都立高校の国語の入試問題では、例年「200字の作文」が出題されます。 試験時間が50分、100点満点、問題は全部で25問。漢字の読み書きと論理的文章の読後作文以外はすべて選択問題となっており、問題の難易度も標準的です。ただし、大問の文章のほかにも選択肢の文章量も多いため、時間配分には気をつけなければなりません。, 国語の平均点について、平成28年度からマークシート方式が導入されたことにより、以降の平均点は70点前後と比較的点数が取りやすくなっています。令和2年度もマークシート方式に変更はありませんでしたので、難易度に多少変化はありますが平均点に大きな変化はないのではないでしょうか。令和3年度の入試では難易度が上がる可能性も考えておいた方が良いかもしれません。, 大きく大問は5つに別れており、大問1、2は漢字の読み書き、大問3は小説などの文学的文章の読解、大問4は論説文といった説明的文章の読解、大問5は古典を含む解説文のような流れで例年出題されている。, また、平成31年度の国語の得点分布は次のようになっています。令和2年度の得点分布は公開され次第掲載いたします。, 大問1と2は漢字の読み書きの問題。例年読みと書きが5問ずつ、音読みと訓読みの両方からバランスよく出題されています。正答率は大問1、2ともに70%以上と比較的高く、逆に落としてしまうと点数は周りに差をつけられてしまいます。, 漢字の書きが苦手な方は少なくないと思いますが、過去問を見てみると、都立入試の漢字は漢検8級~5級程度の一般的に使われるような漢字の出題しかありません。今漢字が書けなくてもあきらめずに、しっかり復習しておくことをオススメします。, 大問3は文学的文章の読解問題。ここでは小説が例年出題されています。主人公の家族などが登場する場面が多く、人間関係をしっかり読み取ることができるようにしておきましょう。, 幼いころから物語などの小説(※漫画のような会話文のみで構成された本以外)を読んでいる方は、登場人物の心情や様子、性格など簡単に読み取ることができるのではないかと思います。しかし、文字を読むのに慣れていない方は表現に関する問題など難しく感じてしまうことでしょう。そんな方は問題をしっかり読み、本文中から根拠となるポイントをしっかりおさえられる練習をしておきましょう。また、比喩や倒置法などの表現技法や、表現に関する言葉の意味や書き方を覚えておくのも良いでしょう。, 大問4は説明的文章の読解問題。ここでは例年論説文および自分の意見を200字で描く作文問題が出題されています。, まず論説文の問題に関して、大問3の小説のような物語と違い説明的な文章になっていますので、本を読むのが得意な方でないと、さらに分からなくなってしまうのではないでしょうか。そんなときどうすればいいのか?最初に本文に目がいきがちになると思いますが、本文ではなく、まず問題文を読んでください。問題をまず読んで問われていることに対して重要なポイントを本文から見つけます。そのポイントをつなぎ合わせていくと、必ず答えにたどりつけると思います。, また、要旨をふまえて自分の意見を書く作文問題が例年必ず出題されています。作文を書くときは、ただの感想文にならないよう注意してください。それだけだと文字数も全然足りず、言いたいことも伝わりません。問われていることに対し、自分の体験談などをつなげて、具体的に文章が書けるようになっておきましょう。そして、練習で書いてみたら必ず誰かに読んでもらってください。自分では分からなかったところがいろいろ見えてくることが非常に多くあります。, 大問5は古典と現代文の融合問題。出題される古典は、随筆や和歌が多い傾向があります。対談形式の問題は発言の役割を問われることが多いため、繰り返し読んで話の流れをしっかり意識しましょう。, 古典は現代語訳が与えられるため特徴もつかみやすく、そこまで難易度は高くありません。古典文法の問題など焦らず解けるように基本的な用語など勉強しておきましょう。, 都立高校入試の国語は、まず漢字の読み書きが毎年必ず出題されており、難易度はそこまで高くないため、基本的な漢字はしっかり覚えておきましょう。文章問題もしっかりポイントをおさえて問題を解く練習をしていれば必ず点数に繋がるはずです。, そして、なんと言っても200字の作文が難しいように思いますが、これはむしろ得点源です。作文の問題は決まった正解がないため、ちゃんと題材にあった内容が書けていれば点数が得られます。, 時間がかかる方もいるかもしれませんが、過去問を解いてみるときに試験時間の50分を意識して、他の問題との時間配分も考えておくと良いでしょう。. これらを軸に作文を書いていれば、「文章を読んで」という点もクリアできることになります。

