・最適化メディアを使えばいちおう救済できるが、画質は低下する, DaVinci Resolve本来のユーザーである映像のプロだと、今回のようなパソコン操作解説を手がけることはあまりないと思いますが、だんだんDaVinci Resolveの認知度も上がってエンドユーザーの裾野が広がってくると、私と同様のトラブルに遭うケースも出てくるでしょう。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, DaVinci Resolveに魅せられてしまった動画初心者です。プロユーザーの多いDaVinci Resolveの情報は高度すぎて判らないことが多いので、このサイトでは自分で体験した結果をなるべく判りやすく初心者向けにまとめていこうと思っています。. 普通ならサムネイル画像に撮影した映像が見えるはずのファイルがそろってオフライン状態を示すマークのままです。 「いや、おかしいでしょ。DaVinci ResolveはMacにも入っているし」 と、ぶち切れながらまず試したのが、ネットで調べること。 DaVinci Resolveのメディアオフラインの直し方と原因を解説しています。突然クリップが表示されなくなって困りますよね。編集の終盤で発生すると嫌になりますが、さくっと直せます!参考に … それによると、これはDaVinci Resolveがドロップフレーム処理された動画に対応していないからだそうです。, ドロップフレームとは、画面に変化がなく同じ映像が続いているとき、フレームを省略する処理です。つまり、本来あるべきフレームがコマ落ちしている状態を意図的に作っているわけです。, 操作解説動画は画面が動いていないシーンも多く、ナレーションだけが収録されていることもあります。このような場面でファイルの容量を抑えるためにドロップフレーム処理が行われるようです。, Windows上の動画再生ソフトはこのドロップフレームに対応しているため、問題なく表示できるのですが、ドロップフレーム処理に対応していないDaVinci Resolveはこれを厳格にコマ落ちとして処理するのでメディアオフラインの警告が出てしまいます。, 私の場合、操作解説のキャプチャにOBS Studioというソフトを使っていましたが、このソフトがドロップフレーム処理の原因だったようです。, OBS Studioは本来動画キャプチャ用ではなく、ライブ配信用のソフトです。ストリーミング処理の負荷を抑えるために、ドロップフレーム処理を行っていると思われます。, そこで、収録用のソフトをBandiCamに変えてみたところ、DaVinci Resolveでのメディアオフラインは発生しなくなりました。, 私のケースと同様のメディアオフラインが発生した場合、まずはキャプチャ用ソフトを変えてみることをお薦めします。, ただしBandiCamでの動画キャプチャはフレームレートが24fps固定で変更できないので注意が必要です。, ドロップフレームが発生しないWindows用デスクトップ動画キャプチャソフト - Bandicam, とはいえ、すでに収録してしまった素材を捨ててもういちど撮り直すのはたいへんです。私の場合も、なんとか救済できる方法がないかを試してみました。, ひとつの方法としては、ドロップフレームに対応した動画編集ソフトを使うということですが、新しいソフトを探して使い方を覚えるのもたいへんなのでDaVinci Resloveでやってみます。, DaVinci Resolveでは編集作業を効率よく軽快に行うために、最適化メディアを作成するという機能があります。, 最適化メディアを作成するには、メディアを読み込んだ直後にメディアプール画面上で素材を右クリックして[最適化メディアを作成...]コマンドを実行します。, 最適化メディアの作成は、メディアを読み込んだ直後、エディットページでの編集作業を始める前にやっておいてください。, それでも編集が終わったタイムラインをそのままデリバーで出力すると、結局メディアオフラインの警告が入った動画が出力されてしまいます。, これを防ぐには、レンダリング出力の詳細設定で[最適化メディアを使用]という項目にチェックしておきます。, これで、ドロップフレーム部分を埋めた最適化メディアを使ってレンダリングされるので、出力結果の方でもメディアオフライン警告はなくなります。, 最適化メディアは、本来画質を多少犠牲にした軽いファイルを作って編集作業の負荷を減らすためのものです。それをそのままレンダリングに使うので当然画質は落ちます。, ただし、操作画面の解説やチュートリアル動画はそもそもそれほど画質を必要としませんから、実用上の問題はありません。, それでも本来は、ドロップフレーム処理をしない動画キャプチャソフトを使って素材を作成するべきです。