, 自作ゲームをフレンドとTabletopSimulatorで遊ぶ【workshop】. みんな大好き一狩り行こうぜ!MHWがSteamにやっときました! 4人揃わないときついのでずっとソロでやってたゲームですが、 アイスボーンからマルチの体力倍率が人数で変わるようになりました。 ペアや3人でやりたかった人には朗報ですね。 本作は、4人で遊ぶすごろく型のボードゲーム。まずなんと言ってもやはり、ゆるくてかわいい雰囲気のイラストに目がいきます。本作は「橙汁」という日本の同人サークルの作品であり、「橙汁」のキャラクターたちが、大集結してワイワイすごろくバトルを繰り広げるというゲームになっています。 どことなく深夜アニメを思わせるテイストのビジュアルは、筆者の推測ではありますが、アキバ総研ユーザーの方ならグッとくるところがあるのではないでしょうか! かく言う筆者も、遊んですぐにキャラの魅力にハマってしまった人間のひとりです。, 本作の勝利条件は、設定されたノルマをクリアして、ノルマレベルを上げていき、誰よりも早くレベル6に到達することです。, ノルマは、レベルが上がるたびに「スターを集める」か、それとも「バトルの勝利数を増やす」かをプレイヤーが選択できます。スターは特定のマスに止まるか、もしくはほかのプレイヤーとバトルをして勝つことで得られます。 バトルの勝利数は読んで字の如く、ほかのプレイヤーか、もしくはフィールドに現れるモンスターとのバトルで勝利することで獲得可能。この「バトル」こそが、本作の肝のひとつとなっています。, 回避の場合、うまくいけばダメージをゼロにできますが、失敗するとフルダメージを受けてしまうというリスクも。 また、RPGのようにキャラクターにもモンスターにも攻撃力や防御力などのステータスが設定されているので、サイコロの出目にそれらが補正として加わります。, とにもかくにも、バトルを制するために大事なのはサイコロの出目。リアルのボードゲームなら、思わずサイコロを投げる手に力が入りまくってしまうところです。, すごろく型ボードゲームでカードというと桃鉄をイメージしがちですが、本作は、自分が所持しているカードの中から10枚を選んで勝負に持ち込むという、デッキビルド的なシステムになっています。, しかし、この10枚がそのまま自分のデッキになるというわけではなく、ほかの各プレイヤーが持ち込んだ30枚と、強力な効果を持つハイパーカード8枚を足した計48枚がデッキとなり、カードマスに止まることで、そこから1枚を引く形になります。, カードの効果は、移動サイコロが倍になるものや、バトル時のステータスにバフやデバフをかけるもの、マスにしかけて踏んだプレイヤーに効果を与えるトラップカードなど多種多様。ゲームを遊ぶことで得られる通貨を使って、カードがランダムで入っているパックを購入するという、トレーディングカードゲーム的な要素も備わっています。カードにはイラストやフレーバーテキストがしっかりと付いており、集めて眺める楽しさもあるのがうれしいですね!, 本作は、デッキビルドなど戦略的な要素もありつつ、バトルをはじめ、さまざまなことがサイコロの出目次第で決まるという、かなり運の要素が強めのゲームです。, ひとりで戦略を練って黙々と遊ぶのももちろん楽しいのですが、本作の醍醐味は、リアルの友人やオンラインで見知らぬ相手と一緒にパーティーゲーム感覚でワイワイ遊ぶことにあると筆者は感じました。「運も実力の内」という言葉を胸に、ぜひ、自分のサイコロ運を試してみてください。, ボードゲーム界では、すごろくやチェスのような盤を使うゲームだけではなく、カードゲームも含めて広義でボードゲームと読んでいます。これからご紹介する「ハートオブクラウンPC」もカードゲームであり、アナログボードゲームとして発売されている「ハートオブクラウン」のデジタル版となっています。, プレイヤーは帝国の有力者のひとりとなり、後継者候補の中から意中の姫を皇帝へ即位させるべく、ライバル候補たちを打ち破る、というストーリーとなっています。, そんな本作、まず目を引くのは美麗でかわいらしさ抜群のイラスト。