英作文をいきなり書こうとしても絶対うまくいきません。 3文目で悩んで時間を取ってしまったり、そもそも何を書くかわからない時もありますよね。 都立入試の英作文を書くには、まずは以下のことに時間をとりましょう。 それを元に作文らしく文章をまとめてみます。, 毎年、節分になると、私は家族と一緒に恵方巻きを食べます。

配点は10点満点で、途中点ももらえます。

ということです。例えば東京都立高校の国語では50分で漢字、小説文、論説文、古典を200字の作文を含めて解かなければいけません。 入試Q&A; 学力検査問題等. 本文からズレることなく自分の書きやすい内容に持っていくというのがテクニックのひとつですね。, 入試問題なので、ちゃんとしたことを書かないといけないというプレッシャーもあるかもしれません。 都立入試の200文字作文は、大問4の問5で出題されます。 大問4の説明文を読んで上で、自分の意見を書くというものですね。 ここの数年の出題方法は以下の通り。 基本的にはこの形で出題されていますね。 今後変わる可能性もありますが、これを踏まえて書いていきます。

時間がない中でも、しっかり国語作文、英作文を5~6点取れるようになると、合格へぐっと近づきます。 51~100字は5点減点。 都立高校入試の英作文の場合は、推奨英文レベルは、【中学1年生レベル】と考えて構いません。 何十年も都立入試の模試として存在してきたvとw。 明確な採点基準を公開しているvの方を参考に、国語作文について考えてみたいと思います。 ちなみに10点満点です。 採点基準 ・字数.

「都立高校の受験を考えてはいるが、入試制度などが複雑でよく理解できない」「情報収集の必要性は感じているが、何から手をつけてよいか分からない」といった方々へ向けて、都立高校入試を理解するための「最初の一歩」となるようなトピックスを厳選。 塾講師、家庭教師として中学生に正しい勉強法を教えることで成績アップに導いています。. 減点法ということは、どんなに難しい英語表現で、どんなに素晴らしい内容を書いていても、評価されない。むしろ、簡単な内容で間違いなく書くことが大切になる、ということです。

その前の模試が返ってきたので、いろいろと確認してみました。 必ずしも詳しく勉強している必要はありません。, 都立入試の29年度の問題「食生活と歴史」を例に、作文を書いてみます。 151字以上は減点なし。 101字~150字は2点減点。 Oさんは都内区立中の3年生。 私立高校への進学を目指して準備をしてきましたが、2月10日の受験はあいにくとうまくいかなかったので、急遽都立高校を受験することになりました。, しかし、都立高校入試の国語には、200字の作文を5—7分で書き上げる、という問題があり、Oさんは私立向けのマークシート形式の学習ばかりしてきたので、作文については全く書き方がわからないという状態でした。, ~~中学生と高校生の学習指導を開始してから、20年間。経験豊富な先生方とネットワークを作り、有益な情報を発信中。 しろくま塾長は、国語専門の先生と共に、国語の勉強方法にも注力しています~~, この問題は配点も10点あり、ここでしっかりとした点数を取ることがとても大きなポイントでした。, 都立高校入試までは2週間弱、根本的な対策をすることはできないので、この時は、完全に「書き方」の型を決めてしまい、どんなテーマであろうとその型で書く、そういう練習を重ねました。, 具体的には、この作文は概ね毎年「国語の授業でこの文章を読んだ後に(説明文の問題の最後にこの設問はあります)あなたの意見を発表することになった。あなたの体験や経験、見聞を元に話す内容を200字以内で書きなさい」という内容ですので、1段落目を「私はかつて」から始めて体験を書く、残りの3行目あたりのところで段落を変えて、「このように」から初めて、超簡単に意見を書く、という形だけを繰り返し練習しました。, ですから、原稿用紙の使い方、漢字の書き間違え、複文ではなく単文中心で書く、などの減点をへらすことに注力し、意見の内容については反社会的な内容でなければよし、としました。, さらに、体験がしっかりかけるかどうかが大きなポイントですが、最近10年間で出されたテーマを見ると、「環境」「コミュニケーション」「言葉」に関するものが多いので、頻出のテーマについては使う体験話をあらかじめ3つほど用意して、考えずともかけるようにしていきました。, 結果、当初は「書けない!」「書き方わからないから捨てる」と言っていたのが、当日の試験前には4分ほどで10点中9点はもらえるね、という作文を書けるようになりました。, 普段の学校での取り組みから、自分は作文は苦手だと思っている人も、あるいは漢字だったり、意見を書くのが苦手だったりする人も、それでも都立高校入試の国語の200字作文は、ちょっとした工夫で10点中7点以上はすぐに取れるようになります。, 何と言っても書くのが苦手な人は「書き方」がわからない、何を書けばいいかわからない、というのが2つの大きなテーマです。, そこで、そのうちの1つ「書き方」については、考えることなく決めてしまうこと、が大事なポイントです。, その上で、とにかく体験談をテーマごとに用意していき、それをある程度覚えてしまう、作文を実際作るときに、体験談を改めて作るのではなくて、あらかじめ作ってある体験談を引っ張ってくる、という練習をしておくと、いよいよ本番は、何も考えずとも取り組める、ということになります。, 事例でも見ましたとおり、先生に個別に教えてもらえるならば短期間でもこのような対策が可能なところが多いです。, 一人一人の作文力の状況に合わせて都立高校入試の国語の200字作文は短期間でも指導をして行くことが可能ですので、最後の追い込み時には是非ともご相談して見てください。, 合格ママは子供をそっと見守ります。 勉強はプロ講師に任せて、子供と同じ目線で高校受験に立ち向かうのです。, 皆さんいかがでしたか?参考になりますね。直前でも大丈夫。焦らずに腰を据えて取り組むことが大事だと感じます。, 「やる気のない」中学生と親御さんの悩みを本気でサポート。現役の先生や合格者、親御さんが悩みに答えます。. ・短時間で

