注意! ダイハツ工業の5ドア・4人乗り軽ハッチバック、LA310S型の初代ミラ イースは2011/09から生産が開始され、2017/05に生産(または販売)を終えました。, ここでは排気量658cc(52PS/6.1kgm)のKF型エンジンを搭載する[Xf|2011/09モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。, ボディサイズが全長3395mm×全幅1475mm×全高1500mm、排気量は658ccであることから、大雑把に分類すると軽自動車クラス(軽四輪、軽自動車税を適用)に属した車です。走行性能や衝突安全性は普通車に敵わないものの、その圧倒的な経済性は他の追随を許しません。, ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3395mmであるこの車の場合は「ミニ」(Mini:3500mm以下|Aセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。, 車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。, ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される軽自動車税(7200円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(3300円/年)と自賠責保険料(13185円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代、月額4000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。, さらに、2011/09モデルのミラ イースを9年落ちの中古で48.2万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。, 今にも壊れそうな格安車から少しステップアップすると月換算で1~2万円の間、年間にすると12~24万円のクラスです。この車の場合、月単位に換算して11,679円(完済前は51,829円)になります。, 「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸れるのがこのクラスです。普通に使う分には何ら問題のないバランスの取れたクラスではないかと思います。, さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、ミラ イースの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。, 例として年間走行距離を10000km、燃費を25.1km/L、ガソリンを1リットルあたり130円(諸税込)として計算してみます。, このとき使用するガソリンの量は398.4Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計11430円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで10000円、石油税が2.8円/Lで1120円になります。, ガソリン車の場合は本体価格61.6円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては4710円となり、これらを合計した税額は27260円、1年間に燃料代として支払う51790円のうち52.6%が税金、ということになります。, さらに自動車税が年間で7200円、自動車重量税が年換算で3300円ですから、合計37760円がミラ イースに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。, せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。, 走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。, 自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。, タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料48000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。, 年間3000km走行では、10000km走行に比べて56320円安い83825円に、5000km走行では41420円安い98725円に、7000km走行では25340円安い114805円という結果になりました。, 自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。, さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を130円、燃費を27.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは4.81円になります。, たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は50円/日となり、20km走行なら100円/日、30km走行なら140円/日、50km走行なら240円/日、100km走行なら480円/日かかる計算です。, 1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は3100円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は3.6万円/年という塩梅です。, まずおさらいとして、搭載しているKF型658cc、直列3気筒の自然吸気エンジンは6800回転時に最高出力52馬力を、5200回転時に最大トルク6.1kgmを発生します。, 馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。, トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。, ※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。, ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5200rpmから最高出力が発生する6800rpmまで」の1600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は23.5%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域, さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ は15.192kg/PS(790kg/52PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。, というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは16.25kg/PS(845kg/52PS)となり、数値としては1.06kgほど悪化します。, 次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは19.42kg/PS(1010kg/52PS)となり、4.23kgも悪化することになります。, もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。, 車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ16.250kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。, 16.09kg/PSから16.41kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りミニバン「M900F型 ジャスティ」、ダイハツの4人乗り軽ハッチバック「LA560S型 ミラ トコット」、トヨタの4人乗りセダン「ZVW52型 プリウスPHV」、ホンダの4人乗り軽ミニバン「JF3型 N-BOX」、スバルの4人乗り軽ハッチバック「LA360F型 プレオ プラス」という顔ぶれが並びました。, 「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。, ●LA310S型 ミラ イース [Xf]とパワーウェイトレシオが近い車種|16.250kg/PS, ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は65.8PS/tとなっています。, トルクウェイトレシオは129.5kg/kgm(790kg/6.1kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて), ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1095000円、最高出力が52馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は21058円、逆に1万円あたりでは0.47馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は179508円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。, 最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は79.0PS/L、トルクは9.27kgm/L、1気筒あたりの馬力は17.3馬力、トルクは2.0kgmとなり、このエンジンが52馬力を6800回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.0m/sです。 タイヤの最大駆動力は最大トルク(6.1kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.523)÷タイヤの有効半径(0.2785m)で算出。 ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できて … 、135/65R14、135/70R14 ミライースのタイヤ4本交換になります。軽自動車専用レグノgr-レジェーラに交換させていただきました。 軽自動車は一家に一台はあるぐらい普及していますね。小回りもきいて乗りやすく、お買い物や通勤など.