特に、本ゲームの要となるプリンセスたちは必見のかわいさです。筆者は、双子のレイン姫&シオン姫推しですね! 魔女っ子かわいい!, プレイヤーは全員、同じ10枚のカードで構成されたデッキでゲームをスタートし、ゲーム中にカードを買い集め、自分のデッキに組み込んでいきます。 自分のデッキをどんどん理想の形へ作り上げていく感覚は、「マジック・ザ・ギャザリング」や「遊戯王」のようなTCGを思わせますが、本作のデッキ作りはリアルタイムでスピーディー。毎ターン、カードを使ってコインを獲得し、そのコインでマーケットからカードを買って、デッキに組み込んでいくというサイクルを繰り返して、ゲームを進めることとなります。, 即位の条件は、6コイン支払って姫を擁立し、勝利条件である継承点を20点以上獲得すること。継承点を獲得するためには、コインを使って、継承点を得る効果を持つカードを購入する必要があります。, 購入したカードはデッキに組み込まれるので、手札に来なければ使えません。しかし、デッキの枚数が増えれば増えるほど、当然、手札に欲しいカードが来る確率は減ってしまいます。なんというジレンマ!, そこで、最初からデッキに入っている、弱い土地カード「農村」や、継承点マイナスカード「見習い侍女」などの不要なカードをデッキから、排除していくというアクションが必要になります。, この、カード購入とデッキ圧縮の思考こそが本作の肝であり、面白さのポイントであるように筆者は感じました。, 擁立する姫には、それぞれ固有の能力が備わっており、これもまた、戦略の大きな要となっています。, 擁立すると即座に継承点を6点得られるルルナサイカ姫、カードの購入コストがマイナス1減らされるクラムクラム姫など、その能力は個性的でバラエティ豊か。 ルルナサイカ姫は、前皇帝の第1子。人望が厚いため、最初から継承点のアドバンテージがあり、クラムクラム姫は帝国最大の商家の強力なバックアップがあります。そのため、本人も商人であるためにカードを安く買える、といった風に各キャラクターの設定に基づく能力となっているのも面白いポイントです。, 能力の強さや立てたい戦略で姫を選ぶのもよいですが、シンプルに、見た目の好みで推しの姫を選んで擁立するのもまたよし! キャラ愛で勝利できるとうれしさもひとしおです。かく言う筆者は、推しのレイン姫&シオン姫では全然勝てず、試しにルルナサイカ姫をチョイスしてみたところ、なんと初勝利。勝てたのに、なんだかちょっと悔しさが残る結果となりました……!, オフラインでもひとりで遊べるCPU戦、見知らぬ誰かと戦えるオンライン戦、対戦で貯めたポイントを使ってショートストーリーが読めるキャンペーンモードなど、さまざまなモードが用意されている本作。1ゲーム10分程度でサクサクと遊べるので、もう1戦、もう1戦と止まらなくなること請け合いの高い中毒性が魅力です。本作を思う存分楽しんだら、アナログ版も購入して、実際のカードならではの手触りを味わってみるのも一興かもしれません。, ボードゲームは、気の合う仲間とテーブルを囲んでワイワイと楽しむのが最高ですが、デジタルボードゲームにも、オンライン対戦があったり、ルールを容易に確認できたり、遊ぶ前の準備や遊んだあとの片付けが不要だったりと、「デジタルならではのよさ」が詰まっています。ぜひ、Steamでお気に入りのデジタルボードゲームを見つけて、友だちやオンライン上のツワモノたちとワイワイ遊んでみてください!, ※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。, 【Steam】お姫様から妖怪娘まで!? ちょっと(?)えっちなPCゲーム特集 パート2, 【Steam】GWは、古き良き懐かしさの中に新しさが味わえるレトロ風PCゲームで遊ぼう, 【Steam】「あつ森」で“島”の魅力にハマったあなたへ。Steamの島ゲー3選!, 【Steam】深き「沼」へようこそ……。永遠に解き続けていたい傑作PCパズルゲーム特集, 【Steam】くの一、サキュバス、そしてパズル!? ちょっと(?)