, 以上、画面キャプチャ動画素材の編集という、DaVinci Resolveでは本来あまりやりそうにないレアケースでのトラブルについて紹介しました。, ・クリップ内に発生するメディアオフラインはドロップフレームが原因 ・ドロップフレーム解消には、動画キャプチャソフトを替えるのが理想 久しぶりに「DaVinci Resolve 16」のテスト用のプログラムを起動してみると、「メディアオフライン」という文字が出ていました。この状態になると、音も映像もすべて再生されなくなってしまうようです。メディアオフラインの原因メディアオ ところが、これとは関係なくファイルの所在に関係なくひとつのクリップの途中にメディアオフラインと表示されることがあります。, 今回私が経験したトラブルを紹介する前に、本来のメディアオフラインについておさらいしておきましょう。, メディアオフラインとは、編集中のタイムラインと素材画像の関連が切れている状態です。 DaVinci ResolveやPremiere Proといった編集アプリの多くは編集中のプロジェクトのクリップやBGM素材が見つからなかった時に「メディアオフライン(Media Offline)」として表示されることがほとんどです。 DaVinci ResolveやPremiere Proといった編集アプリの多くは編集中のプロジェクトのクリップやBGM素材が見つからなかった時に「メディアオフライン(Media Offline)」として表示されることがほとんどです。, この際に編集アプリが用意するツールを使用して各メディアを再リンク行うことが出来ます。Premiere Proに関しては「映像素材がオフラインになっても大丈夫!フッテージを再リンクする際に覚えておくべき6つのこと」で紹介しましたが、今回はBlackmagic Design DaVinci Resolveでの操作方法を紹介したいと思います。, DaVinci Resolveではクリップや音声素材などといったメディアファイルを確認できないとプロジェクトウィンドウ、タイムライン、プログラムウィンドウなどが全て赤い「メディアオフライン」と表示されるようになります。, 全て真っ赤になるので少し焦ってしまいますが、下の手順に沿って進めるとメディアの再リンクを行うことが出来ます。, メディアプールまたはプロジェクトウィンドウにある素材を選択して、右クリック「選択したクリップを再リンク」をクリックします。, 「ソースフォルダーを選択」のウィンドウが現れるので、素材が格納されているフォルダーを選択して「OK」をクリックします。, 素材の量によっては時間がかかる場合があるものの、正しいフォルダーを選択すれば素材が再リンクするようになります。, こちらは一番メジャーな場合ですが、HDD名の横にある三角アイコンをクリックしてもフォルダーを参照できない場合があります。その場合は下の方法に移りましょう。, Premiere Proではアプリ起動中にHDDを接続した場合、アプリ側でも接続されたHDDを認識してくれるのですが、DaVinci Resolveでは下のようにFinderで表示されていてもアプリ側では認識してくれません。, そのため、上の方法のような再リンクを行うことが出来ないので、一度アプリを終了し外付けHDDなどを接続した後でDaVinci Resolveを起動すると自動で再リンクするようになります。, Premiere Proを使い慣れている方からすれば少々面倒な仕様ではありますが、HDDを接続しても該当のフォルダを表示できない場合はDaVinci Resolve側でHDDが認識されていない疑いが高いので、アプリを再起動させると良いでしょう。, 映像編集を行う際にクリップやBGM、モーショングラフィックスなどの素材が色々なロケーションに保存されていると、メディアオフラインになりやすくなるので、一つのプロジェクトフォルダーにまとめておく事が望ましいです。, クリップBGMやサウンドエフェクト、プロジェクトファイルごとにフォルダーを作成し、一つのプロジェクトフォルダーに格納します。, こうする事でバックアップも非常に簡単になる上に、メディアオフラインになってもファイルを検索しやすくなるのでオススメです。, 筆者的に素材を格納している外付けHDDの接続が切れた場合や、接続し忘れた場合はDavinci Resolveの再起動を行うのが一番手っ取り早いと感じました。しかしバックアップHDDや別のフォルダから素材を読み込む際は右クリックの「選択したクリップを再リンク」での操作が必要になってくるので、覚えておくと良いでしょう!, こちらの記事はクリエイティブ・コモンズ 4.0 CC-BYライセンスの元公開されています。詳細, キュリオシーンではより多くの方に映像制作のチュートリアルを届けたいと思い、無料で提供しています。