別に特別なことではないと思いませんか? スタッフ同士で対応を決めておき、患者さんにもそれを伝えておくと良いでしょう。, また、そのような患者さんの言動の裏にはどのような心理が隠れているかも考えられると良いですね。, 私が普段患者さんとの関わりで意識している点をいくつか挙げました。 それらは上記のことを気をつけていれば、自然とついてくることかなぁと思っています☆, 患者さんには色んな人がいますので、一概にこうと決めつけることはできませんが、 看護師が生活療法の一環としてレクリエーショ ンを用いて,患者ケアに当たっていることは現 在も精神科の病棟において継続し見受けられる 光景であるのは事実である。そして生活を支援 する看護師が行うレクリエーションにおいて, PCN-Psychiatric Nursing- All Rights Reserved. 自分に合った病院を探しましょう♪, 大学病院の精神科で勤務した後、現在は単科の精神科で日々勉強しています。「精神科で学んだことは、仕事を辞めても一生役に立つよ」というドクターからの励ましを胸に、精神科での看護を楽しんでいます(^^) そのため、できるだけ自分のことは隠さずに話すようにしています。, 自分からはあまり話してくれない患者さんでも、 患者さんのことを知る手がかりを掴むこともできます。, とは言え、興奮状態の時は、必要以上に関わることは刺激になってしまうし、 看護師が不快な感情 を表出することは, 患者・家族への援助サービスの質 を左右する大きな要素となりうる1)とされ, 看護師は その職業にふさわしい適切な感情が規定されている感 情規則2)を遵守しながら患者・家族との対人関係を維 持している. 「私はこんな風に感じました」と自分の感情を率直に述べてみたり、 「笑顔で話す」「目線を合わせること」「間を大切にする」など色々あると思いますが、 どんな仕事をされてきたのか、など。, 話の内容や、その話をする時の表情や態度などから、 「新卒で精神科はダメだよ、何も身につかないよ!」と先生に口酸っぱく言われることでしょう。最初から精神科に全く興味のない人も多いですよね。, 実際、新卒で就職する人が少なく、殆どの方が一般科を経験してから転職してきます。そこで、今回は精神科への就職を考えている方に情報を提供していきます。, 精神科に特化した専門性の高い病棟で働いているので、ハッキリ言って精神科にはかなり詳しいです。, 就職を悩んでいる方は、この記事を読むことで精神科の魅力に気づくはずです。難しい言葉は使わず、分かりやすく書きましたのでぜひ参考にしてください。, ちなみに、新卒で精神科看護師になることについて悩んでいる方は新卒看護師が精神科に就職することは正解なのか?【限られた人だけです】をお読みください。沢山悩みぬいたKAIが一つの答えを出しています。参考にしてください。, 精神疾患、依存症、睡眠障害、不安障害、認知症など、精神に関連した疾患を扱う科になります。, 統合失調症、うつ病、双極性感情障害、PTSD、アルコール依存など一度は耳にしたことがあると思います。, つまり、体の病気に起因しない疾患を扱うことになります。よく神経内科と間違われることがありますが、神経内科はてんかん、パーキンソン、高次機能障害などの治療がメインです。, 精神科には急性期病棟と、慢性期病棟があります。ワークライフバランスを重視するなら慢性期。バリバリ勉強したいなら急性期にしましょう。, このような方々は早急に治療をする必要があります。救急車で来る方も多数いるため急性期と呼ばれています。お薬と安全な環境を提供し、休んでいただくことが治療となります。, 急性期の精神科は、ザ・精神科!といったところでしょうか。精神科を学ぶのにこれほどうってつけな場所はないでしょう。, 興奮や自傷行為はみられないが、症状により日常生活が困難となっている状態のことです。, ・統合失調症が進行し、自閉的となり人とのコミュニケーションが取れなくなってしまった方。, このような方々は治療を要しますが、生活のために支援を必要とします。そのため慢性期と呼ばれています。, 精神症状が比較的落ち着いているため、不穏な状態になることは少なく穏やかな時間が過ぎます。ワークライフバランスを重視する場合にはうってつけです、残業はほぼありません。, 患者さんの心理的ケアは精神科看護師の最も必要とされるところです。例えば、最も有名なコミュニケーションスキルである傾聴といっても、, 様々な注意点があります。精神的に混乱している患者さんの気持ちを言語化し、感情表出を促すのは重要な心理的ケアです。, もちろん認知のゆがみを指摘し、適切な対処行動をとれるように促していくのも看護師の役割です。自己、自我、人格、発達課題、家族機能…。, 患者さんは症状の影響を受けて日常生活ができないので、セルフケアの支援がメインになります。, 例えば、うつ病の方は症状が重いと、「汚いのでお風呂に入れないんです。みんなに迷惑をかけてしまう」と訴えます。, いやいや、汚いからお風呂に入ったほうがいいんじゃないか?と考えますよね。そこです。, つまり、症状に左右されることで、日常生活を行うための正常な思考ができなくなってしまうのです。, 看護師はここに介入して清拭、入浴介助を行います。ご飯が食べられない人がいたり、認知症の方の急変もありますので、点滴や採血、吸引、酸素療法は日常茶飯事です。, 手技が学べないと思われがちですが、むしろガンガン実施するので大学病院より身に付きます。, 精神科は薬物療法がメインになります。しかし、薬の種類は数多く、向精神薬、抗精神病薬、抗うつ薬、気分安定薬…上げていくとキリがありません。, その中から、本人に会った薬物を探すことになります。