えっちなPCゲーム特集, 【Steam】自作PCからガチ書道まで! マニアックな作業シミュレーター系PCゲーム特集, リリースから約一ヶ月で国内100万ダウンロード達成! 3Dモデルで描かれた200体以上のヒーローが登場するビジュアリズムRPG, FFシリーズRPG。現在イベント限定の★7ユニット「ルミナ」がもらえるイベント「解放者の伝説」開催中!, 11月3日より配信開始!「テラ」の世界観をベースにした超美麗グラフィックのMMOシミュレーションゲーム。, スマホ&PC向けMMORPG「V4(ブイフォー)」新クラス「アーチャー」11月25日に実装決定! ティザーサイト公開&事前登録開始!, 初週で1億ダウンロードを突破した大人気ゲーム。ゲーム内の課金額が世界2位になるなど、日本は世界と比べても熱狂的なファンが多く、幅広い層から絶大な人気を誇っている。, (C) 2017 illuCalab, FLIPFLOPs, Japanime Digital, 20タイトル以上が最大75%OFF! ニンテンドーeショップで「セガ60周年記念 秋の大感謝祭セール」開催!, ジャンクハンター吉田、発売直後のXbox Series Xを最速レビュー!【極めよ、Xbox道!第7回】, 稲を育てて強くなるアクションRPG「天穂のサクナヒメ」本日発売! オリジナル扇子が当たるTwitterプレゼントキャンペーン実施, メーカー名:Charlie Oscar Lima Tango Interactive Entertainment, メーカー名:illuCalab, FLIPFLOPs, Japanime Digital. 2「帰ってきた!お料理アクションゲーム!」 プレイ人数 1~4人 プレイ時間 1ステージ数分 難易度 レビュー 前... フリーランスで活動する何でも屋さん。

パーティーゲームといえばSwitchやWiiなどコンシューマー機でのイメージが強いと思います。 ですが、あのSteamにもみんなでワイワイ遊べるパーティーゲームが存在します! この記事ではみんなで遊べるゲームをいくつか紹介します。 ※ゲームタイトルがストアページのリンクになっています。, このゲームのメイン要素は、協力です。 例えば、このゲームではシチューを作るにしても、, という7つもの手順が必要です。 なので、必然的に役割に別れなければなりません。 Aさんは食材を切る係、Bさんは煮る係、Cさんは遊撃手ね!みたいな感じで、役割分担をすることによって、効率的にポイントを稼ぐことができます。, お子さんとプレイすれば、役割分担や協力の大切さがわかる、いい勉強になるかもしれません。 (実は、このゲームは大人たちで集まってワイワイやるのも楽しいです。大人ならではの発想や、効率プレイなどやりこみ要素がたくさんあります。), このゲームはマルチに対応しておらず、ローカルマルチのみとなります。 適正人数は3~4人ほど、2人だと若干難易度が上がり、1人プレイでは、素人だとほぼ終盤のステージは攻略不可能です。, このゲームの特徴は、一人がコースを作り、一人が車を操作するという協力(?)プレイです。 画面の左側は車の操作、右側はコース制作画面。 コース作りと、タイムアタックが同時にされるので、かなりのワチャワチャ感があります。, 特に面白いのが、車は一定スピードを下回ると爆発するところです。 これにより、いったんコース制作を待つということが不可能になり、更に難解度が増します。, コースとコースは必ずしも、うまく繋がるようにはできていません。 なので、まっすぐ走るだけではなく蛇行したコースや障害物だらけのコースなど、同じコースは絶対できないのがこのゲームの面白いところです。, 「そこでそれ持ってくる!?」 「もっとゆっくり走って!!」 「ここでカーブかよ!!」, なんていう会話が出てきてかなり面白いです。 (このゲーム片手でコースを作り、片手で運転するというかなり変態なことをやっている方もいるので、興味がある方もどうぞ。), キーボード&マウスでもプレイできますし、コントローラー&マウスでも大丈夫です。 個人的にはコントローラーでの操作のほうがやりやすかったので、そちらをお勧めします。