, もし記事が役に立ったり、コンテンツに価値を感じていただければ、たったコーヒー1杯分の支援でも大きな励みになるので、ご支援いただけると嬉しいです!, サイトのコンテンツを楽しんでいただけましたか?キュリオシーンに投げ銭したい!という方は下のボタンからサポート出来ます。, Curiosceneは映像制作に興味を持つ多くの方々にぜひ利用して頂きたいと考えており、クリエイティブ・コモンズライセンス(CC-BY 4.0)のもと個人の利用はもちろんのこと、商用利用もこちらのページに記載されてあるポリシーを守って頂ければ自由に利用することが出来ます。 DaVinci Resolve でプロジェクトファイルを読み込んだら、「メディアオフライン⚠」というメッセージが出て、素材のリンクが切れて表示されていない!というトラブル。このときの対処法について、シェアしたいと思います! この記事を読まれているということは、おそらくDaVinci Resolveのプロジェクトを開いたら、「メディアオフライン⚠」と表示され、解決方法を探されていると思います。, ちなみに、画面は以下のような状態。本来は、白線の囲み部分に素材が表示されるはずなのですが・・・。, 私は普段、他の動画編集ソフトを使っているのですが、カラーグレーディングを学びたくてDaVinci Resolveを使い始めました。操作方法は、ソフトによって違うので、最初は戸惑いますよねー。他のソフトでも、同様の事が起きます。, そこで、素材置場である「メディアプール」の中のメニュー探してみたところ、解決方法がわかりました!おそらく、本記事の手順で行っていただくと、素材が読み込まれないトラブルは解決できるはずですので、私の行った対処法をシェアしたいと思います。サクッと解決できますので、以下ご覧くださいね(^^), 結論を先に言いますと、素材の置き場所を指定してあげると、メディアが読み込まれるようになります。, まず始めに、確認です!画面の左上のメディアプール(Master)には、Aフォルダ or Bファイル どちらの表示がされていますか?, A:ファイルが置かれている、上位階層のフォルダが表示されている状態。B:ファイルが置かれている場所が表示されている状態。もし、Aの様に表示されていたら、フォルダをクリックして、該当ファイルのある場所を開きます。, 私の場合で説明しますと、データは「Video」というフォルダの中に入っているので、「Video」というフォルダをクリックしました。, ファイルを選択したら、右ボタンをクリックします。すると、以下のようなメニューが表示されるので、一番下の「選択したクリップを再リンク」をクリックします。, 再リンクが成功すると、以下の様に、素材が読み込まれて表示されるようになります(^^), 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, ▶動画編集、HP制作、Webリサーチ業務のお仕事、承ります。お問い合わせより、ご連絡お願いします。, Premiere Proなど作成した動画ファイル、どの様に管理してますか?フォルダ構成なども、どうするのがベストなのか迷いますよね。 私も、これまで色々ためしましたが、「時短」と「リスク管理」を踏まえ、作業プロセスに沿ったシンプルな管理法に落ち着きましたので、その方法についてご紹介します。, Premiere proでアスペクト比の異なる素材を利用したときに起こったレンダリングエラー。解決するための最終手段の方法をシェアする記事です。 私は、Premiere pro内で解決できなかったので、他の動画編集ソフトを使い、エラー部分の動画のサイズ変換を行いました。 その詳細についてのまとめています。, YouTubeを始めるのに、編集ソフトはどれを選んだらよいのか、迷いますよね。 やはり初心者の方には、比較的かんたんに操作できるソフトをご紹介します。また、お試しができるソフトは、使ってみるのが一番です。お試しに関する情報も交えながら、オススメの編集ソフトをご提案する記事になります。, Premiere Proでプロジェクトを読み込んだときに、「メディアをリンク」という小ウィンドウが表示された時の対処方法について、解決方法を分かりやすく説明します。 原因は、プロジェクト作成後、メディア(素材)を別の場所に移動した場合に、表示されるメッセージです。ですから、データを元の場所に戻すか、再リンクすれば解決できます。, エンタメ系動画の感情表現に最適なキラキラマークやハートマーク、ビックリマークなどのかわいい動画素材を、MotionElementsにて販売しています。 Adobe premiere pro 専用で、モーショングラフィックスの読み込みで使える素材です。 色や線幅などもカスタマイズできるように作っていて、その変更方法も本記事で説明しています。