2019年式ダイハツ ミラ イース - の正しい合金ホイール装着、pcd、オフセット、およびボルトパターン、ネジサイズ(thd)、ハブ径などスペックを見つけます ダイハツ工業の5ドア・4人乗り軽ハッチバック、LA360S型の2代目ミラ イースは2017/05 ... タイヤの最大駆動力は最大トルク(5.8kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.272)÷タイヤの有効半径(0.2735m)で算出 … ダイハツ ミラ イース - のすべての年式の正しい合金ホイール装着、pcd、オフセット、およびボルトパターン、ネジサイズ(thd)、ハブ径などスペックを見つけます。正しいタイヤサイズの絞込みを開始するには、モデル年式を選択してください ダイハツが製造・販売を行う軽自動車「ミライース(「LA350S/LA360S)」の純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン・マッチングをご紹介します。, Tokumeigakarinoaoshima – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる, ミライースは、ダイハツが製造・販売を行い、ミラをベースにした5ドアハッチバックタイプの軽乗用車です。, 低価格指向・環境意識の高まりから「第三のエコカー」をコンセプトとして、2009年に発表されたコンセプトカー「イース(e:S)」の量産モデルが本車両となります。, 初代ミライースは2011年より販売が開始され同年にはグッドデザイン賞を受賞、今回紹介する2代目ミライースは2017年から販売されています。, また、本車両はトヨタではピクシスエポック、スバルへはプレオ+としてOEM供給されています。, 名前は違えど中身はミライースということで、ナットサイズは「M12×1.5-21HEX(ショート)」を使いますよ。, 上記ホイールのインセット「+45~40」は、14インチの標準ホイールを基準にして計算で算出したものと、その他ホイールで過去装着したことがあるものとなります。, 「+40」のインセットで14インチ標準サイズのホイールの出具合と一緒の状態となります。, 通常選ぶなら「4.0-13 +45~43 4/100」のホイールサイズを選んでおけばサイズ設定もあり、マッチングのとれている安いホイールがあるので問題ありませんが、ホイールは形状によって取付の可否があるので、必ず仮当てや購入店に相談してみてください。, インチダウン時の13インチのタイヤサイズですが、標準14インチ(155/65-14)の外径から外径差を考えると、タイヤ幅は細くなりますが「145/80-13」を装着するのが一番誤差が少ないですね。, 145/80R13 :外径  562.2mm(+4.6mm)155/70R13 :外径  547.2mm(-10.4mm), ただ標準13インチは「155/70-13」がついてるので、こちらを履いても問題はありません。, 金額面で考えるのであれば「145/80-13」を選ぶのが良いですね。ホイールはタイヤサイズが違ってもどちらも装着可能です。, 独自調査により正確な情報提供を心掛けていますが、掲載情報が間違っている場合もあります。, 純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン情報を調べる際は「車名 インチダウン」、車両動画を調べる際は「車名 動画」とキーワード窓に入力してください。, ミライースの純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン【2017.05~ LA350S/LA360S】. バグを発見しましたか?2019年式ダイハツ ミラ イースのホイールスペックについてご質問がありますか? PCD、オフセット、リム、およびその他すべてのホイールとタイヤについての必要とされるデータを提供し、皆さまのお役に立てるよう努力しています。, このガイドは正確で、毎日更新されています。このサイトで提供されている情報の正確さについて、明示的または暗示的にかかわらず、いかなる保証や表明をも行うことはありません。このサイトを使用することにより、あなたはこの利用規約に同意したものとみなされます。, wheel-size.jpがAndroidプラットフォーム向けの新しいアプリを発表. とても便利なクルマです。 タイヤの最大駆動力は最大トルク(6.1kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.523)÷タイヤの有効半径(0.2785m)で算出。 ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できて … ダイハツ ミライースのレビュー、口コミなら「みんカラ」。クルマ大好きみんカラユーザーならではの詳細なレビューで、あなたの気になる車の情報がきっと見つかります。ダイハツ ミライースのレビュー、口コミは日本最大級のクルマ情報サイト「みんカラ」 (5ページ目) ダイハツ ミラ イース - のすべての年式の正しい合金ホイール装着、pcd、オフセット、およびボルトパターン、ネジサイズ(thd)、ハブ径などスペックを見つけます。正しいタイヤサイズの絞込みを開始するには、モデル年式を選択してください ハイライトされたアイテムはOEMホイール用で、その他のアイテムは交換用オプションです, 注意! B‚Ü‚½A¤•i‚É‚æ‚Á‚Ä‚Í‘I‘ð‚³‚ê‚½‚¨Žx•¥‚¢•û–@‚ð‚²—˜—p‚Å‚«‚È‚¢ê‡‚â. ミライースの標準(純正)ホイールサイズは以下の通り。 4.0-13 +40 4/100 4.5-14 +45 4/100 ※型式:la350s/la360s . 、155/60R14 ナットサイズ. 初代ミラ イースの型式&派生車種の一覧とタイヤサイズまとめ. ミライースは13インチまでのインチダウンが可能となっています。 タイヤサイズ 室内長が長い車 | 室内幅が広い車 | 室内高が高い車 | 車内の空間が広い車, ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。, 縦方向の長さが1.19m(対角線では1.73m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。