, このゲームの特徴は、ただただ操作の難しい、軟体な体を持つキャラクターを操り、どんちゃん騒ぎをするという内容です。 この文章だけではかなり意味不明ですが、やってみるとかなり面白いです。, とくに、初めて操作した瞬間は、動かすのが難しすぎて、歩いているだけでも面白いと思います。 ほかにも、相手をつかんだり、床や壁に張り付いたり、ものを持ち上げたりなどの行動ができます。 が……自分の思った通りには動かせません。, 基本的には、相手を場外に出せば勝ちという内容です。 ステージもいろいろな種類があり、特に足場が不安定なステージも多く、操作性も相まって、かなりの爆笑ポイントとなるでしょう。, キャラクターの動き自体も面白いので、友人たちや家族とプレイするのにおすすめです。 余りギスギスしないのも評価できる点ですね。, このゲームの特徴は、とにかく動き続けるハイスピードアクションです。 立ち止まるとHPがゴリゴリ減り、数秒でゲームオーバー。 走るとHPが回復しますが、ジャンプ中は回復しません。, この説明を聞いただけでも、なかなかに過酷そうに感じますが、ここにさらに様々なミッションが課されます。 例えば、降ってくる爆弾を避けたり、バスケをしてみたり、爆弾を擦り付け合う鬼ごっこをしたりなど。, ただ、HPがなくなったり爆弾に当たったりすると、かなり派手に飛び散ります。 カラフルなのでそこまでバイオレンスではありませんが、そこは注意ポイントですね。, 初心者でも操作が簡単で、なおかつ、かなり盛り上がります。 一試合2分もかからなかったり、更には数十秒で終わったりなど、気軽にプレイできます。, 一つ注意点があり、日本語には対応しておりますが、翻訳が結構ダメダメです。 そういうところも合わせて楽しめる人向けです。. 年齢は20代で、特にPCゲームとガジェットオタク。 本作「Gremlins, Inc.」は、Steamにおける定番とも呼べる、みんなで遊べるすごろく系ボードゲームです。 (C) 2016 Charlie Oscar Lima Tango Interactive Entertainment

(C)2013 Fruitbat Factory, Ltd. All rights reserved. こんばんは!管理人のたにしです。 今回は2019年12月6日にリリースされたアクションゲーム「Retimed」のレビューをしていきたいと思い... 今回レビューするのは2020年9月4日に発売した、クラフトピアというゲームです。 簡単なレビューとマルチなどの不具合について書いていこうと思... 皆さんこんにちは!突然ですがショートカットアプリ使っていますでしょうか?イメージとしてはEXCELやなんかのマクロみたいなものです。マクロと... 今回はSteamでできる、短時間で満足できるゲームを紹介したいと思います。 Human-powered spacecraft プレイ人数 1... Neewerの格安モノブロックストロボをα7ⅲで使ってみた【Neewerビジョン4】.

パーティーゲームといえばSwitchやWiiなどコンシューマー機でのイメージが強いと思います。 ですが、あのSteamにもみんなでワイワイ遊べるパーティーゲームが存在します! この記事ではみんな … 前回書いた「おすすめパーティーゲーム」がかなり好評だったので、第二弾も書いてみようと思います。 今回も筆者が遊んでみてかなり面白かったパーティーゲームたちです! Overcooked! こんばんは、たにしです。 今回は、独断と偏見で選んだ、Steam初心者におすすめのゲームを紹介していきたいと思います。 Steamで初めて買うゲームにぜひいかがでしょうか?... 操作がとても簡単で、なおかつかなりの戦略性を併せ持つゲーム。単純ながらハマるゲームです。, 懐かしい人には懐かしい、あのくにおくんのゲームです。半分でデジタル、半分ドットという見た目も面白いですね。, ジェット機の馬に乗った騎兵バトルという、一見意味の分からない内容ですが、奥が深いゲームです。, 普段のチーム力が試されるこのゲーム、みんなが画面を注視しないので、コミュニケーション能力が高まります。.