・短時間で

確実な得点源になるので、大切ですね。

1月19日に今年度の最後の模試が終わりましたね。 Powered by WordPress with Lightning Theme & VK All in One Expansion Unit by Vektor,Inc.

日々、練習し、添削してもらい、短時間で高得点を取れるようになりましょう。. すると、私の予想通りの素晴らしいことがわかったので、皆様と少しばかり共有したいと思います(大事なところは飯の種なので、明かせませんけどね笑)。, 何十年も都立入試の模試として存在してきたVとW。 すごく平易な表現で、間違いなく書くことが大切です。I like to play tennis.のレベルでいいのです。, これも冬休みの対策の結果、0点続出から6~12点は取れるようになりました。 都立高校入試の国語は、まず漢字の読み書きが毎年必ず出題されており、難易度はそこまで高くないため、基本的な漢字はしっかり覚えておきましょう。 文章問題もしっかりポイントをおさえて問題を解く練習をしていれば必ず点数に繋がるはずです。 それは大問4の論説文の内容次第ですね。

多くの高校推薦入試では作文が出題されます。しかし、作文が苦手な受験生はせっかくのチャンスを逃します。そんな受験生のために、字数の多い作文にどう対応すべきかをお伝えします。作文も事前対策 … ですから、その時代の食生活を理解するということは、その時代の文化や歴史を理解することに繋がるのではないかと思います。, これだけでも、少しはそれっぽい作文になったのではないでしょうか。 高校入試の国語は時間制限が厳しい. 塾講師、家庭教師として中学生に正しい勉強法を教えることで成績アップに導いています。, 実際、国語の点数は簡単には上がりません。私自身も教えていますが「素質によるところが大きい」と感じます。, 国語は大きく点数を上げることは難しいですが、10~20点くらいなら点数を上げることが可能です。しかし、点数を上げるためには国語の高校入試の形式を押さえたうえで、効率的に対策をしていく必要があります。, をお教えします。この記事を読むことで、受験に向けて何を勉強すれば良いのか分かりますよ!勉強法に悩んでいる方はぜひ読んでみて下さいね。, 漢字熟語問題は大体入試では10点程度を占めます。割合は低いものの意外と間違える子が多いので、漢字をがっちりと勉強するのが得点アップのポイントです。, 文法問題は出題されないか、出ても5点分くらいです。割合が低いですが、5点でも絶対に取りに行くのが国語では大切。志望校で文法問題が出ると分かっているときは対策をしましょう。, もちろん1番大切なのですが、長文読解は簡単には点数は上がりません。問題を解くだけ点数が上がっていくというわけでもありません。だから国語の勉強は難しいのです。, ということです。例えば東京都立高校の国語では50分で漢字、小説文、論説文、古典を200字の作文を含めて解かなければいけません。どの長文もボリュームがあり、平均的な学力の子では解き終わりません。, そのため、かなりのスピードで文を読み、悩まずに選択肢を選べるようにならなければいけません。, 高校受験の国語で高得点を取るためには、常に時間を意識して勉強を続けなければいけません。, 漢字の勉強法は、漢字の問題集を買ってやるだけです。1回では覚えきれるわけがないので、必ず何度も繰り返し解くようにしましょう。, 漢字の勉強は単調でつまらないですが、漢字では必ず満点を取れるように力を入れて勉強をしましょう。手を抜く子が多いですが、国語では漢字が1番大切と言っても過言ではありません。, 漢字は勉強すれば必ず正解できるようになりますが、みんな意外と間違えています。