, 軽自動車の場合、1BOXタイプ以外のものでは計算するまでもなく絶対的な長さが足りていません。前席を後に倒してフルフラット化できるとか、助手席だけでも前に倒せるなら後のスペースと連結して長さを確保できますが、そうでない場合は腰を痛める覚悟で車中泊に臨むことになります。車中泊にあると嬉しいアイテム, JC08モード燃費が27.0km/Lですので、燃料タンクの容量が34リットルですと航続可能距離は918.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合), 実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(24.3km/L)とすると826.2km、80%(21.6km/L)だと734.4km、70%(18.9km/L)では642.6kmという航続距離になります。, 燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン34リットルの給油で4420円、上で計算した航続距離を踏まえると918.0km(80%燃費時734.4km)を走行するのに4420円かかる計算です。, ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば2076.9km(往復なら片道1038.5km)、カタログ値の80%なら1661.5km(片道830.8km)離れたところまで行くことができます。, ちなみに、1回の給油で918.0kmの距離を移動できるLA310S型 ミラ イース [Xf]という乗り物を、109.5万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「1193円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。, 続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。, しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。, ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6800rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした7300回転を仮のレブリミットとして計算してみます。, 本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は2速ギヤの270km(6800rpmでは251.4km/h)となります。CVTは無段変速機というだけあって、変速比を低速側の3.327から高速側の0.628の間で自由自在に可変できる変速機ですから、実際にはちょうどいい塩梅の妥当な回転数にて妥当な最高速に落ち着くものと思われます。, タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが5200回転で最大トルク6.1kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。, さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば129.5kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(15.192kg/ps)に比べると霞んで見えます。, しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと329.6kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(790kg)を1速ギヤの最大駆動力(329.6kgm)で割ってみると2.40kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6800回転でのトルク(5.5kgm)からTWRを算出すると2.66kg/kgmとなり、5200-6800回転の回転域では2.40-2.66kg/kgmの間で推移することがわかります。, この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.628)を選択して時速100kmにて走行すると2700回転まで回ります。, ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1620回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1890回転、一般的な高速道路の80km/hでは2160回転、100km/hでは2700回転、制限速度が120km/hになると3250回転、軽自動車の速度リミッターが働く140km/hでは3790回転になります。仮にリミッター解除で180km/hまで出たとすると4870回転まで回ります。, この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(7300回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。, 下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。, ※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。, もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない

●平均ピストンスピードが速い車ランキング, この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.913になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。 ●排気量1リットルあたりの馬力ランキング, ちなみに、ストローク量が70.4mmであるKF型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は8520回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。