3DCAD、3Dプリンター、動画撮影・編集、プログラミングのお仕事をしています。  お久しぶりです、ブログ管理者のたにしです。 今回はAmazonで格安で買えるNeewerのモノブロックストロボについて紹介します。 なお、写... 2019年6月24日現在Steamで無料配信されているボカポン。 控えめに言ってめっちゃ楽しいです…! 皆さんにもプレイしてほしいので、今回... 皆さんはこう思ったことはありませんか? 「最近のゲームは、操作する時間よりもロード画面を見ている時間の方が長いんじゃないか?」 そんな悩み解... 引き続きSteamでお勧めのゲームを紹介していこうと思います。 今回は、おすすめ協力・COOPゲーム【軽量級】と題していくつかピックアップし... River City Super Sports Challenge ~All Stars Special~. ブログの更新はサボりがちだが、趣味には熱心。 アキバ総研をご覧の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ゲーム買いすぎちゃう系ライターの百壁ネロでございます。突然ですが、ボードゲームはお好きでしょうか。筆者は、秋葉原でボードゲーム、通称「ボドゲ」を買い込んで友人の家に行き、「夜通しアナログボドゲ会をやる」という定例イベントを、ちょくちょくやっていたのですが、このコロナ禍のご時世、開催できなくなって久しく、寂しさを感じている今日この頃です。, そんなわけで今回は、家にいながらオンラインでワイワイ盛り上がれるSteamのボードゲームをご紹介していきます!, みんなで遊んで盛り上がるボードゲームの定番と言えば、やっぱりすごろくは外せません。コンシューマーゲームでも、「桃太郎電鉄」(桃鉄)、「いただきストリート」(いたスト)、「マリオパーティ」など、みんなで遊ぶ定番のすごろく系ボドゲは数多くリリースされているので、何かしらプレイしたことがある人は多いのではないかと思います。, 本作「Gremlins, Inc.」は、Steamにおける定番とも呼べる、みんなで遊べるすごろく系ボードゲームです。, (C) 2016 Charlie Oscar Lima Tango Interactive Entertainment, 本作は、スチームパンクの世界を舞台にグレムリンたちが戦うボードゲーム。グレムリンとは、機械にイタズラをするという、ゴブリンに似た、見た目の伝説上のモンスターで、その昔、同名の映画もありました。「Gremlins, Inc.」に登場するグレムリンたちはみな、かなり人間くさく味のあるタッチで描かれており、ついつい「こういうおじいちゃんっているよな……」などと思ってしまいます。, さて、そんな人間くさいグレムリンたちが何を求めて盤上で戦うのかというと、ずばり「金と権力と名声」です。なんて生々しい! ですが、これはあくまでもストーリー上の設定。実際にゲーム中で集めるのは「スコア」と呼ばれる、勝利のためのポイントです。「桃鉄」や「いたスト」ではお金が勝利に直結しますが、本作ではお金は、カードを使うためのコストとして支払ったり、ワイロとして支払ったりする際に使います。, ……今、なんだか不穏な言葉が出てきましたよね?  はい、それについては、のちほど説明します。, 本作の盤面は、モノポリーのように、ひとつのマップをぐるぐると周回するタイプとなっています。, ですが、移動手段はサイコロではありません。本作は、手札として配られるカードに数字が振ってあり、カードを消費して移動をするシステムとなっています。しかし、カードにはそれぞれ、スコアを獲得したりほかのプレイヤーを妨害したりというアクション効果も備わっているので、「カードを移動用に使うか、それともアクションのために温存するか」という悩ましい選択が発生します。, 「温存しないで、使いたいカードはすぐに使っちゃえばいいじゃん!」