, DaVinci Resolveは、無料の動画編集ソフトなので、ダウンロードして使ってみよう・・・と思われた方も多いのではないでしょうか? でも、ダウンロードしたものの、メニューが英語で表示されて、戸惑っている。そんな方に向けて、言語を英語から日本語にする方法を丁寧に解説した記事ですので、ご参考にしてください!, おそらくDaVinci Resolveのプロジェクトを開いたら、「メディアオフライン⚠」と表示され、解決方法を探されている, ディアプール(Master)には、Aフォルダ or Bファイル どちらの表示がされていますか?, Aの様に表示されていたら、フォルダをクリックして、該当ファイルのある場所を開きます。. 詳しくはこちら, 小学生から映像制作に興味を持ち、15歳の頃に部活のメンバーと自主映画を制作。後にフィリピン、セブ島に移って現地や海外の企業向けにTVCM、VPといったコマーシャル制作を提供。主に撮影や編集を得意としているほか、ディレクターやプロデューサーなども出来ます。, Curioscene(キュリオシーン)とは映画、コマーシャル、ドキュメンタリー、イベントなど映像制作に関わるハックやチュートリアルを紹介しているマガジンサイトです。, [DaVinci Resolve] メディアオフラインの再リンクとリンクできない時の対処法, 映像素材がオフラインになっても大丈夫!フッテージを再リンクする際に覚えておくべき6つのこと, iPadで編集してみよう!LumaFusionで新規プロジェクトの作成と素材を読み込む方法, お馴染みのトランジション、ディゾルブはどのような使い方があるの?歴史や使い方を見てみよう, [DaVinci Resolve] クリップやBGMなどの映像素材を読み込んで編集をスタートさせよう!, [Final Cut Pro X] 色補正をまとめて適用!調整レイヤーの追加とMotionで自作する方法, 映像編集アプリはPremiere Pro、Final Cut Pro XとDaVinci Resolveどれを選べば良いの?メリットとデメリットを見てみよう, iMovieからFinal Cut Pro Xに移行して細かな編集を行う!プロジェクトの移行方法とは?, [After Effects] 地名や商品名などに使用できるテキストアニメーションを作ってみよう!, iPhoneやiPad向けのLumaFusionとLumaFXの違いってなんだろう?使い方もご紹介!, Jailbreakなしで出来る!Apple Watchにカスタム文字盤を追加する方法, [Premiere Pro] バックアップやプロジェクトを渡す時に便利!プロジェクトマネージャーの使い方, Adobe Premiere Rushってどんなアプリ?使い方とPremiere Proと比べた印象. DaVinci Resolveで、素材の名前を書き換えたりいどうしたりすると起きるメディアオフライン。起きてしまった場合の対処法をまとめました。 私の場合、DaVinci Resolveの解説用にキャプチャした動画で経験しました。, キャプチャした動画をWindowsパソコン上で再生しているときは何も問題ないのですが、DaVinci Resolveに読み込むとところどころにメディアオフラインの警告が差し込まれています。, 調べてみると、この現象について紹介した動画がYouTubeにありました。 DaVinci Resolveで動画素材をタイムラインに配置したあと、素材ファイルを削除したり保存しているフォルダを移動すると、タイムライン上に「メディアオフライン」と表示されます。 タイムライン上にクリップを配置すると、そのファイルのパス(どのフォルダに保存されているか)やどこからどこまでを使うのか、といった情報がDaVinci Resolveのプロジェクトファイルに記録されます。, ところが、素材動画をほかのフォルダに移動したり、削除してしまうとプロジェクトファイルからはその素材が見えなくなるので、タイムライン上に警告を表示します。, ファイルの関連が切れている状態なので、新しい保存場所を教えてあげればメディアオフラインの警告は消えます。, このように、メディアオフラインは本来ファイル単位で発生するものですが、場合によっては、一本の素材動画の中で一部だけ、それもほんの一瞬メディアオフラインが発生することがあります。, この場合、もちろんファイルの保存先とは関係ないので、保存先を設定し直しても解決にはなりません。, このようなメディアオフラインが発生するのは、特殊な状況です。 パソコンの動画キャプチャ素材をダビンチリゾルブで編集する場合、クリップ内にメディアオフライン警告が現れることがある。原因はダビンチリゾルブがドロップフレームに対応していないことにあった。メディアオフラインを発生させない方法と、収録済み素材の応急処置を紹介。