大体4~6点くらいは漢字で失点していますね。, 漢字の失点を押さえるだけで簡単に点数は上がります。毎日少しづつで良いので漢字の勉強をしましょう。, 出題される場合は、正解できる自信がつくまでじっくりと文法の問題集を解きましょう。漢字と同様に勉強すれば取れる文法問題を確実に正解することが大切です。, しかし、ただ解くだけではなかなか点数は上がらないのでお教えするポイントを意識しながら解いてみてください。, 長文読解を解くときは必ず時間を計って、制限時間内に終わるように解きましょう。制限時間は問題集に書かれていると思います。, 国語は時間制限が厳しく、ゆっくり解けても意味がありません。妥協しつつ素早く解く力をつけるために必ず時間制限をつけて解きましょう。, 長文読解では選択肢問題がたくさん出てきますが、選択肢を選ぶときは必ず理由をつけるようにしましょう。, 国語では「何となくこれかなぁ」と感覚で選択肢を選んでしまう子が多いですが、それはやめて下さい。何となくで選択肢を選んでいると正解でも、不正解でも成長しないからです。, 自分なりに理由をつけて選択肢を選べば、間違えても解説を読んだ時に「ここの考え方が違ったのか」と学ぶことができます。, 国語の読解力はすぐには身につかないため、できるだけ早く対策を始めるようにしてください。苦手意識があるのなら中3になる前、1,2年生から始めることをお勧めします。, 読解力をつけるためにはひたすら解くしかありません。国語は中1からでも解けるので早めに少しづつ対策をしていきましょう!, 国語の記述問題、特に作文の問題はできれば人に見てもらいましょう。塾の先生にお願いしたり、ご両親が見ても構いません。, 記述問題を自己採点することは不可能です。せっかく解いた問題はできれば採点して次に生かしたいので、ご両親でも良いので解答・解説を読みながら採点してあげてください。, 受験が近づくと志望校の過去問を解き始めます。過去問演習はこれまでつけてきた各分野の力を試す演習です。真剣に取り組みましょう!, 過去問は制限時間が決まってますからその時間内で解ききるように緊張感を持って臨みましょう。, これまでは1題解いて終わりでしたが、過去問演習では3題の長文を1つの制限時間で解くため時間配分が非常に重要です。, ただ前から解くのではなく、どの問題にどれだけ時間をかけるのかを考えながら解くようにしましょう。, なかなか大変な教科ですが、高校受験に向けて今何をすればいいのか分かってもらえましたか?, 高校受験勉強は大変ですから、できるだけ効率の良い方法で取り組みましょう。このブログでは他にも高校受験勉強についての勉強法を解説しているのでぜひ見てみて下さいね!, アザラシ塾は家庭教師の管理人がたどり着いた本当に結果が出る定期テスト対策や高校受験対策を伝えるブログです。このブログを見た1人でも多くのお子様の成績を上げることを目指しています。, 受験で志望校に合格するためには、お子様とご両親が正しい考え方で長期的な戦略を立てること、そして入試で1点でも多く点数を取るためのテクニックを身につけることが大切です。, 対策講座でお教えする全ての内容は今のままでは届かないワンランク上の志望校への合格を後押しするでしょう。, 私の生徒は全然終わらないのですが、みんな解けているんですかね。。。?共通問題にしては詰め込み過ぎじゃないかと思います。, ちなみに私が中学生の時は1年生の頃から国語だけ特別に勉強をしていました。それでようやくそこそこの点数を取れるようになったので、やっぱり国語の勉強は難しいと思います。, 中学時代は週7回の部活をこなしながら、定期テストでは480点以上で学年1位。模試でも全国1位を取り、最難関校に合格。