と思うかもしれませんが、カードはすべて使用可能なマスが決められているので、使いたければ指定のマスまで移動しなければならないのです。本作は、このあたりのバランスが非常にすぐれており、新しいカードを引くたびに、戦略をアップデートするべく頭をフル回転させることとなります。, すごろく系ボードゲームで勝負を分ける重要な要素は「マス」。というわけで、本作の主なマスをご紹介していきましょう。, お金がもらえる「収入マス」や、マイナスイベントが発生する「不幸マス」は、ボードゲーム系では欠かせない定番のマス。本作におけるマイナスイベントとは、お金を失ったり、「悪意」というネガティブステータスが上昇したり、逮捕されたりと散々です。……そうなんですよ、このゲーム、逮捕されたりもするんですよ。, 「警察マス」は、止まるとサイコロを振らされ、1が出たら逮捕となり「刑務所マス」に送られてしまいます。ですが、ワイロとしてお金を支払えばダイスロールを免れることができます。地獄の沙汰もなんとやら……!, 「刑務所マス」は、刑期として定められたターンが終わるまで出られない、○回休み系のマスです。しかし、ただ休むだけではありません。刑務所では服役中、看守に対して悪い態度・良い態度・中立の態度を選ぶことができ、良い態度を取ると刑期を縮められる可能性が高くなります。……なんだか生々しいですね!, ちなみに悪い態度を取ると、刑期が延長する可能性がある代わりに「刑務所ランク」の上昇を早められます。刑務所ランクが上がると、なんと刑務所にいるだけで、勝利に必要な「スコア」が獲得可能に! 悪い態度を取りまくって手のつけられない囚人になると、「アイツはマジやべえ……」という風に名声が得られるイメージでしょうか。これはこれで、なんだか妙に生々しい……!, 「ワイロマス」は、通過する度にお金を払わなければならないマイナスイベントマス。しかし、カードやマスで「票」をかき集め、20ラウンドごとに開催される「選挙」に勝って知事になると、ワイロを支払う必要がなくなります。 さらに、ほかのプレイヤーが支払ったワイロを奪うこともできてしまいます。 さらにさらに、警察に逮捕されることもなくなります。知事の権力、おそるべし……!, 警察、刑務所、ワイロ、選挙など、生々しくてブラックな味付けが面白い本作ですが、極めつけは、ほかのプレイヤーのいるマスに止まることで勃発するバトルです。内容は、実に単純明快。各プレイヤーそれぞれ、オークションのように金額を提示し合い、より高い金額を提示したほうが勝ちとなります。勝者はお金を失い、敗者はお金は失わないものの逮捕されて刑務所送り! 金で殴り合うとは、まさにこのことという、生々しさと潔さが光るバトルシステムです。, 本作は、「桃鉄」や「いたスト」などのボードゲームと比べると、妨害要素やマイナス効果マスが多いため、他人の足を引っ張り、他人の不幸に大喜びするという、攻撃的なプレイ感覚が楽しい作品となっています。, カードやマスの種類が多く、若干ルールが複雑に思える本作ですが、ゲーム中いつでもカーソルを合わせてマスやカードの説明を確認できるので、想像よりもずっと遊びやすい仕上がりとなっています。アナログボードゲームなら、プレイをちょくちょく止めつつルールブック片手にあれこれ調べるところですが、カーソルひとつでサッと確認できるのは、まさにデジタルボードゲームのよさと言えるでしょう。, そんな本作、もちろんSteamのフレンドと一緒に遊ぶこともできるので、ぜひ仲のいい友だちと思いっきり足の引っ張り合いをして楽しんでみてください。友情を壊さない程度にね!, ゲームは、運と戦略性のバランスが面白さを決めるとも言われますが、運のほうが重視されるゲームというのも、何か自分の中に眠る底知れない能力を試されているようで面白いものです。, ご紹介する「100% Orange Juice」は、戦略の要素もありつつ、どちらかと言えば運がキーとなるゲームです。.