精神科薬は副作用が多いので、効果と副作用の間を見極めることが重要です。本人の訴えをよく聞き、症状を観察する必要があります。, 医師よりも看護師のほうが日常に寄り添って観察をしていますから、患者さんにあった薬物を探すのは看護師の役割であるといえます。意見がすごく通りやすいですよ。, 患者さんは症状に左右されているため、コミュニケーションがスムーズに取れない方がほとんどです。看護師はその中でコミュニケーションスキルを用いて信頼関係を築き、治療を円滑に進めるサポートをします。, 特に、最近話題の発達障害の方など特徴的なコミュニケーションをする方には、看護師のコミュニケーションスキルの見せどころです。, 患者さんが入院するたびに新たな出会いが生まれます。信頼関係を作り、治療を円滑に進めるかはあなた次第。, KAIが実際に使用している心理の技術については看護師のコミュニケーションスキルを向上させる方法【思考を誘導する技術】をご覧ください。, 患者さんによっては大声で怒鳴ったり、人格を否定する言葉を言ったり、時には暴力が生じるときもあります。, しかし、感情をコントロールをして冷静に対処しなければなりません。経験を積むことで、自分の性格の傾向をしり、メンタル管理ができるようになります。, 実は元々メンタルの弱かったKAIも働くようになってから、メンタルが鬼のように強くなりました。, 今では怒鳴られても、なじられても何も感じません。普通の人にイライラすることがほとんどなくなるので、ほぼ仏様に近い状態です。感情を揺さぶれるもんならやってみろって感じです。, メンタルに問題を抱えた方の治療をするわけですから、医療者側は非常にメンタルが落ち着いています。, 新人に嫌味を言ってくるお局看護師、看護師を見下す医者、こういった人が本当に少ないです。, 他の科で働いたことはありませんが、Twitterを見ていると、新人がいびられている姿がすごく想像できます。精神科は新人をいじめるとか本当にありません。, 患者が不穏な時には、チームで対応するので、常にみんなで協力しようという雰囲気があります。働きやすい環境なのは間違いありません。, 精神科は身体科に比べて処置が少ないので、時間内にほとんど終わります。KAIが働いているのは救急病棟なので、救急が来た場合は残業することもありますが、それでも週に1回程度です。, 例えば、精神症状が激しいと暴言や暴力を受ける機会があります。適切な対処が求められますが、慣れるまではなかなかキツイです。, また、尿や便が垂れ流しだったり、風呂に何か月も入っていない方もいるので、セルフケアの援助自体がかなりきついという事もあります。, 精神科特有ですが、いわゆる暴力的な患者さんもいます。対応は基本的に男性が複数でしますが、それでも緊迫した空気になることもあります。安全管理は精神科看護師に求められる能力の一つですが、苦手な人は対応は難しいです。, 精神科は男性が多いですが、それでもまだまだ女性の多い職場です。KAIの職場でも男性は3割程度で、まだまだ女性の多い領域であることは間違いありませんね。, 精神科は入院期間が1か月以上かかるなど、他の科に比べて入院期間が長いという特徴があります。精神科では疲弊した精神をしっかり休ませ、ゆっくり治療していきます。看護師と患者さんの関係性がそのまま治療につながります。, そのため、ガンガン入退院を促進する忙しい場所より、じっくり患者さんと向き合いたいという人の方が向いています。, 精神科はコミュニケーションスキルだけでなく、観察力が求められます。普段の様子を知り、「あれ、今日はなにか雰囲気が違うな…。話を聞いてみよう」と気付けるかが大事です。, 例えば、前日まで他の患者さんと楽しそうに話していたのに、翌日に急に怒りっぽくなったり興奮することもあります。, 原因を探り対処法を考えるのが重要です。周りをよく見て観察する能力がある人は非常に向いていますね。, これはKAIが勝手に大歓迎しています。なぜなら精神科と内科疾患は密接に関連しているからです。, などが挙げられます。もちろん急変もよくありますよ。精神科に新卒で来ると曖昧な知識で対応しがちです。, 精神科看護師としては内科の経験がある人が来てくれるのはとても心強いのです。速攻で主任間違いなしです。, ここまでメリットとデメリットを書きましたが、KAIは非常にやりがいを感じる職場であると感じています。, 精神科は一般科のように答えがないため、とても悩みます。その分退院後の生活がうまくいくとすごく嬉しいんです。救急できて精神症状が激しかった方が、外来で笑顔で挨拶してくれるだけで泣けてきます…(笑), 患者だけでなく家族のフォローも重要です。本人だけでなく家族にも問題があるパターンが多いからです。家族全体の機能を見る必要があります。, 精神科はタダ薬を飲んで良くなって退院するだけではありません。その難しさが癖になり、やりがいをとても感じるのです。, 結論として、精神科はほとんどの人にお勧めです。急性期と慢性期によって違いはありますが、コミュニケーションスキルが身に就くのは間違いありません。, また、身体科のように残業ばかりではなく定時に帰れるので、ワークライフバランスが充実します。周りのスタッフも穏やかで落ち着いた方が多く、働きやすいのは間違いないでしょう。, 給料について気になる方は「【看護学生必見】大卒精神科看護師の給料、年収、手取りを公開」をお読みください。, ゆっくり働きながら私生活も充実させたい。そういった方はぜひ、精神科への転職を考えてみてはいかがでしょうか。転職サイトを使ってみたいという方は看護師転職に強いサイト・転職エージェント4選【複数登録でOK】を読んで、転職活動を始めてみてください!.