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勉強の必要を感じて、この講座を申し込みました。, 受講して、専門の先生から必要な勉強を受けられた安心感がありました。子ども視点でものごとを捉えることを意識するようになり、大変だと思っていたトラブルにも冷静に対応できている感じがあります。成長段階に応じて詳しく説明されているテキストは、これからもそばに置いて、何回も読み直したい内容です。, 市の保健師として、乳児・一歳半・三歳健診に携わっています。自分自身二児の子育てをしてきたこと、小児病棟や乳児保育園で働いたこともあるので、積み重ねてきた経験がありました。けれど健診に携わる中で、一つ一つの疑問をより深く勉強していく必要があると思っていました。その中の一つが幼児心理でした。, この講座を受講して「三項関係」や「メタ認知」など、子どもの成長過程について多くのことをより深く学ぶことができました。また、仕事上向き合わなければならない虐待、発達障害児とそのご家族への対応などもくわしく学ぶことができました。今までの仕事や育児の経験にこの講座で学んだことをプラスして、一人でも多くのご家族に寄り添い、お役に立てるアドバイスができたらと思っています。, 子育てをするまでは、子どもは自然と育つものだと思っていたので、過保護や過干渉にだけはならないようにと思っていました。しかしいざ子育てが始まると、うまくいかないことばかり。夫婦どちらか一方が我慢したり無理をしている状態が続きました。子どもが泣くたびに「お腹が空いているんだから何かあげてよ!」「違うよ、だっこして欲しいから泣いているんだよ!」と口論になったことも…。, そんな時に発達心理学のことを知り学んでみると、子育てに対して間違った知識や固定観念があるのだと気づきました。子どもの発達過程を知ることによって、こういう気持ちなんじゃないか、次はこうしてみよう、といった柔軟な考え方ができ、気持ちに余裕が生まれました。子どももそんな親の感情を感じとってか、すぐに泣きやむことが増えました。, 夫婦で知識を共有し、軸を持った上で子どもに愛情を注ぐ。今後も学びながら子どもに寄りそっていきたいです。, 子どもといると「どうしてだろう?」と思うことがたくさんあります。先日も、公園で娘が滑り台から滑ろうとせず、階段に子ども達の行列ができてしまいました。滑るよう促しても理由を聞いても「いや」の一点張り…。, 何度か繰り返すうちに、ようやく娘の真意が伝わってきました。後ろの子に背中を押されても抵抗したり、押されるまま一緒に滑ったり、そういった「他者とのやりとり」そのものを楽しんでいたのです。それならばと、他の子ども達に「滑って」と言ってもらうよう、お願いしました。すると、笑い合ったり、連なって滑ったりと、楽しい遊びへと変化。娘にとって今何が大切かに心を馳せ、私が接し方を変えたことで、周りとの関係も変わったのでした。, 実は、発達心理学を学べば学ぶほど子どものことが「わかったようでわからなく」なります。知識を得つつ、手放しつつ、子どもから教えてもらう…の繰り返し。学んで得たアンテナがたくさんあるからこそ、わからなさに気づく。だから、近づく。近づけば、声が聞こえ、表情が見える。どの子どもにも必ず成長があり、変わりうるものとして捉えること。子どもが世界を広げていく育ちのプロセスを学ぶことは、子どもと共に過ごす上で私の指針となっています。, 現在の日本で子どもが育つとは、育てるとはどのようなことかを学びます。人の育ちはその人が生まれ育つ社会文化の影響を強く受けるため、現状を学ぶことは子どもの発達を理解する第一歩となります。, 妊娠(胎児)期から2歳頃までの育ちのプロセスについて学びます。体や運動機能の発達にともなって、赤ちゃんが「わたし」という感覚や、言葉を獲得していく過程を理解し、〝育ちの不思議〟を味わいます。, 3歳頃から就学前までの育ちを学びます。生まれた頃にはなかった感情の芽生え、自己主張のはじまり、語彙の獲得プロセスなどを解説します。ご自身の子ども時代を思い出しながら読むと理解が深まります。, 養育者の立場から、子どもを育てる中で誰もがぶつかる可能性のある問題、遅れや障害、虐待について考えていきます。誰にでも起こり得ることとしてきちんと理解し、どう心構えをするかを学びます。, 楽学ネットでは、お客様により安全にご利用頂けるよう、”SSL”を用いた暗号化を施し、通信の秘匿性を高めています。, 東京カルチャーセンター / 日本音楽アカデミー / 日本ファミリー協会は、株式会社日本フローラルアートが運営しています。.